9月1日より発売

トライオード、プリアンプ「TRX-1」とパワーアンプ「TRX-P6L」を正式発表

公開日 2010/07/30 15:08 ファイル・ウェブ編集部
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(株)トライオードは、4バンドイコライザーを搭載するなどしたプリアンプ「TRX-1」と、「TRV-88SE」をベースにステレオ化したパワーアンプ「TRX-P6L」を正式発表。9月1日より発売する。

TRX-1 199,500円(税込)
TRX-P6L 199,500円(税込)

TRX-1

TRX-P6L

両機ともに同社が新たに展開する「TRX」シリーズの製品。5月に開催された「ハイエンドショウトウキョウ 2010 SPRING」にて参考出展されていたモデル(関連ニュース)が正式発表された格好だ。両製品とも基本カラーはダークチェリーだが、TRVシリーズとのマッチングを考えてダークレッドも選択できる。

「TRX-1」は、「TRV-4SE」のフォノイコライザーを外して4バンドイコライザーを搭載。これにより部屋の反響特性を自在に調整できるように配慮した。特に、夜間に不足しがちな低域特性を調整することにより小音量時の補正が可能になった。イコライザーの可変可能周波数は150、400、2k、10kHz±6dB。

また、新たにリモートコントロール機能も搭載。音量調整、入力切り換え、ミュート、4バンドイコライザーのON/OFFが行え、全面パネルにて左右のバランス調整ができる。

整流回路には、定評のあるウェスタンエレクトリック型番の直熱整流管274Bを採用。国産KOA高精度カーボン抵抗器やドイツ製ムンドルフコンデンサーも仕様している。

周波数特性は10Hzから100kHz(−1,−2dB)で、SN比が96dB、入力感度は250mV。入力端子(ライン)5系統、出力端子3系統を備えている。

「TRX-P6L」は、「TRV-88SE」をベースにステレオパワーアンプ化したモデル。回路形式は6L6GC AB級プッシュプル。3種類の出力管を差し替えて、それぞれの真空管の音質を楽しむことができる点が大きな特徴。

差し替え可能な真空管はKT88EL34で、自己バイアス回路を採用しており調整は不要。また、バイアス電流確認のために全面にメーターを装備している。

最大出力はUL接続時にAB級25W+25W(標準6L6GC使用時)。3極管接続時にも12W+12Wを出力する。そのほかNFBの調整もでき、音楽の特性に合わせて0/3/6dBに切り換えられる。

周波数特性は10Hzから100kHz(−1,−4dB)で、SN比が90dB、入力感度が600mV。入力端子はRCAを1系統装備している。

【問い合わせ先】
トライオード
TEL/048-940-3852

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