ヘッドフォン祭で次期モデルのデモも

新日本無線、高音質オペアンプ“MUSES”新モデル「MUSES8920」を開発

公開日 2011/10/20 17:57 ファイル・ウェブ編集部
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新日本無線(株)は、同社の高音質デバイス“MUSES”(ミューズ)シリーズの新モデルとして、オーディオ機器向けの2回路入り高音質オペアンプ「MUSES8920」を12月から生産開始する。参考価格は1個500円。

高音質オペアンプ「MUSES8920」

MUSESシリーズは、新日本無線のオーディオIC技術を結集し、音質にこだわって開発した高音質デバイスリリース。今回、昨年発表したマスプロダクションモデル「MUSES8820」(関連ニュース)にラインナップが追加された格好だ。

8820はバイポーラ入力タイプの2回路入りだったが、8920はJ-FET入力の2回路入りオペアンプ。チップレイアウトや素材などの見直しを図るとともに、これまでのMUSESシリーズと同様、徹底的な試聴を繰り返して開発したとしている。

DIPパッケージ(リード挿入型)に加え、オーディオ機器メーカーでの量産性向上と環境負荷軽減を考慮した、鉛フリー/ハロゲンフリー対応の表面実装タイプパッケージ(EMP8)も用意している。

なお同社では、10月29日に青山で開催される「秋のヘッドフォン祭 2011」にブースを出展。MUSES8920の展示デモを行う予定だ。

さらにブースではWiseTech社が協力し、Audinst社製のUSB-DAC「HUD-mx1」をベースに、開発中の次期”MUSES”オペアンプを搭載し、新日本無線 がチューニングを行ったデモ機も出展する予定。そのほかMUSESシリーズを搭載したメーカー各社の製品展示も予定している。

【MUSES8920 スペック】
●動作電源電圧:±3.5V~±16V
●低雑音:8nV/√Hz
●電圧利得:130dB typ.
●外形:DIP8:(8.8×6.4×6.75mm typ.) EMP8:(5.0×6.0×1.65mm typ.)

【秋のヘッドフォン祭 2011概要】
●主催:株式会社フジヤエービック
●日時:2011年10月29日(土)11:00〜18:30
●場所:スタジアムプレイス青山(最寄駅: 東京メトロ 銀座線 外苑前駅)
●新日本無線ブース:7階ホールB ブースNo.11

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