SHUREやMONSTERのヘッドホン/イヤホンを始め各ブランドが集合

<音展>完実、ORBのHPアンプ内蔵真空管プリメインやPS AudioのDSD出力対応フォノなど注目展示多数

公開日 2013/10/18 20:02 ファイル・ウェブ編集部
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日本オーディオ協会によるイベント「オーディオ・ホームシアター展 2013(音展)」が本日10月18日より開幕した。会期は20日(日)までで、会場は東京・お台場の「TIME24ビル」。入場無料。本稿では、SHUREやMONSTERを始め、ORBやフルテックなど取り扱いブランド各社が多数集まった完実電気ブースの模様をレポートする。

PS Audioのコーナーには、新製品「NuWave Phono Converter」を参考展示。フォノステージとA/Dコンバーターを内蔵しているという製品で、アナログ入力されたオーディオ信号を内部でデジタル変換しDSD出力することも可能。

NuWave Phono Converter

DSD出力に対応

「PerfectWave DACで培った技術をアナログでも利用できないかという発想からの製品」(同社説明員)とのことで、「サンプルがようやく届いたばかりで、日本での発売時期や価格は未定」という。なお、本国での価格は2,000ドル前後とのことだった。

ヘッドホン/イヤホンは、「SE846」や「SRH1840」を始めとした多数の製品が用意されたSHURE、「INSPIRATION」「DNA」を始めとしたスタイリッシュなヘッドホンを揃えるMONSTERの両ブランド製品が並ぶ。さらに、先日はブランドキックオフパーティーも開催されたSOL REPUBLIC製品も用意されている。

SE846やSRH1840などSHUREの各モデルを展示


MONSTER製品も各モデルを用意


SOL REPUBLIC製品も展示

ORBでは、ヘッドホンアンプ内蔵の真空管プリメインアンプ「JADE Soleil」を展示。入力にRCA端子とステレオミニジャック1系統ずつ、出力にスピーカー端子と6.3mmステレオジャック1系統ずつを備えている。

JADE Soleil

JADE Soleilの背面部

プリアンプ部の1段目には6922(E88CC)真空管を採用。ヘッドホンアンプ部にはトランジスタを採用し、プリアンプの真空管回路を通った後にオペアンプだけに頼らなくすることでダイナミックかつ歪みの少ないサウンドを実現したという。ヘッドホンアンプとして使用する時は真空管が青に、プリメインアンプとして使用するときはオレンジに光るしくみ。

ピンク(Sakura)、グリーン(Olive)、ブラック、パープル(Midnight purple)の4色を揃え、税込52,000円前後での実売が予想される。パープルのみ表面仕上げに特別なものを採用。ボリュームつまみも真鍮製で金色になっている。

全4色展開。パープルにだけヘアライン加工をせずにボリュームノブをゴールド(他3色はシルバー)にするなどデザイン面に細かなこだわりが施されている

フルテックはヘッドホン「H118」などADLブランド製品を並べる一方、フルテックブランドの新製品としてインレットプラグ「FI-15Plus」と電源プラグ「FI-15MPlus」を参考展示。同社創業以来25年間支持されている「FI-15」のリファインモデルで、音質の改善と耐久性を向上させた新メッキ製法を採用しているとのこと。両製品ともロジウムメッキモデルを5,040円、24k金メッキモデルを4,515円(ともに税込)で発売する予定。

てインレットプラグ「FI-15Plus」と電源プラグ「FI-15MPlus」

そして、先日のハイエンドショウトウキョウ同様にMISTRALのPC用オーディオボード「EVA」を出展していたエスカートや、単独でも別にブースを展開しているナスペック、そのほかスタックス、光城精工、奥津電工、ボルトアンペア、エーイーティーといった各社もブースを展開し、それぞれ製品の紹介を行っている。

MISTRAL「EVA」

ナスペックは別の部屋で単独ブースも展開


エーイーティー「SCR AC EVD」


光城精工「Clavier」

スタックスの各モデルが並ぶ


奥津電工の各種ケーブル

ボルトアンペア「GPC-TQ」

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