レコードクリーナーの新オプションや電源整合機・制震装置など注目機が続々

＜ハイエンド2009春＞「PROP」シリーズ未発表の新製品／完全オーダーメイドのダストカバーなど

公開日 2009/05/22 19:52 Phile-web編集部

■ボルトアンペア
オーディオや楽器などの電源やケーブルを取り扱うボルトアンペアでは、電源整合器「GPC-T」を展示。ヘッドホンを使用しての体験デモなどを行っている。

GPC-T

デモ用のシステムでは、通常の商用電源からの給電と製品を使用した際の給電を瞬時に切り替えられるスイッチを用意。機器使用の有無による違いを体験できるようになっている。

電源切り替えスイッチ

試聴体験システム

同社では普段から「冷蔵庫などの家電製品のコンセントを全部抜き、オーディオ機器のみを電源に一度つないでみて欲しい」とユーザーへアドバイスをしているとのこと。そうして電源による音質の差を認識したユーザーが再び同社を訪ね、製品へ興味を持つようになっているという。その言葉通り、ブースに訪れた来場者は同社社員の話へ熱心に耳を傾けていた。

【問い合わせ先】
ボルトアンペア
Tel/03-3863-8599

■ネットスタッフ
Infra Acousticsブランドを取り扱うネットスタッフでは、アナログプレーヤ用除振装置“アナログベース”「AN-0604a」を出展。昨秋のハイエンドショウ2008での展示（関連ニュース）と同様に空気圧を利用する特別装置を用意し、同製品効果のオン/オフ時の違いが見られるようになっている。

AN-0604a

そして、製品の横にはパソコンのモニターを用意。発生しているノイズを波形で表示し、同製品の効果を視覚的に分かりやすい形で見ることができる。

効果オフ時のグラフ

効果オン時のグラフ。10Hz地点で特に大きな差が現れている

また、取材では同社は普段製品の貸し出しも行っており、「体験した頂いた方は、その後ほぼ100%ご購入頂いている」（同社説明員）という、製品の実力をうかがい知れるコメントを聞くこともできた。

【問い合わせ先】
ネットスタッフ
Tel/0426-32-7091

■ベルドリームサウンド
ベルドリームでは、アナログプレーヤーをダブルアーム化することのできるアルミベース2種類と、完全オーダーメイドで受注しているダストカバーの見本品を中心に展示している。