DP-400の後継機

アキュフェーズ、192/24音源再生対応のCDプレーヤー「DP-410」

公開日 2013/02/08 20:05 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
アキュフェーズ(株)は、CDプレーヤー「DP-410」を3月下旬に発売する。価格は346,500円(税込)。

DP-410

DP-410の背面部

2008年に発売された「DP-400」の後継機となる一体型CD専用プレーヤー。CDトランスポート部とプロセッサー部は完全独立構成となっている。自社開発ドライブを搭載したこと、4個のΣΔ型D/Aコンバーターを4個並列駆動させる「MDS++方式」を採用したこと、USBを搭載し192kHz/24bitのハイレゾ音源再生にも対応したことが大きな特徴だ。

同社製CDドライブは、上位機種と同じアルミ削り出しトレーを採用。100Hz以下の共振点を最小限に抑えるべく、トラバース・メカニズムとCDドライブ本体を粘性ダンパーによりアイソレートしたことに加え、ドライブを低い位置に配置し、外部振動を最小限に抑える設計とした。また、大型ブリッジカバーはメカ・ベースにしっかり固定され、強固な一体化構造体となっている。

DP-410の内部構造

また、DP-400に引き続き「MDS++方式」を採用。TI製D/Aコンバーター「PCM1796」を4個並列駆動させることで高いパフォーマンスを実現するという。

さらに、USB端子(typeB)を搭載。最高192kHz/24bitまでのハイレゾ音源再生に対応するのも特徴となる。

デジタルオーディオインターフェースICには、旭化成エレクトロニクス社製「AKM4118」を採用。ジッターを低減するPLL回路を搭載しているため、マスタークロックのジッター量をDP-400比で6分の1にまで抑えることができるという。

筐体は、一体型外装ケースだったDP-400から刷新。上位機種で採用している、アルミサイドパネルとトッププレートによる3ピース構成とした。これにより耐振性を高めるとともに、デザイン性も向上させた。

デザイン面では、フロントディスプレイが蛍光表示管から7セグLEDとなった点も大きな変更点となっている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
新着記事を見る
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー196号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.196
オーディオアクセサリー大全2025~2026
特別増刊
オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX

本ページからアフィリエイトプログラムによる収益を得ることがあります