第一弾はプリアンプ「ALTAIR」とパワーアンプ「HERCULES」
ステラヴォックス、米constellation audioの取り扱い開始 − フラグシップ「Referenceシリーズ」を発売
■独自の「Constellation Link」も使用可能
「HERCULES」では、Nタイプのトランジスターのみを使ったシングルエンドアンプをふたつ組み合わせて使用。これによりプラス回路とマイナス回路の特性を一致させている。
なお、ふたつのシングルエンドアンプブリッジ接続されて全オーディオ信号を供給。ドライバー回路を完全なクラスAモードで動作させることも可能にしたという。
電源部には1,500ワットのトロイダルトランスを2個使用。低レベル回路の電源供給には、ノイズのない安定したDC電源を供給するためにアクティブ電圧制御を採用している。
インプット調整のためのラインステージゲインモジュールを装備。なお、「ALTAIR」と接続して使用する際には独自の「Constellation Link」を使用可能。インプットステージをバイパスして使うことができる。
シャーシの側面には丸い換気孔を多数設け、ヒートシンクとしての役割を担わせるデザインを採用。背面には液晶ディスプレイを装備し、アウトプットパワーや可動温度、使用時間やオーバーロード状況警告などを確認できる。なお、これらの上方はリモコン「PYXIS」と連携している。
端子類はXLRとRCAを各1系統に加え、「Constellation Link」用のXLR端子も装備している。
■詳細未定だがさらなる新製品の存在も明らかに
「ORION」と「SIRIUS」については現時点では詳細は明かされていないが、「ORION」はジョン・カール氏が設計を担当。
「SIRIUS」はVRDS-NEOを搭載した光学ドライブ部と、あらゆるデジタルファイルが入力可能だというDAC部、それに電源部を含めた3筐体構成を採用。対応ファイル形式などの詳細は今後検討していくという。
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