山崎まさよし限定ハイレゾ生録音源も試聴できる

ギブソン/TEAC/オンキヨーの合同ショールーム、東京・八重洲に7月2日オープン

公開日 2014/07/01 19:18 ファイル・ウェブ編集部
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山崎まさよしさんが登場。
ショールーム限定公開のハイレゾ公開生録実施



スペシャルゲスト・山崎まさよしさんが登場。クリス・ペプラーさんをインタビュアーに、ギブソンのギターへの思いや、音に対する考え方について語った。
そして今回のスペシャルゲストである山崎まさよしさんが登場。クリス・ペプラーさんをインタビュアーに、ギブソンのギターへの思いや、音に対する考え方について語った(トークのもようを収めた動画はこちら)。



僕が最初に買ったギブソンのギターは、J45というアコースティックのギター。色々なメーカーのモデルを弾いてみたけど、そのときいちばん音が前に出る感じ、ガッツがある感じがしたのがギブソンだったんですね。特に中域に魅力があると思います。

J45を買った当時は19とか20歳くらいで、若くてお金もなくて、ローンを組んで買いましたね。その後は遡ってロバート・ジョンソンなんかが使っているLシリーズとか、わざわざアメリカに行ったときに買って帰ってきたりとかもしました。

もともとバンドを始めた高校時代はドラムをメインにやっていまして。アコギも平行してちょこちょこやっていたんですが、そのうちブルースとかに興味が出て、その頃からだんだん歌ったりもし始めましたね。


ギター一本に絞ったのは、卒業後地元のライブハウスで歌い始めた頃ですね。ブルースばっかりやったりかけたりするようなところで。ブルースが好きなのは、まずギターミュージックだからです。ギター一本あれば表現が可能で、ひとりで音楽するのに適していた。どこにでも持ち運べるし、マイクとギターがあればライブができちゃいますからね。

今回は「弾いて、録って、聴く」というのがコンセプトですが、うちでもProToolsを入れて使っていますし、録り音には責任を持ちたいなという思いがあります。こだわりとしては、本当にその場で聞こえている音をキャッチしたいなと。だからマイクやマイクアンプはこだわって、ボーカル用、ギター用、コンデンサーマイク、リボンマイクとか、いろいろ集めてたりしますね。

聴く環境については、実はそこまで整っていないんです。もちろん良い音で聴きたいというのはあるんですけど。僕個人の考えとして、聴くのに場所を選びたくないというのがあって。良い音がもっとパーソナルに、いろんな場所で聴けるようなものになったら理想だなと。それこそカーステレオやお店のスピーカーとかにまで広がっていったらもっと素敵なものになるんじゃないかなと思います。


TASCAM「DA-3000」を使い96/24で録音されたアルバム「LIVE SEED FOLKS Special in 葛飾/山崎まさよし」。こちらも3社がコラボし「弾いて、録って、聴く」が結実した作品。注目度も高く、売上げランキングでも上位にランクインしている。
なので自宅システムもハイレゾ対応ではないんですが、かつしかシンフォニーヒルズでやったハイレゾ録音(『LIVE SEED FOLKS Special in 葛飾』。録音の舞台裏レポートはこちら)は、すごく良い音だなと思いました。良い音で録音されたものが作品になって、嬉しかったですね。すごくシンプルな録音方法もあると思いますけど、良い音で録れるならそっちの方がずっと嬉しいなと思います。




山崎さんは会場でギブソンのアコースティックギターの生演奏を披露(動画はこちら)。こちらはTASCAM「DA-3000」を使って5.6MHz DSDで録音され、オンキヨーのプリアンプ「P-3000R(S)」とパワーアンプ「M-5000R(S)」、そしてギターと同じ製法で作られたスピーカー「D-TK10」を使ってその場で再生された。その音に山崎さんも「すごいですね。このスピーカーがギターみたいな音してますね」と感嘆していた。

DA-3000を使って録音した音を、その場でオンキヨーのプリアンプ「P-30000R(S)」とパワーアンプ「M-5000R(S)」、スピーカー「D-TK10」を使って再生。

なおこの音源は7月31日まで、「Gibson Brands Showroom TOKYO」限定で聴くことが可能。興味がある方はぜひ聴きに足を運んでみていただきたい。

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