2009東京インターナショナルオーディオショウレポート

マッキントッシュ、創業60周年記念モデル「C22 MC75」を中心に最新モデルを試聴再生

公開日 2009/10/02 16:49 Phile-web編集部
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マッキントッシュ・ジャパンのブースメイン展示
マッキントッシュ・ジャパンは、米マッキントッシュ・ラボラトリー社の創業60周年記念モデルとなる真空管アンプシステム「C22 MC75」を出展。今年の新製品を一堂に集めてデモを行う。


創業60周年記念モデルの真空管プリアンプ「C22」

真空管モノパワーアンプ「MC75」
デモ展示の中心に置かれ注目を集めるのは、創業60周年を記念した“限定生産モデル”の真空管プリアンプ「C22」、真空管モノパワーアンプ「MC75」のセット。プリ×1、モノパワー×2のセットで8月下旬から販売されており、価格は税込168万円。日本国内は60セット完全限定販売となり、同社スタッフによれば「発売以来たいへん好評をいただいている。今回はなるべく多くの方に本機のサウンドを楽しんでもらえるよう出展した」という。マッキントッシュのファンならば、ぜひこの機会に試聴しておきたいモデルだ。

アナログプレーヤー「MT10」

そのほか、今年発売されたマッキントッシュの新製品も会場に集められている。


真空管モノラルパワーアンプ「MC2301」
「MC2301」は真空管モノラルパワーアンプ。KT88出力管を8本搭載し、定格出力300Wを実現。スピーカーコーン紙を対称にドライブするクアッド・バランス回路や、伝統のユニティ・カップル回路、クアッド・ディファレンシャル回路を搭載。新開発のマルチファイラー巻き出力トランスの採用などを特徴としている。価格は税込1,575,000円。


プリアンプ「C500」
「C500」はプリアンプ部とコントロール/電源部をセパレートした2シャーシ構成のデュアル・モノブロック・フルバランスプリアンプ。プリアンプ部はトランジスター/真空管のいずれかが選択でき、価格は税込1,575,000円。MM/MCフォノイコライザー回路も標準搭載する。


プリメインアンプ「MA6600」
「MA6600」は200W×2の定格出力を備えるトランジスター式プリメインアンプ。スピーカーからの逆起電流を吸収し、クリアで歯切れのよいサウンドを実現する「オートフォーマー」のほか、トーンコントロール回路などを搭載する。価格は税込714,000円。


SACD/CDプレーヤー「MCD500」
「MCD500」はハイパーストリーム方式のDAC「ES9008S」を搭載した2ch専用SACD/CDプレーヤー。価格は924,000円。DACを左右それぞれ4ch並列動作させ、忠実なDA変換と超低歪・低ノイズを実現している。192kHz/24bit入力対応のデジタル端子を搭載する。


電源コンディショニング・コントローラー「MPC1500」
「MPC1500」はトロイダルトランス型アイソレーショントランスによるAC100V商用電源コンディショニング・コントローラー。オーディオ機器をサージノイズなどから護る「Tours」の高速サージ保護回路を搭載。パワーオンディレイ回路を搭載し、突入電流によるブレーカーダウンも回避する構造も採用している。価格は税込693,000円。


Snellのスピーカー「Illusion A7」(写真右)と「Phantom B7」(写真左)
ブースでは同社が取り扱うSnell Acoustics社のスピーカーシステムも展示。メインのデモ用にはフロアスタンド型の「Illusion A7」(税込ペア・4,725,000円)や、参考出品モデルの「Phantom B7」を使って試聴再生を行っている。

Snell「D7」

Snell「LCR7XL」

Snell「K7」

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