RS-N2の思想を受け継いだモデル

フォステクス、アルミ合金のHR振動板ウーファーとマグネシウムリッジドームトゥイーターを発売

公開日 2010/07/01 18:27 ファイル・ウェブ編集部
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フォステクス カンパニーは、ウーファーユニットとトゥイーターユニットの新モデル2機種を7月末より発売する。RS-N2から始まるスピーカー思想の音づくりを継承したモデルとなっている。


M100HR-W
10cm アルミニウム合金 HR振動板ウーファー
■M100HR-W ¥17,640(1台/税込)

アルミニウム合金をHR形状に成形した振動板を採用。分割共振による共振を分散し、フラットでワイドレンジな周波数レスポンスを実現しているという。また、HR振動板を保持しながら高ストローク時でも直線性が損なわれないように、コルゲーションダブルバンパーとしている。

さらにアップダウンロールタンジェンシャル形状によりエッジの固有共振を分散。加えて内部損失の大きい発泡ゴムエッジを採用し、特定の固有音を大幅に低減可能とのことだ。

磁気回路には直径10cmのフェライトマグネットを採用。磁気回路金属部品の表面処理はニッケルメッキを施している。アルミダイキャストフレームによって磁気回路をしっかり支え、不要振動をエンクロージャーに伝えることなく再生できるという。

インピーダンスは4Ω。最低共振周波数は72Hzで、再生周波数帯域はf0〜10kHz。出力音圧レベルは85.5dBとなる。バッフル穴寸法は10.2cmで、推奨クロスオーバー周波数は5kHz以下。


FT200D
純マグネシウムリッジドームトゥイーター
■FT200D ¥15,540(1台/税込)

純度99.9%マグネシウム振動板を採用。リッジドーム形状とすることで、共振を分散し、自然で響きの美しい高域再生が可能とのこと。磁気回路にはリング形状のネオジウム・マグネットを2個使用。小型ながら高磁力化を実現するという。マグネット外周部には放熱用アルミRINGヒートシンクを装備し、ボイスコイルの温度上昇による音質劣化を低減させ高許容入力化を実現している。また真鍮バックチャンバーは小型回路のバックキャビティを最適化。より低い周波数帯域での再生を可能にするという。

組み合わせるウーファーとの距離を近づけられるよう、小型アルミダイキャストフレームを採用している。

インピーダンスは8Ωで、再生周波数帯域は1kHz〜50kHz。出力音圧レベルは86.5dB。バッフル穴寸法は56mmで、推奨クロスオーバー周波数は1kHz以上となっている。

【問い合わせ先】
フォステクス カンパニー 
スピーカープロダクツグループ
TEL/042-546-6355

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