“ヴォイシング・イコライザー”「DG-58」も
<TIAS>アキュフェーズ、純A級プリメイン「E-600」/SACD「DP-720」など新製品多数
「2013 東京インターナショナルオーディオショウ」のアキュフェーズブースには、この冬発売となる新モデルが多数展示され、話題を集めている。
■純A級プリメインアンプ「E-600」
純A級プリメインアンプ「E-600」は11月中旬発売で、価格は714,000円(税込)。
出力が60W/ch(4Ω)、30W/ch(8Ω)の同社プリメインアンプ最上位モデルで、2009年に登場した「E-560」(製品データベース)の後継機となる。セパレート方式アンプのグレードを追求しつつ、これまでの技術を結集した、同社40周年記念モデルであり、進化した「AAVA」方式ボリューム・コントロールを搭載したことが特徴。
「AAVA(Accuphase Analog Vari-Gain Amplifier」方式は高S/N、低ひずみ率を維持しながら音質を変化させることなく音量を調整できるが、本機ではこのインピーダンスを下げ、ノイズを抑えた。また入力のバッファーアンプについても高性能アンプを5個並列接続することで低負荷駆動能力を向上させ、高S/N化を図った。
純A級動作のパワーアンプ部には最新のインスツルメンテーション・アンプ構成を導入。信号入力段を含めたパワーアンプ全体でバランス構成を採用している。また独自の「MOS」回路を進化させた「MOS+」回路の採用により、並列動作させる部分を「電流-電圧変換部」のA級ドライブ段にまで拡張させた。
アナログ入力端子はバランス(XLR)を2系統、アンバランス(RCA)を5系統を搭載。パワーアンプ入力はバランス(XLR)/アンバランス(RCA)を各1系統搭載する。
スピーカー出力は2系統。太いケーブルにも対応できるように大型のスピーカーターミナルを採用し、バナナプラグとYラグによる接続も可能。バイワイヤリング接続にも対応する。
■一体型SACDプレーヤー「DP-720」
一体型SACD/CDプレーヤー「DP-720」は、12月上旬に発売する。価格は1,155,000円(税込)。
SACD/CDに加えて、個人でパソコンなどを使って記録したDSFフォーマットによる2.8224MHz/2ch DSDディスクの再生も可能な一体型プレーヤー。DSD信号の処理には、独自の「MDSD(Multiple Double Speed DSD)」方式を採用している。
SACD/CDドライブには、総重量9.5kgの重量級で高剛性のものを採用し、読み取りの安定性を高めた。メカを支える構造は4点フローティング方式を採用した。
さらに信号読み取り用レーザー・ピックアップには、1つのレンズに発光波長650mm(SACD用)と780mm(CD用)の2種類のレーザーダイオードを配置した、1レンズ/ツインレーザーダイオードを搭載。これによりSACD/CDの切り替え時間やアクセス時間の短縮を図ったほか、信号読み取り精度の高精度化も図った。
またメカニカルベース部は、アルミブロックを高精密切削加工でメカニカルベース厚15mm、ベース固定用フレーム厚17.5mmに仕上げ、それらを重ね合わせた強固なフレーム構造で一体化した。
そのほか、アルミブロックから削り出した1.4kgという重量級のブリッジを採用。ディスクトレイもアルミブロック削り出しで、硬質アルマイト処理と梨地処理を施した。
■“ヴォイシング・イコライザー”新モデル「DG-58」
グラフィック・イコライザーに自動音場補正機能を内蔵する“ヴォイシング・イコライザー”の新モデル「DG-58」も12月下旬に発売される。価格は840,000円(税込)。
アキュフェーズの“ヴォイシング・イコライザー”第4世代モデル。独自のデジタル信号処理技術を搭載し、最新の高速DSPを備えている。ユーザーの希望する特性に自動調整することができる音場補正機能=ヴォイシングと、音場創生機能=イコライザーの2つの機能を搭載する。
ヴォイシングには、より一層簡単な操作で自動測定・補正を行える「シンプル・ヴォイシング・コース」と、好みの音に音場補正を追求できる「カスタム・ヴォイシング・コース」を用意している。「シンプル・ヴォイシング・コース」には、フラットな特性になるよう調整する“FLAT”と、部屋やスピーカーの特性を生かした調整を行う“SMOOTH”のメニューを装備する。
イコライザー機能は、本体に搭載する液晶画面をスタイラスペンで直接なぞれば、特定の周波数バンドのレベルを増加/減少できる。上述のヴォイシング後のカーブを表示させて、それを参考に特性を減少することなどが可能。
デジタル入出力端子は、いずれも同軸デジタル/光デジタルのほか、アキュフェーズ独自のHS-LINKも搭載。最大192kHz/24bitのソース入力が行える。内部には、ESS社製の192kHz/32bit対応DAC「ES9018」を8回路並列駆動する「MDS++変換方式D/Aコンバーター」を採用している。当初DAC「ES9008」を搭載と記載していましたが、「ES9018」の誤りでした。お詫びして修正致します(11/20)
■そのほかにも注目モデル多数
そのほかにも、今年発売した新モデルが多数展示されている。
■純A級プリメインアンプ「E-600」
純A級プリメインアンプ「E-600」は11月中旬発売で、価格は714,000円(税込)。
出力が60W/ch(4Ω)、30W/ch(8Ω)の同社プリメインアンプ最上位モデルで、2009年に登場した「E-560」(製品データベース)の後継機となる。セパレート方式アンプのグレードを追求しつつ、これまでの技術を結集した、同社40周年記念モデルであり、進化した「AAVA」方式ボリューム・コントロールを搭載したことが特徴。
「AAVA(Accuphase Analog Vari-Gain Amplifier」方式は高S/N、低ひずみ率を維持しながら音質を変化させることなく音量を調整できるが、本機ではこのインピーダンスを下げ、ノイズを抑えた。また入力のバッファーアンプについても高性能アンプを5個並列接続することで低負荷駆動能力を向上させ、高S/N化を図った。
純A級動作のパワーアンプ部には最新のインスツルメンテーション・アンプ構成を導入。信号入力段を含めたパワーアンプ全体でバランス構成を採用している。また独自の「MOS」回路を進化させた「MOS+」回路の採用により、並列動作させる部分を「電流-電圧変換部」のA級ドライブ段にまで拡張させた。
アナログ入力端子はバランス(XLR)を2系統、アンバランス(RCA)を5系統を搭載。パワーアンプ入力はバランス(XLR)/アンバランス(RCA)を各1系統搭載する。
スピーカー出力は2系統。太いケーブルにも対応できるように大型のスピーカーターミナルを採用し、バナナプラグとYラグによる接続も可能。バイワイヤリング接続にも対応する。
■一体型SACDプレーヤー「DP-720」
一体型SACD/CDプレーヤー「DP-720」は、12月上旬に発売する。価格は1,155,000円(税込)。
SACD/CDに加えて、個人でパソコンなどを使って記録したDSFフォーマットによる2.8224MHz/2ch DSDディスクの再生も可能な一体型プレーヤー。DSD信号の処理には、独自の「MDSD(Multiple Double Speed DSD)」方式を採用している。
SACD/CDドライブには、総重量9.5kgの重量級で高剛性のものを採用し、読み取りの安定性を高めた。メカを支える構造は4点フローティング方式を採用した。
さらに信号読み取り用レーザー・ピックアップには、1つのレンズに発光波長650mm(SACD用)と780mm(CD用)の2種類のレーザーダイオードを配置した、1レンズ/ツインレーザーダイオードを搭載。これによりSACD/CDの切り替え時間やアクセス時間の短縮を図ったほか、信号読み取り精度の高精度化も図った。
またメカニカルベース部は、アルミブロックを高精密切削加工でメカニカルベース厚15mm、ベース固定用フレーム厚17.5mmに仕上げ、それらを重ね合わせた強固なフレーム構造で一体化した。
そのほか、アルミブロックから削り出した1.4kgという重量級のブリッジを採用。ディスクトレイもアルミブロック削り出しで、硬質アルマイト処理と梨地処理を施した。
■“ヴォイシング・イコライザー”新モデル「DG-58」
グラフィック・イコライザーに自動音場補正機能を内蔵する“ヴォイシング・イコライザー”の新モデル「DG-58」も12月下旬に発売される。価格は840,000円(税込)。
アキュフェーズの“ヴォイシング・イコライザー”第4世代モデル。独自のデジタル信号処理技術を搭載し、最新の高速DSPを備えている。ユーザーの希望する特性に自動調整することができる音場補正機能=ヴォイシングと、音場創生機能=イコライザーの2つの機能を搭載する。
ヴォイシングには、より一層簡単な操作で自動測定・補正を行える「シンプル・ヴォイシング・コース」と、好みの音に音場補正を追求できる「カスタム・ヴォイシング・コース」を用意している。「シンプル・ヴォイシング・コース」には、フラットな特性になるよう調整する“FLAT”と、部屋やスピーカーの特性を生かした調整を行う“SMOOTH”のメニューを装備する。
イコライザー機能は、本体に搭載する液晶画面をスタイラスペンで直接なぞれば、特定の周波数バンドのレベルを増加/減少できる。上述のヴォイシング後のカーブを表示させて、それを参考に特性を減少することなどが可能。
デジタル入出力端子は、いずれも同軸デジタル/光デジタルのほか、アキュフェーズ独自のHS-LINKも搭載。最大192kHz/24bitのソース入力が行える。内部には、ESS社製の192kHz/32bit対応DAC「ES9018」を8回路並列駆動する「MDS++変換方式D/Aコンバーター」を採用している。当初DAC「ES9008」を搭載と記載していましたが、「ES9018」の誤りでした。お詫びして修正致します(11/20)
■そのほかにも注目モデル多数
そのほかにも、今年発売した新モデルが多数展示されている。