ハイエンドショウ2009レポート
BLOSSOMのバランス駆動ヘッドホンアンプ/Infra AcousticsのハイCPアナログベース/fo.Q製品がズラリ
展示のみのサイレントブースは、派手な音出しはないものの各社からキラリと光る製品が多く出展されているのが魅力だ。本項ではセカンドスタッフ、ネットスタッフ、木曽興業のブースを紹介する。
■セカンドスタッフ − バランス駆動のヘッドホンアンプに注目
セカンドスタッフブースの注目製品は、自社ブランド“BLOSSOM”のヘッドホンアンプ「BLO-0299」(製品データベース)だ。今年7月に発売となったモデルで、シングルエンドタイプに加えてバランス駆動にも対応しているのが特徴で、パーツから内部回路までこだわりの高音質設計が施されている。
「HD650」などゼンハイザー製のヘッドホンで使用できる「BLO-0299」との接続に最適な交換用ケーブルをシングルエンド、バランス接続タイプでそれぞれ発売しているが、今後はフラグシップ「HD800」対応ケーブルも発売予定だという。また同社ではお手持ちのヘッドホンをバランス接続用にカスタマイズするサービスも行っているとのこと。
会場ではウルトラゾーン「Edition 8」やゼンハイザー「HD650」といったハイエンドヘッドホンで「BLO-0299」を試聴することができる(音元出版ブースのヘッドホンコーナーではHD800との組み合わせでも試聴可能)。
またオーディオアクセサリーブランド“GOURD"からはスピーカーケーブルの新製品2機種が登場。価格は未定。「2274」は、導体にOFC/AgA/PCOCC/OFCによる3.87sqmmの4層ハイブリット構造を採用したモデル。絶縁体にはPVC、シールドはアルミマイラーテープを使用している。
「6109」の導体は3芯2並行構造で、AgA(0.50sqmm)/銀メッキPCOCC/AgA(0.54sqmm)という構造になっている。絶縁体にはフッ素樹脂、シールドにはアルミマイラーテープを使用する。
さらにイタリアの音響パネルメーカーpatt社製品の取扱いを開始することも紹介。ブースには音響パネル「Topakustik」のプロトタイプが展示されているが、イタリア生まれらしく、従来の音響パネルのイメージを覆す洗練されたデザインが印象的だ。ヨーロッパでは既に多数のコンサートホールなどで採用されているのだという。日本では11月頃に販売を開始する予定。
■ネットスタッフ − ハイCPのアナログベース試作機が登場
Infra Acousticsブランドを取り扱うネットスタッフは、アナログベースの試作機を出展している。11月の発売を予定し、価格は126,000円(税込)。従来モデル「AN-0604a」と同様にフローティング構造を採用しているが、従来モデルでは20kg以上の重量を備えるプレーヤーを推奨していたが、新モデルでは15kg以上であれば音質効果が得られるようにした。
同社代表取締役の室井清氏の「削れるところは削って、より多くの方に手に入りやすい製品にした」という言葉通り、価格も12万と従来の25万の半分と手頃な価格設定になっている。素材をガラスから御影石に変更したほか、インシュレーターの素材も変更。また従来モデルでは可能だった高さ調整機能を省略するなどしコストパフォーマンスを高めている。
なお従来モデルはサイトでの直販のみだったが、本機は一般発売も行う予定だという。
■木曽興業 ー fo.Q製品を一斉展示
オーディオアクセサリーシリーズ「fo.Q」を展開する木曽興業は、チューニングシートからオーディオブロック、レコードスタピライザー、オーディオラック、スピーカー用ボードなど幅広いアクセサリー製品を展示している。
スピーカー用ボードは、既製品の「SB-2025」(¥29,400/税込・2枚1組)以外にも巨大なスピーカー用にカスタマイズされた特注品も展示。特注品ではサイズ以外にも塗装も対応できるという。
■セカンドスタッフ − バランス駆動のヘッドホンアンプに注目
セカンドスタッフブースの注目製品は、自社ブランド“BLOSSOM”のヘッドホンアンプ「BLO-0299」(製品データベース)だ。今年7月に発売となったモデルで、シングルエンドタイプに加えてバランス駆動にも対応しているのが特徴で、パーツから内部回路までこだわりの高音質設計が施されている。
「HD650」などゼンハイザー製のヘッドホンで使用できる「BLO-0299」との接続に最適な交換用ケーブルをシングルエンド、バランス接続タイプでそれぞれ発売しているが、今後はフラグシップ「HD800」対応ケーブルも発売予定だという。また同社ではお手持ちのヘッドホンをバランス接続用にカスタマイズするサービスも行っているとのこと。
会場ではウルトラゾーン「Edition 8」やゼンハイザー「HD650」といったハイエンドヘッドホンで「BLO-0299」を試聴することができる(音元出版ブースのヘッドホンコーナーではHD800との組み合わせでも試聴可能)。
またオーディオアクセサリーブランド“GOURD"からはスピーカーケーブルの新製品2機種が登場。価格は未定。「2274」は、導体にOFC/AgA/PCOCC/OFCによる3.87sqmmの4層ハイブリット構造を採用したモデル。絶縁体にはPVC、シールドはアルミマイラーテープを使用している。
「6109」の導体は3芯2並行構造で、AgA(0.50sqmm)/銀メッキPCOCC/AgA(0.54sqmm)という構造になっている。絶縁体にはフッ素樹脂、シールドにはアルミマイラーテープを使用する。
さらにイタリアの音響パネルメーカーpatt社製品の取扱いを開始することも紹介。ブースには音響パネル「Topakustik」のプロトタイプが展示されているが、イタリア生まれらしく、従来の音響パネルのイメージを覆す洗練されたデザインが印象的だ。ヨーロッパでは既に多数のコンサートホールなどで採用されているのだという。日本では11月頃に販売を開始する予定。
■ネットスタッフ − ハイCPのアナログベース試作機が登場
Infra Acousticsブランドを取り扱うネットスタッフは、アナログベースの試作機を出展している。11月の発売を予定し、価格は126,000円(税込)。従来モデル「AN-0604a」と同様にフローティング構造を採用しているが、従来モデルでは20kg以上の重量を備えるプレーヤーを推奨していたが、新モデルでは15kg以上であれば音質効果が得られるようにした。
同社代表取締役の室井清氏の「削れるところは削って、より多くの方に手に入りやすい製品にした」という言葉通り、価格も12万と従来の25万の半分と手頃な価格設定になっている。素材をガラスから御影石に変更したほか、インシュレーターの素材も変更。また従来モデルでは可能だった高さ調整機能を省略するなどしコストパフォーマンスを高めている。
なお従来モデルはサイトでの直販のみだったが、本機は一般発売も行う予定だという。
■木曽興業 ー fo.Q製品を一斉展示
オーディオアクセサリーシリーズ「fo.Q」を展開する木曽興業は、チューニングシートからオーディオブロック、レコードスタピライザー、オーディオラック、スピーカー用ボードなど幅広いアクセサリー製品を展示している。
スピーカー用ボードは、既製品の「SB-2025」(¥29,400/税込・2枚1組)以外にも巨大なスピーカー用にカスタマイズされた特注品も展示。特注品ではサイズ以外にも塗装も対応できるという。
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