大型機ながらスリムなデザイン

<HighEnd2012>B.M.C、レファレンススピーカー「ARCADIA」をデモ

公開日 2012/05/05 13:33 オーディオアクセサリー編集部:立原良則
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B.M.Cブースでは、今回のショーがデビューとなる重量級スピーカー「ARCADIA」によるデモが行われている。


B.M.CブースでのARCADIAデモの様子

B.M.Cブースの様子
本機は、スピーカー部と駆動部による構成を採用する3ウェイパッシブタイプのバイポーラシステム。ヴァーチカルでスリムなキャビネットは、「Megalith Design」と名付けられており、大型機でありながら生活環境に快適に収まるデザインを目指したという。

筐体は、酸化アルミニウム粉末を施したセラミックをアクリルベースの接合剤にて化合した素材を使用。非常に堅牢で木材に比べて内部のエナジーロスを可能な限り抑えた筐体にまとめあげ、響きがよくリジッドな特性を得ている。また、このキャビネットは湿度や温度の変化にも強いのが特徴だ。


ARCADIAのブラックモデル
本機はバランス駆動方式を採用しているため、音楽再生のためにはドライバーセットが必須となる。6.1インチハニカム構造のケブラー・ミッドレンジを4基と、2基の11インチハニカム構造ケブラーウーファーをバイポーラ駆動する。

ウーファーはリニア特性に優れた6個のリング形状マグネットにより駆される。ハニカム構造のケブラーコーンは軽くて固く、色づけのない再現性を有している。

トゥイーター部にはエアーモーション・リボン・トゥイーターと呼ばれる独自のユニットを搭載し、高精度な高域特性を実現している。

すでに日本でもアクシスの取り扱いが始まっているフォノイコライザー「Phono MCCI」は内部構造が確認できる形で展示

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