AA137号掲載製品も多数登場
【ハイエンドショウ】ayon iPodデジタル対応CDプレーヤー/TIGLON マグネシウムオーディオラック/クライナ 豊富なアクセサリー群
本日21日から23日まで、東京・有楽町の交通会館12Fイベントホールを舞台に「ハイエンドショウトウキョウ2010スプリング」が開催されている。入場は無料。本項では「DTルーム」の出展をレポートしよう。
ワイエスティー
ワイエスティーのブースには、同社が取り扱うオーストリアのブランド“ayon(アイオン)”のCDプレーヤー「CD-07」が出展されている。本機は双3極真空管5687を2本使用した純A級出力のDAC内蔵CDプレーヤーだ。価格は税込で42万円。
CD再生部はメカ振動フリーの独立CDトランスポート機構を採用。トップローディング方式を採用しており、天面のアクリル素材を用いた蓋を開けてディスクをドライブにセットする。
本体背面にはiPod/iPhoneのデジタル接続に対応するドッキング端子を装備するほか、USB入力も備え、CD以外のデジタルオーディオソースを高音質に楽しめる仕様となっている。デジタル出力は同軸端子を1系統備える。アナログオーディオ出力はバランスとアンバランスが1系統ずつ。
DACはバーブラウン社「1896」を2基搭載。192kHz/24bitサンプリングに対応している。ダイナミックレンジは107dB以上。ホスピタルグレードの高品位MKPコンデンサやノイズレスリングコア電源トランスも搭載。本体はブラックのアルマイト処理されたアルミシャーシを採用し、贅沢な質感を持たせている。
TIGLON JAPAN
ティグロンでは、ケーブルの制振材やスピーカースタンドの支柱にマグネシウムを採用したアクセサリーを商品化している。今回のイベントにはマグネシウム採用のオーディオラック“MAGNESIA”TRMシリーズを出展した。
シリーズには2/3/4/5段、150/200/280/330mmの支柱サイズを揃え、購入時に組み合わせを選ぶことが可能だ。棚板のサイズや、支柱の長さについては注文時にカスタマイズの相談に応じることも可能だという。耐荷重は1段あたり100kg。
支柱は二重円筒形の複雑形状として、内部に超微粒砂を充填した構造を採用。無駄な共振や共鳴を排除しているという。棚板は機密性が高く、強度や耐水性にも優れている点からロシアンバーチが用いられている。天板の四辺はケーブルの引き回しが簡易に行えるよう、カットされた形状となっている。
ケーブルは同社の特許技術である「マグネシウムシールド」を採用したオーディオケーブル、電源ケーブル、スピーカーケーブルをラインナップ。特殊加工のマグネシウム箔を用いて、同社独自のノウハウによりシールド層を形成することで、外部ノイズを徹底排除する構造としている。
電源ケーブルについては、購入時にプラグを指定してカスタマイズすることも可能だという。また同社ではユーザーが現在使用しているケーブルにマグネシウムシールド加工を施すサービスも行っている。
KRYNA & PLUTON
クライナはPET素材を採用した吸音材「Watayuki(ワタユキ)」(¥3,150)と、今年の3月にラインナップを展開した大判サイズの「Dokayuki(ドカユキ)」(¥5,250)を出展している。
それぞれスピーカーの後ろに置くだけで、余分な反響音やぼやけた音を改善できる効果がもたらされるという。今回のイベントでは、実際に展示されている製品を手にとって、吸音効果が体験できるようになっている。外装ケースには再生紙を利用した紙箱を採用しており、音の伝達を極端に遮ることなく吸音効果を得られるよう工夫した。画鋲を使って壁に取付けることもでき、手軽に設置できる点もシリーズのメリット。外箱のカラーバリエーションはWatayukiが白の「雪」、グレーの「薄墨」、ピンクの「桜」、Dokayukiが白の「雪」、黄色の「なのはな」、橙色の「きんもくせい」と3種類が揃う。
5月から販売を開始した“Orquesta(オルケスタ)”シリーズのコンパクトな「スモールボード」も展示された。トップに銅板を配し、特殊接着剤とMDFボード、微粒砂を独自の“ミルフィーユ構造”に積層したことで、機器の振動を効率よく処理し、床からの振動もシャットアウトする。銅の採用については、磁場を打ち消す効果が高いことも理由の一つにあるという。同社ではブックシェルフに小型の「OR-3040」を、フロアスタンドに「OR-3345」をといったスピーカーベースとしての使い方もリコメンドしている。コンパクトサイズのコンポーネントの下に配置して、音質向上を図るアクセサリーとしても使い勝手が良さそうだ。
ワイエスティー
ワイエスティーのブースには、同社が取り扱うオーストリアのブランド“ayon(アイオン)”のCDプレーヤー「CD-07」が出展されている。本機は双3極真空管5687を2本使用した純A級出力のDAC内蔵CDプレーヤーだ。価格は税込で42万円。
CD再生部はメカ振動フリーの独立CDトランスポート機構を採用。トップローディング方式を採用しており、天面のアクリル素材を用いた蓋を開けてディスクをドライブにセットする。
本体背面にはiPod/iPhoneのデジタル接続に対応するドッキング端子を装備するほか、USB入力も備え、CD以外のデジタルオーディオソースを高音質に楽しめる仕様となっている。デジタル出力は同軸端子を1系統備える。アナログオーディオ出力はバランスとアンバランスが1系統ずつ。
DACはバーブラウン社「1896」を2基搭載。192kHz/24bitサンプリングに対応している。ダイナミックレンジは107dB以上。ホスピタルグレードの高品位MKPコンデンサやノイズレスリングコア電源トランスも搭載。本体はブラックのアルマイト処理されたアルミシャーシを採用し、贅沢な質感を持たせている。
TIGLON JAPAN
ティグロンでは、ケーブルの制振材やスピーカースタンドの支柱にマグネシウムを採用したアクセサリーを商品化している。今回のイベントにはマグネシウム採用のオーディオラック“MAGNESIA”TRMシリーズを出展した。
シリーズには2/3/4/5段、150/200/280/330mmの支柱サイズを揃え、購入時に組み合わせを選ぶことが可能だ。棚板のサイズや、支柱の長さについては注文時にカスタマイズの相談に応じることも可能だという。耐荷重は1段あたり100kg。
支柱は二重円筒形の複雑形状として、内部に超微粒砂を充填した構造を採用。無駄な共振や共鳴を排除しているという。棚板は機密性が高く、強度や耐水性にも優れている点からロシアンバーチが用いられている。天板の四辺はケーブルの引き回しが簡易に行えるよう、カットされた形状となっている。
ケーブルは同社の特許技術である「マグネシウムシールド」を採用したオーディオケーブル、電源ケーブル、スピーカーケーブルをラインナップ。特殊加工のマグネシウム箔を用いて、同社独自のノウハウによりシールド層を形成することで、外部ノイズを徹底排除する構造としている。
電源ケーブルについては、購入時にプラグを指定してカスタマイズすることも可能だという。また同社ではユーザーが現在使用しているケーブルにマグネシウムシールド加工を施すサービスも行っている。
KRYNA & PLUTON
クライナはPET素材を採用した吸音材「Watayuki(ワタユキ)」(¥3,150)と、今年の3月にラインナップを展開した大判サイズの「Dokayuki(ドカユキ)」(¥5,250)を出展している。
それぞれスピーカーの後ろに置くだけで、余分な反響音やぼやけた音を改善できる効果がもたらされるという。今回のイベントでは、実際に展示されている製品を手にとって、吸音効果が体験できるようになっている。外装ケースには再生紙を利用した紙箱を採用しており、音の伝達を極端に遮ることなく吸音効果を得られるよう工夫した。画鋲を使って壁に取付けることもでき、手軽に設置できる点もシリーズのメリット。外箱のカラーバリエーションはWatayukiが白の「雪」、グレーの「薄墨」、ピンクの「桜」、Dokayukiが白の「雪」、黄色の「なのはな」、橙色の「きんもくせい」と3種類が揃う。
5月から販売を開始した“Orquesta(オルケスタ)”シリーズのコンパクトな「スモールボード」も展示された。トップに銅板を配し、特殊接着剤とMDFボード、微粒砂を独自の“ミルフィーユ構造”に積層したことで、機器の振動を効率よく処理し、床からの振動もシャットアウトする。銅の採用については、磁場を打ち消す効果が高いことも理由の一つにあるという。同社ではブックシェルフに小型の「OR-3040」を、フロアスタンドに「OR-3345」をといったスピーカーベースとしての使い方もリコメンドしている。コンパクトサイズのコンポーネントの下に配置して、音質向上を図るアクセサリーとしても使い勝手が良さそうだ。