アポロン、仏YBAのプリメインアンプ2機種とCDプレーヤー1機種を発売

（有）アポロンインターナショナルは、GOLDMUNDの設計者としても知られるイヴ・ベルナルド・アンドレーの頭文字を冠したフランスのオーディオメーカー「YBA」のプリメインアンプ2機種とCDプレーヤー1機種を6月21日から発売する。ラインナップは下記の通り。


・“Passion（パッション）"「IA350」￥997,500（税込）

I2S／AES/EBU／同軸デジタル／USB／iPodのデジタル入力5系統を備えるプリメインアンプ。デジタル入力ソースを自動で192kHz/24bitにアップサンプリングする。なおアナログ入力は、RCAとXLRを1系統ずつ備える。

出力段をクラスABで動作させ、電源をクラスAで動作させるYBA独自の「α動作」に対応し、これにより熱損失による出力低下を抑えるという。電源トランスは、大型のCIコアタイプを2個使用している。

定格出力は115W+115W/8Ω、160W+160W/4Ωで、SN比は95dB以上。周波数帯域は20Hz～20kHz（-0.5dB）で、全高調波歪率は0.03％以下となる。

筐体はアルミブラシ仕上げを施しており、サイズは430W×118H×410Dmmで、質量は15.4kg。出力系統は、スピーカー端子のほかに、RCAプリ出力端子も1系統備えている。

なお、フロントパネルの照明は照度調整が行える。そのほか、通常使用する音量を記憶する「ボリュームメモリー機能」も搭載している。


・“Heritage（ヘリテージ）"「A100」￥399,000（税込）

上述のIA350と同じく、出力段をクラスABで動作させ、電源をクラスAで動作させるYBA独自の「α動作」に対応するプリメインアンプ。YBA設立以来20年継続した“クラシックシリーズ"「Integre LTD」「Pre-1」「Power-1」を引き継ぐモデルとしてラインナップされた。同社では「シンプルな回路構成と余裕の電源部が伝統のサウンドを提供します」とアピールしている。

定格出力は100W+100W/8Ω、150W+150W/4Ωで、SN比は95dB以上。周波数帯域は20Hz～20kHz（-0.5dB）で、全高調波歪率で0.04％以下。

入力はアナログ入力のみで、RCAを5系統とXLRを1系統備える。出力はIA350と同じく、スピーカー端子のほかにRCAプリ出力端子を1系統備えている。

さらにこちらもフロントパネルの照明は照度調整が可能。また、通常使用する音量を記憶する「ボリュームメモリー機能」も搭載している。

こちらも外装はアルミブラシ仕上げを施した。サイズは430W×118H×410Dmmで、質量は9.2kg。


・“Heritage（ヘリテージ）"「CD100」￥378,000（税込）

Wolfson製DAコンバーター「WM8740」を搭載するCDプレーヤー。フロントパネルに備えたSRCスイッチをONにすると、192kHz/24bitのアップサンプリングを行う。入力はRCAとUSBのデジタル入力を1系統ずつ装備。CDトレイはスロット方式で、CD/CD-R/CD-RWの再生に対応する。

SN比は108dB以上（RCA）、113dB以上（XLR）で、周波数帯域は20Hz～20kHz（-0.5dB）。全高調波歪率は0.001％以下となる。

出力はRCAとバランスのオーディオ出力を1系統ずつ備えるほか、RCAデジタル出力も1系統備える。

本体にはアルミブラシ仕上げを採用。サイズは430W×118H×372Dｍｍで、質量は5.7kg。

【問い合わせ先】
アポロンインターナショナル
TEL/092-932-6848