記念モデルはプリアンプなど4製品
<CES>ハーマン、マークレビンソンの“40周年記念モデル”/REVEL AUDIOの新スピーカー
同シリーズはREVEL AUDIOがこれまで培ってきた音響技術を結集したというモデルで、「オーディオファイルを納得させる音質を確保したことに加え、インテリアにもマッチするエレガントなデザインを実現した」と担当者も自信をのぞかせる。
本シリーズの共通のポイントはユニット。アルミのダイヤフラムを「アコースティック・レンズ・ウェーブガイド」と呼ばれる機構にマウントしたトゥイーターと、アルミコーンを採用し、強固なアルミフレームにマウントしたミッドレンジとウーファーを採用している。また、ネットワークには空芯コイルを含む高音質パーツを採用していることもポイントだ。
ラインナップは、全部で10モデル。
うちトールボーイは、いずれも1インチのトゥイーターと5.25インチのミッドレンジを搭載した3ウェイ機で、3モデル。これらの違いはウーファーの口径と数となっており、6.5インチのウーファーをデュアルで搭載する「F206」(3,000ドル/ペア)、8インチのウーファーをデュアルで搭載する「F208」(4,500ドル/ペア)、そして8インチのウーファーをトリプルで搭載する「F308」(6,000ドル/ペア)で構成される。
ブックシェルフはいずれも2ウェイ。6.5インチのウーファーを搭載した「M106」(1,700ドル/ペア)と5.25インチのウーファーを搭載した「M105」(1,200ドル/ペア)の2モデルを用意する。いずれもトゥイーターはトールボーイ機と同様に1インチのアルミトゥイーターを採用する。
このほかにセンタースピーカーの「C205」(1,000ドル)と「C208」(1,700ドル)、サラウンドスピーカーの「S206」(1,800ドル/ペア)、パワードサブウーファーの「B112」(2,500ドル)が用意され、ホームシアターユースまで視野にいれた製品ラインナップとなっている。
同シリーズの発売は今年の夏ごろを予定。F308とB110のみ9月を予定しているとのことだ。