USB入力搭載/非搭載の2タイプを用意

Unison Research、DSD対応の真空管プリメインアンプ「Triode 25」

公開日 2014/07/02 17:49 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
エレクトリは、伊Unison Researchの真空管プリメインアンプ「Triode 25」を発売した。USB入力搭載とUSB入力非搭載の2タイプを用意し、価格はUSB入力付きが420,000円、USB入力無しが380,000円(いずれも税抜)。

Triode 25

USB入力搭載モデルはハイレゾ対応で、44.1/48/88.2/96/176.4/192/352.8/384kHz、およびDSD64/DSD128に対応。OS XとLinuxではドライバー不要で、Windowsには専用ドライバーを提供する。そのほかASIOにも対応する。

AB級のEL34プッシュプルタイプで、真空管にはECC83(12AX7)×2、ECC82(12AU7)×1、EL34(6CA7)x4を使用。入力はRCA4系統(CD/AV/Tuner/Tape)。

ペントード(5極間接続)とトライオード(3極管接続)が切替でき、最大出力はペントードで45W+45W、トライオードで25W+25W。また、フィードバック量可変スイッチを装備。5dBと1.8dBの切替が行える。

真空管ソケットには、電磁性、熱伝導率の低いセラミック製を採用。ソケット部から背後にかけてステンレス板を配して後面や真下にある回路を真空管の熱から守り、安定性、音質及びシステム全体の信頼性向上を図っている。

電源トランスには低損失のトロイダルトランスを採用し、マグネティックシールドによって磁束漏れを排除。電源ステージは、8アンペアの大容量のブリッジダイオードによる整流と500Vの電源供給が可能な高耐圧フィルターを搭載している。

30kHzでのフルパワーを保証するワイドバンド設計の自社製出力トランスを採用。トランスを自社生産していることにより、出力回路に完全に最適化されたインダクタンスの少ないマッチングトランスを設計し、使用できるとしている。

金メッキタイプのRCAコネクター、金メッキ接点でダストシール付きの入力セレクタースイッチ、およびリモコン操作も可能なアルプス製ボリュームコントロール(ALPS RK27)を採用。

そのほかデザイン面では、フロントパネルにブラック仕上げのウッドを、真空管にはステンレスの反射板を採用。セレクターとボリュームの操作ノブは無垢のステンレスから切削加工され、操作ノブ周りは無垢のチェリー材を象嵌している。また真空管保護と安全性を高めるため、クロームメッキの真空管カバーが付属。加えてチェリー材ブラックボディのコントロールリモコンなども付属する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
新着記事を見る
  • ジャンルプリメインアンプ
  • ブランドUNISON RESEARCH
  • 型番Triode 25
  • 発売日2014年7月1日
  • 価格¥420,000(USB入力搭載・税抜)
【SPEC】●ラインナップ(税抜):USB入力搭載モデル ¥420,000、USB入力非搭載モデル ¥380,000 ●使用真空管:ECC83(12AX7)×2、ECC82(12AU7)×1、EL34(6CA7)×4 ●入力端子:RCA×4 ●最大出力:ペントード…45W+45W、トライオード…25W+25W ●周波数帯域:20kHz〜30kHz ±1dB ●全高調波歪率:0.5%以下(10W出力時) ●出力インピーダンス:6Ω(4〜8Ω対応) ●入力インピーダンス:47kΩ/50pF ●入力端子:RCA×4、USB×1 ●消費電力:最大300W ●外形寸法:300W×200H×450Dmm(突起部含む) ●質量:20kg