サエクはキャメロットテクノロジーのヘッドホンアンプ付きDDCを出展
【ヘッドホン祭】オヤイデ、“FiiO”の新ポタアン「E12」や新交換ケーブルを参考出展/ヤマハは新ヘッドホンを早速披露
フジヤエービック主催のヘッドホン総合イベント「秋のヘッドホン祭2012」が、本日から明日まで、東京・青山の「スタジアムプレイス青山」で開催されている。本記事では、オヤイデ電気/ヤマハ/サエクコマース/CAV/東和電子/バイオスケール/音茶楽の展示の模様をレポートする。
■オヤイデ電気
オヤイデ電気は、小型ヘッドホンアンプ“FiiO”の新モデル「E12」を参考出展している。来年の発売を予定しており、価格は1万円台中〜後半を想定しているとのこと。
従来モデル「E11(関連ニュース)」の上位機種に位置づけられるモデルで、新たにクロスフィードON/OFF機能に対応している。
筐体はアナログIN/OUTのみを備えているシンプルな仕様で、ベース・ブースト機能のほか、HIGH/LOWの2つのゲイン調整機能も搭載しており、ヘッドホンのインピーダンスに合わせて出力を調整できる。USB経由での充電に対応する。
また同じくFiiOからは、イヤホン用リケーブル「RC-X」も参考出展。こちらは開発段階とのことで、端子形状などの仕様に加えて具体的な発売時期等は決まっていないという。
さらにオヤイデブランドからは、ヘッドホン用交換ケーブル3モデルも展示。SHURE「SRH440/750DJ/840/940」用の「HPC-35SRH」「HPC-62SRH」、ゼンハイザー「HD598/558/518」用の「HPC-35HD598」「HPC-62HD598」、ゼンハイザー「HD25-1/HD25-1 II」用の「HPC-HD25」をラインナップする。
いずれも発売は11月を予定しており、価格は1.3mの製品で6,000円台を見込んでいるとのこと。
HPC-35SRH/62SRHと、HPC-35HD598/62HD598は、シグナルライン/スパイラルシールドともにPCOCC-A導体を採用。電気特性に優れるというフッ素樹脂絶縁、柔軟性と耐久性が高いTPEシースを使用している。
バヨネットクリップは、ミクロン単位での精度で設計と調整を重ね、スムーズなホールド感が得られるようモールド形成を行った。モールドの樹脂には硬度を最適化したエンジニアリングプラスチックを採用。持ち手部分には、細密なローレット刻みを施した真鍮削り出しクロームメッキカバーを装着する。バヨネットクリップの2.5φ3極ピンには18K金メッキを採用している。
ケーブル長は1.3m/2.5mの2種類をラインナップ。アンプ側の端末プラグも3.5mmステレオミニと1/4TRSフォーンの2種類を用意しており、いずれもシルバー/ロジウム2層メッキ品「P-3.5SR」「P-240T-SR」を採用している。
HPC-HD25は、シグナルラインにPCOCC-A導体を採用。PFA絶縁体、PbフリーPVCシースを使用している。ケーブルカラーはシルバー/ブラック/レッド/ブルー/イエローの5色をラインナップしており、シルバーには銀メッキOFC編組シールド、それ以外にはPCOCC-Aスパイラルシールドを採用している。
ヘッドホン側には、HD25-1 IIのために開発されたという18K金メッキピンを硬質PPでモールドしたモジュラープラグを装着。アンプ側には18K金メッキピンをPbフリーPVCでモールドしたL型3.5mmステレオミニプラグをアッセンブルしている。
■ヤマハ
ヤマハは、2日前に発表されたばかりの新ヘッドホン「HPH-PRO500」「HPH-PRO300」の2機種(関連ニュース)をさっそく出展している。
2機種とも、ドライバーにネオジウムマグネットを採用した密閉ダイナミック型。モニターヘッドホンとしても使えるクオリティを追求しながら、モバイル用途にも配慮しており、本体をコンパクトに折りたたむこともできる。
さらにブースでは、従来モデルとなるヘッドホン「HPH-200」やイヤホン「EPH-100」のほか、12月上旬発売を予定している192/24対応ネットワークCDプレーヤー「CD-N500」も展示されている。
■サエクコマース
サエクは、キャメロットテクノロジー社のヘッドホンアンプ付きUSB接続DDコンバーター「Magic」を参考出展している。USB端子で直接PCに接続することができ、出力には同軸ミニと3.5mmヘッドホン端子を備えている。発売は11月下旬で、価格は29,800円(税込)となる予定。
また、11月下旬発売を予定しているゼンハイザー「HD650」「HD900」用と、SHURE「SRH-1440」「SRH-1840」用のバランスケーブルも展示。それぞれ価格は「3mで4万円を切るくらい」を想定しているとのことだ。こちらは、9階のラックスマンのブースで試聴が行える。
そのほか、同社が取り扱うHRTの「Head Streamer」「iStreamer」なども出展している。
■CAV
CAVは、同社が取り扱う“SOUL”ブランドから、フラグシップモデル「SL300」などのヘッドホン/イヤホン製品を展示している。試聴デモを行っている。
また、同社が展開するスマホ周辺機器ブランド“BuruTta”のポータブルヘッドホンアンプ「BRT-PA1」や、ハローキティ型振動スピーカーなど、同社製品を一に出展している。
■東和電子
東和電子は、OlasonicブランドのD/Aコンバーター「NANO-D1」をメインにフィーチャーした試聴デモを展開している。
192kHz/24bit対応に対応する製品で、内部にはバーブラウン製レートコンバーターを採用している。入力端子としてUSB、同軸デジタル、光デジタル端子を装備。出力にはUSBとヘッドホン出力も備えている。
■バイオスケール
バイオスケールは、ポータブルヘッドホンアンプ“Bispa”シリーズをアピール。従来モデル「BSP-PHPA-03R」をベースに、筐体を薄くしてさらに携帯性を高めた「BSP-PHPA-03WS」を参考出展している。来春の発売を予定しており、価格は29,800円となる見込み。
また、フジヤエービック専売となる新ケーブル“FPSTGL”シリーズも出展。ミニ→ミニの「BSC+HPCL-ECOGL MM」、WM→ミニの「BSC+HPCL-ECOGL WM」、iPodドック→ミニの「BSC+HPCL-ECOGL IPD」の3モデルをラインナップしている。価格はそれぞれ12,000円前後だが、ヘッドホン祭の会場ではイベント特価で販売を行っている。
そのほか、ブース内にはソニーや米Audeze製ヘッドホン用の交換ケーブルも参考出展している。こちらは開発段階の製品で、今回のヘッドホン祭で来場者の反応を見ながら製品化を検討していく予定とのことだ。
■音茶楽
音茶楽は、11月23日の発売を予定しているカナル型イヤホン「Flat4-楓(関連ニュース)」を展示している。
オークヴィレッジと音茶楽の技術を融合させたコラボモデルで、楓を漆仕上げしている筐体が特徴。同社説明員は「漆部分は、使い込むほどに色味がこなれて味のある外観に変化していく。音も外観もエージングされていくことが本機のポイント」とアピールする。
ヘッドホン祭の会場では、数量限定で本機の販売を実施。1日目となる本日は5モデル限定だったが、2日目となる明日は3モデル限定での販売を予定しているという。
■オヤイデ電気
オヤイデ電気は、小型ヘッドホンアンプ“FiiO”の新モデル「E12」を参考出展している。来年の発売を予定しており、価格は1万円台中〜後半を想定しているとのこと。
従来モデル「E11(関連ニュース)」の上位機種に位置づけられるモデルで、新たにクロスフィードON/OFF機能に対応している。
筐体はアナログIN/OUTのみを備えているシンプルな仕様で、ベース・ブースト機能のほか、HIGH/LOWの2つのゲイン調整機能も搭載しており、ヘッドホンのインピーダンスに合わせて出力を調整できる。USB経由での充電に対応する。
また同じくFiiOからは、イヤホン用リケーブル「RC-X」も参考出展。こちらは開発段階とのことで、端子形状などの仕様に加えて具体的な発売時期等は決まっていないという。
さらにオヤイデブランドからは、ヘッドホン用交換ケーブル3モデルも展示。SHURE「SRH440/750DJ/840/940」用の「HPC-35SRH」「HPC-62SRH」、ゼンハイザー「HD598/558/518」用の「HPC-35HD598」「HPC-62HD598」、ゼンハイザー「HD25-1/HD25-1 II」用の「HPC-HD25」をラインナップする。
いずれも発売は11月を予定しており、価格は1.3mの製品で6,000円台を見込んでいるとのこと。
HPC-35SRH/62SRHと、HPC-35HD598/62HD598は、シグナルライン/スパイラルシールドともにPCOCC-A導体を採用。電気特性に優れるというフッ素樹脂絶縁、柔軟性と耐久性が高いTPEシースを使用している。
バヨネットクリップは、ミクロン単位での精度で設計と調整を重ね、スムーズなホールド感が得られるようモールド形成を行った。モールドの樹脂には硬度を最適化したエンジニアリングプラスチックを採用。持ち手部分には、細密なローレット刻みを施した真鍮削り出しクロームメッキカバーを装着する。バヨネットクリップの2.5φ3極ピンには18K金メッキを採用している。
ケーブル長は1.3m/2.5mの2種類をラインナップ。アンプ側の端末プラグも3.5mmステレオミニと1/4TRSフォーンの2種類を用意しており、いずれもシルバー/ロジウム2層メッキ品「P-3.5SR」「P-240T-SR」を採用している。
HPC-HD25は、シグナルラインにPCOCC-A導体を採用。PFA絶縁体、PbフリーPVCシースを使用している。ケーブルカラーはシルバー/ブラック/レッド/ブルー/イエローの5色をラインナップしており、シルバーには銀メッキOFC編組シールド、それ以外にはPCOCC-Aスパイラルシールドを採用している。
ヘッドホン側には、HD25-1 IIのために開発されたという18K金メッキピンを硬質PPでモールドしたモジュラープラグを装着。アンプ側には18K金メッキピンをPbフリーPVCでモールドしたL型3.5mmステレオミニプラグをアッセンブルしている。
■ヤマハ
ヤマハは、2日前に発表されたばかりの新ヘッドホン「HPH-PRO500」「HPH-PRO300」の2機種(関連ニュース)をさっそく出展している。
2機種とも、ドライバーにネオジウムマグネットを採用した密閉ダイナミック型。モニターヘッドホンとしても使えるクオリティを追求しながら、モバイル用途にも配慮しており、本体をコンパクトに折りたたむこともできる。
さらにブースでは、従来モデルとなるヘッドホン「HPH-200」やイヤホン「EPH-100」のほか、12月上旬発売を予定している192/24対応ネットワークCDプレーヤー「CD-N500」も展示されている。
■サエクコマース
サエクは、キャメロットテクノロジー社のヘッドホンアンプ付きUSB接続DDコンバーター「Magic」を参考出展している。USB端子で直接PCに接続することができ、出力には同軸ミニと3.5mmヘッドホン端子を備えている。発売は11月下旬で、価格は29,800円(税込)となる予定。
また、11月下旬発売を予定しているゼンハイザー「HD650」「HD900」用と、SHURE「SRH-1440」「SRH-1840」用のバランスケーブルも展示。それぞれ価格は「3mで4万円を切るくらい」を想定しているとのことだ。こちらは、9階のラックスマンのブースで試聴が行える。
そのほか、同社が取り扱うHRTの「Head Streamer」「iStreamer」なども出展している。
■CAV
CAVは、同社が取り扱う“SOUL”ブランドから、フラグシップモデル「SL300」などのヘッドホン/イヤホン製品を展示している。試聴デモを行っている。
また、同社が展開するスマホ周辺機器ブランド“BuruTta”のポータブルヘッドホンアンプ「BRT-PA1」や、ハローキティ型振動スピーカーなど、同社製品を一に出展している。
■東和電子
東和電子は、OlasonicブランドのD/Aコンバーター「NANO-D1」をメインにフィーチャーした試聴デモを展開している。
192kHz/24bit対応に対応する製品で、内部にはバーブラウン製レートコンバーターを採用している。入力端子としてUSB、同軸デジタル、光デジタル端子を装備。出力にはUSBとヘッドホン出力も備えている。
■バイオスケール
バイオスケールは、ポータブルヘッドホンアンプ“Bispa”シリーズをアピール。従来モデル「BSP-PHPA-03R」をベースに、筐体を薄くしてさらに携帯性を高めた「BSP-PHPA-03WS」を参考出展している。来春の発売を予定しており、価格は29,800円となる見込み。
また、フジヤエービック専売となる新ケーブル“FPSTGL”シリーズも出展。ミニ→ミニの「BSC+HPCL-ECOGL MM」、WM→ミニの「BSC+HPCL-ECOGL WM」、iPodドック→ミニの「BSC+HPCL-ECOGL IPD」の3モデルをラインナップしている。価格はそれぞれ12,000円前後だが、ヘッドホン祭の会場ではイベント特価で販売を行っている。
そのほか、ブース内にはソニーや米Audeze製ヘッドホン用の交換ケーブルも参考出展している。こちらは開発段階の製品で、今回のヘッドホン祭で来場者の反応を見ながら製品化を検討していく予定とのことだ。
■音茶楽
音茶楽は、11月23日の発売を予定しているカナル型イヤホン「Flat4-楓(関連ニュース)」を展示している。
オークヴィレッジと音茶楽の技術を融合させたコラボモデルで、楓を漆仕上げしている筐体が特徴。同社説明員は「漆部分は、使い込むほどに色味がこなれて味のある外観に変化していく。音も外観もエージングされていくことが本機のポイント」とアピールする。
ヘッドホン祭の会場では、数量限定で本機の販売を実施。1日目となる本日は5モデル限定だったが、2日目となる明日は3モデル限定での販売を予定しているという。
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