C-2120は2つの新開発オーディオ入力ボード増設に対応
アキュフェーズ、プリアンプ「C-2120」とパワーアンプ「P-4200」
アキュフェーズは、プリアンプとパワーアンプの新モデルを7月上旬より順次発売する。
■プリアンプ
・「C-2120」¥493,500(税込)7月中旬発売
従来機種「C-2110」をフルモデルチェンジし、上位機種「C-2420」「C-2820」と同じ「AAVA」技術を搭載したモデル。
独自のボリュームコントロール技術「AAVA」を採用しており、SN比を高めるとともに歪み率を抑制。また、音調調整による周波数特性の変化や音質変化も抑え、左右の音量誤差やクロストークの低減も図っている。
また、加算型アクティブフィルター方式のトーンコントロールを搭載しており、低音部は40Hz/100Hzを切り替えてBASSコントロール、高音部は8kHz/20kHzを切り替えてTREBLEコントロールが可能。
内部は、トランスやフィルターコンデンサーなどの電源部を左右独立配置とし、ライン入力、バランス入力、AAVAなどの回路を構成するユニットアンプ群を左右chに分けてマザーボード上に配置することで、チャンネル間の干渉を抑制した。
また、入出力端子やファンクションの切替時を行う際の音質劣化を低減するため、切替が必要な箇所にリレーを配置し最短でストレートな信号経路を構成するロジック・リレーコントロール信号切替回路を採用している。さらに、シングルエンド・プッシュプル構成のヘッドホンアンプも搭載している。
フロントパネルには、位相を変えられる「PHASEボタン」を装備しており、入力セレクターやレコーダーなどの入力端子ごとに位相の設定が行える。音量レベルの表示には7-Seg LEDを採用している。
そのほか、プリアンプのゲインは12/18/24dBから選択できる。また、外部プリアンプとの切替ができる「EXT PRE」機能にも対応する。
入力端子はRCAフォノジャック×8(CD、TUNER、LINE×3、レコーダーおよびオプション2系統)、バランス×2を装備。出力端子はRCAピンジャック×2、バランス×1、レコーダー×1を備えている。
さらに、同社では最大192kHz/24bit入力に対応するUSB端子付きのデジタル入力ボード「DAC-40」を新開発。オプションとしてこのDAC-40の増設に84,000円(税込)で対応する。光デジタル/同軸デジタル/USBの各端子を選択できるDAC入力切換ボタンを装備し、入力信号のサンプリング周波数を数値表示にも対応する。
加えて、アナログレコードの再生用にアナログディスク入力ボード「AD-30」も新開発した。こちらの増設は63,000円(税込)で可能。アップグレードすることでMCインピーダンスが10Ωから300Ωに対応可能となるほか、ゲイン変更にも対応する。
■パワーアンプ
・「P-4200」¥514,500(税込)7月上旬発売
AB級パワーアンプ「P-4100」の回路構成を高めてフルモデルチェンジし、創業40周年記念モデルである「A-200」の設計テクノロジーを投入した。出力は90W×2(8Ω)、180W×2(4Ω)、360W×2(2Ω)、500W×2(1Ω)。ブリッジ接続で、360W(8Ω)、720W(4Ω)、1000W(2Ω)に対応する。
Pcが220Wのトランジスターをchあたり3ペア使用したパラレル・プッシュプル駆動により、低インピーダンス化を図っている。また、筐体の外部左右に貼り付けた大型ヒートシンクにより放熱効果を高め、1Ωの超低インピーダンス負荷で音楽信号の場合500W/chの出力とし、P-4100の約2.8倍となるダンピングファクター500を実現した。
内部は、信号入力段を含めたパワーアンプ全体でバランスアンプを構成する「インスツルメンテーション・アンプ」を採用。入力端子からパワーアンプ段までの信号経路をフルバランス伝送する。
パワーアンプ部には独自の「Multiple Circuit Summing-up+回路」を採用し、雑音の抑制を図った。出力信号を電流として帰還させる「カレント・フィードバック増幅回路」も搭載している。さらに、初段増腹部で利得を切り替えゲイン量をコントロールするシステムとすることで、位相の乱れを抑え、ゲインコントロール時にパワーアンプ段の安定度を確保した。
また、機械的な出力リレーを改め、プロテクションには無接点のMOS FETスイッチを採用している。
電源部には、巻線を太くしてパラレル巻とし容量を増加させた新開発の高効率トロイダルトランスを採用。アルミ電解コンデンサーにはA-200のノウハウを投入した47,000μFタイプを2基搭載している。
スピーカー端子は金プレート化した大型のものを2系統備え、バイワイヤリング接続に対応。Yラグやバナナプラグに対応する。
なお、簡単にバイアンプやブリッジ接続が行えるモード切替スイッチも搭載する。
【問い合わせ先】
アキュフェーズ
TEL/045-901-2771
■プリアンプ
・「C-2120」¥493,500(税込)7月中旬発売
従来機種「C-2110」をフルモデルチェンジし、上位機種「C-2420」「C-2820」と同じ「AAVA」技術を搭載したモデル。
独自のボリュームコントロール技術「AAVA」を採用しており、SN比を高めるとともに歪み率を抑制。また、音調調整による周波数特性の変化や音質変化も抑え、左右の音量誤差やクロストークの低減も図っている。
また、加算型アクティブフィルター方式のトーンコントロールを搭載しており、低音部は40Hz/100Hzを切り替えてBASSコントロール、高音部は8kHz/20kHzを切り替えてTREBLEコントロールが可能。
内部は、トランスやフィルターコンデンサーなどの電源部を左右独立配置とし、ライン入力、バランス入力、AAVAなどの回路を構成するユニットアンプ群を左右chに分けてマザーボード上に配置することで、チャンネル間の干渉を抑制した。
また、入出力端子やファンクションの切替時を行う際の音質劣化を低減するため、切替が必要な箇所にリレーを配置し最短でストレートな信号経路を構成するロジック・リレーコントロール信号切替回路を採用している。さらに、シングルエンド・プッシュプル構成のヘッドホンアンプも搭載している。
フロントパネルには、位相を変えられる「PHASEボタン」を装備しており、入力セレクターやレコーダーなどの入力端子ごとに位相の設定が行える。音量レベルの表示には7-Seg LEDを採用している。
そのほか、プリアンプのゲインは12/18/24dBから選択できる。また、外部プリアンプとの切替ができる「EXT PRE」機能にも対応する。
入力端子はRCAフォノジャック×8(CD、TUNER、LINE×3、レコーダーおよびオプション2系統)、バランス×2を装備。出力端子はRCAピンジャック×2、バランス×1、レコーダー×1を備えている。
さらに、同社では最大192kHz/24bit入力に対応するUSB端子付きのデジタル入力ボード「DAC-40」を新開発。オプションとしてこのDAC-40の増設に84,000円(税込)で対応する。光デジタル/同軸デジタル/USBの各端子を選択できるDAC入力切換ボタンを装備し、入力信号のサンプリング周波数を数値表示にも対応する。
加えて、アナログレコードの再生用にアナログディスク入力ボード「AD-30」も新開発した。こちらの増設は63,000円(税込)で可能。アップグレードすることでMCインピーダンスが10Ωから300Ωに対応可能となるほか、ゲイン変更にも対応する。
■パワーアンプ
・「P-4200」¥514,500(税込)7月上旬発売
AB級パワーアンプ「P-4100」の回路構成を高めてフルモデルチェンジし、創業40周年記念モデルである「A-200」の設計テクノロジーを投入した。出力は90W×2(8Ω)、180W×2(4Ω)、360W×2(2Ω)、500W×2(1Ω)。ブリッジ接続で、360W(8Ω)、720W(4Ω)、1000W(2Ω)に対応する。
Pcが220Wのトランジスターをchあたり3ペア使用したパラレル・プッシュプル駆動により、低インピーダンス化を図っている。また、筐体の外部左右に貼り付けた大型ヒートシンクにより放熱効果を高め、1Ωの超低インピーダンス負荷で音楽信号の場合500W/chの出力とし、P-4100の約2.8倍となるダンピングファクター500を実現した。
内部は、信号入力段を含めたパワーアンプ全体でバランスアンプを構成する「インスツルメンテーション・アンプ」を採用。入力端子からパワーアンプ段までの信号経路をフルバランス伝送する。
パワーアンプ部には独自の「Multiple Circuit Summing-up+回路」を採用し、雑音の抑制を図った。出力信号を電流として帰還させる「カレント・フィードバック増幅回路」も搭載している。さらに、初段増腹部で利得を切り替えゲイン量をコントロールするシステムとすることで、位相の乱れを抑え、ゲインコントロール時にパワーアンプ段の安定度を確保した。
また、機械的な出力リレーを改め、プロテクションには無接点のMOS FETスイッチを採用している。
電源部には、巻線を太くしてパラレル巻とし容量を増加させた新開発の高効率トロイダルトランスを採用。アルミ電解コンデンサーにはA-200のノウハウを投入した47,000μFタイプを2基搭載している。
スピーカー端子は金プレート化した大型のものを2系統備え、バイワイヤリング接続に対応。Yラグやバナナプラグに対応する。
なお、簡単にバイアンプやブリッジ接続が行えるモード切替スイッチも搭載する。
【問い合わせ先】
アキュフェーズ
TEL/045-901-2771
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