エソテリック、電源部を強化したモノラルパワーアンプ「A-80」を発売
(株)ティアック エソテリック カンパニーは、モノラルパワーアンプ「A-80」を5月下旬より発売する。価格は840,000円(税込)。
本機は2003年に発売されたアンプ「A-70」(製品データベース)の設計思想を受け継いだモノラルパワーアンプだ。今年1月のCESにも試作機が出展されていた(関連ニュース)。
1kVAのトロイダルトランスを採用したメイントランスに、サブとしてRコアトランスを加えた2トランス構成を採用。電流供給能力を向上させたほか、出力が大きい際も回路の電源電圧の変動がない状態に保つことが可能だという。
また、電源部と電圧増幅段/コントロール回路部を9mm厚銅板でセパレート。整流時の電流ノイズが回路に混入することを防ぎ、S/N比を向上させた。
電流増幅段は2段ダーリントン構成を採用。出力段を3パラレルプッシュプル方式とし、スピーカーの制動力を高めた。
電圧増幅段は、初段のカスケード接続された差動増幅回路、2段目のダーリントン接続されたエミッタ接地増幅回路共に充分なアイドリング電流を流し、高速広帯域な設計とした。全段上下対称型プッシュプル動作とすることで、綺麗なクリップ特性を有し、安定して電流増幅段をドライブすることが可能だという。
RCA入力端子とスピーカーターミナルにはWBT社製のnextgen:WBT-0710Cuを採用し、高い導電性能を実現。そのほかにも金属皮膜抵抗、高周波低インピーダンスタイプの電解コンデンサー、トランジスターなど、細部の部品までこだわりを持ったつくりとなっている。
【問い合わせ先】
AVお客様相談室
TEL/0570-000-701(ナビダイヤル)
(Phile-web編集部)
本機は2003年に発売されたアンプ「A-70」(製品データベース)の設計思想を受け継いだモノラルパワーアンプだ。今年1月のCESにも試作機が出展されていた(関連ニュース)。
1kVAのトロイダルトランスを採用したメイントランスに、サブとしてRコアトランスを加えた2トランス構成を採用。電流供給能力を向上させたほか、出力が大きい際も回路の電源電圧の変動がない状態に保つことが可能だという。
また、電源部と電圧増幅段/コントロール回路部を9mm厚銅板でセパレート。整流時の電流ノイズが回路に混入することを防ぎ、S/N比を向上させた。
電流増幅段は2段ダーリントン構成を採用。出力段を3パラレルプッシュプル方式とし、スピーカーの制動力を高めた。
電圧増幅段は、初段のカスケード接続された差動増幅回路、2段目のダーリントン接続されたエミッタ接地増幅回路共に充分なアイドリング電流を流し、高速広帯域な設計とした。全段上下対称型プッシュプル動作とすることで、綺麗なクリップ特性を有し、安定して電流増幅段をドライブすることが可能だという。
RCA入力端子とスピーカーターミナルにはWBT社製のnextgen:WBT-0710Cuを採用し、高い導電性能を実現。そのほかにも金属皮膜抵抗、高周波低インピーダンスタイプの電解コンデンサー、トランジスターなど、細部の部品までこだわりを持ったつくりとなっている。
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(Phile-web編集部)
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