全世界台数限定モデルとして登場

【情報追加】オーディオテクニカ、素材に徹底してこだわった「創立50周年」記念ヘッドホン&ヘッドホンアンプを発売

公開日 2011/10/13 14:30 ファイル・ウェブ編集部
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(株)オーディオテクニカは、同社創立50周年を記念した新製品を11月18日より発売する。本稿ではヘッドホンとヘッドホンアンプについてお伝えしよう。

ダイナミック型ヘッドホン
■ATH-W3000ANV ¥OPEN(予想実売価格100,000円前後)
全世界2,000台限定モデル


ATH-W3000ANV

ATH-W3000ANV
越前漆仕上げを施した、北海道産アサダ桜の心材ハウジングを採用したダイナミック型ヘッドホン。ドライバーユニットはφ53mmで強磁力マグネットを使用、磁気回路にはパーメンジュールを採用した。スーパーハイクラスOFC-7Nボビン巻きボイスコイルを使用し、繊細な表現まで可能な再生力を実現したという。フレームには不要な微細振動を抑制する、軽量・高剛性のマグネシウム製素材を採用している。

ケーブルは左右両出しで、4芯の独立アース線構造とし、音質を高めている。プラグ部は木製φ6.3mm標準プラグで、創立50周年記念ロゴをあしらった。イヤーパッドはスペイン産ラムスキンで、肌触りがよく装着性も高いという。

イヤーパッドはスペイン産ラムスキン

創立50周年記念ロゴをあしらった木製φ6.3mm標準プラグ

再生周波数帯域は5~42,000Hzで、出力音圧レベルは102dB/mW。最大入力は2000mWで、インピーダンスは40Ω。ケーブル長は3.0mだ。

ハウジングの漆塗り工程解説

参考品として、蒔絵や螺鈿を施したW3000ANVも展示していた

同社説明員は「アサダ桜はある程度厚みを持たせて使用しており、音の柔らかさや深みの実現に寄与している。同じくアサダ桜ハウジングを採用したものとしては2002年発売の『ATH-W1000』があるが、この時よりも音のキレが向上。ワイドレンジ化、抜けの良さに磨きがかかったモデルだ」と語っていた。

カナル型イヤホン
■ATH-CKW1000ANV ¥OPEN(予想実売価格44,800円前後)
全世界2,500台限定モデル

ATH-CKW1000ANV

ATH-CKW1000ANV

本機専用設計のφ14mmドライバーを搭載し、深く広く豊かな音場再現力を獲得したというイヤホン。磁気回路にはパーメンジュールを採用。チタン鍛造ボディとウッド(紫檀)のハイブリッドハウジングを採用し、不要振動を最小限に抑えた。ケーブルは0.6mのY型で、スタッカード撚り線を採用し、ノイズの少ない信号伝送が可能であるという。「CKMシリーズから低域の締まりを向上させている」(同社説明員)とのこと。

プラグ部は50周年記念ロゴをあしらっている

再生周波数帯域は5~30,000Hzで、出力音圧レベルは103dB/mW。最大入力は200mWで、インピーダンスは17Ω。

プラグ部は金メッキ仕上げのφ3.5mmミニジャックで、50周年記念ロゴをあしらっている。


DJ用ヘッドホン
■ATH-PRO700MK2ANV ¥OPEN(予想実売価格26,800円前後)
全世界2,800台限定モデル

ATH-PRO700MK2ANV

外観は切削アルミニウムを採用

本製品は「ATH-PRO700MK2」をベースにしたアニバーサリーモデル。密閉ダイナミック型で、限定モデル専用設計のφ53mmドライバーユニットを搭載。再生周波数帯域は5~35,000Hzで、最大入力は3,500mW、出力音圧レベルは107dB/mWで、インピーダンスは40Ωだ。

外観は切削アルミニウムを採用したプレミアムデザイン。ハウジングは50度/90度に回転する機構で、さまざまなモニタリングスタイルに対応。ケーブルは着脱式で、カールコードとストレートコードが付属。プラグ部はφ6.3/φ3.5金メッキステレオ2wayプラグだ。新素材のソフトレザーイヤーパッドで長時間のDJプレイでも快適な装着感を実現する。「フロアでも目を引くプレミアムなゴールドラインとアルミハウジングが特徴。DJ用モデルということでもともとドンシャリ系の音作りを行っていたが、本機は低域のハリやふくよかさを更に強化した音となっている」(同社説明員)。

新素材のソフトレザーイヤーパッドを採用

創立50周年ロゴをあしらっている


ステレオヘッドホンアンプ
■AT-HA5000ANV ¥OPEN(予想実売価格200,000円前後)
全世界200台限定モデル


AT-HA5000ANV

AT-HA5000ANV
出力1,200mW+1,200mW(32Ω時)のA級ヘッドホンアンプで、インピーダンス16Ω~600Ωまでのヘッドホンが利用可能。出力段にはハイパワーMOS-FETを採用している。周波数特性は5Hz~200kHzで、SACDやDVD-Audioなどの広い周波数帯域にも対応可能だ。全高調波歪率は0.006%(20~20kHz、100mW出力時、32Ω負荷)、S/N比は117dB。「2005年発売のAT-HA5000から回路をはじめ基本部分は変わっていない」(同社説明員)とのこと。

本製品のリア部

AT-HA5000ANVの内部構造

入力端子としてライン入力2系統、出力端子としてφ6.3mmヘッドホンジャックを2系統用意する。

AT-HA5000と異なるのは、電源ケーブルだ。金メッキ線と6N-OFC線、OFC線を組み合わせた専用設計のトリプルハイブリッドケーブルを採用。内部にはハネナイトスタビライザーを配し、振動を抑えている。

フロントパネルには北海道産アサダ桜に越前漆塗りを施した素材を採用し、重厚感溢れるデザインとしている。トランス部分の微細な不要振動を低減するチタンプレートの採用や、アクワイエ制振材を採用し、振動を極限まで抑制している点も特徴だ。


【問い合わせ先】
オーディオテクニカ相談窓口
TEL/0120-773-417
(携帯電話などからは03-6746-0211)

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