「MTCSS Unit」機能を採用
OJI Special、“コンプリートバランス回路”搭載DAC「D_DAC Unit」
山陽化成は、同社が展開するOJI Specialブランドから、入力信号をデジタル処理でバランス化する“コンプリートバランス回路”搭載のDAコンバーター“D_DAC Unit”「8128DAC」を発売した。価格は550,000円(税抜)。受注生産で、納期はおよそ一ヶ月。
S/PDIF信号からクロックとデータを分離独立してユニット内部で処理するという機能「MTCSS Unit」を採用したDAコンバーターユニット。オーディオ入力用に、GNDループを抑えるためのアイソレーション構造を採用した高速専用リンクインターフェースを備える。音声出力にはXLRバランス端子を装備する。
内部のコントロールは全てハードウェア処理で、オーディオクロック以外は搭載しない構成とし、ランダムなノイズ源となるCPUなどのソフトウェア処理や表示処理を排除している。対応入力サンプリング周波数は最大192kHz/24bit。
電源部は、大型トロイダルトランスを左右に1基ずつ搭載する左右独立構成。信号はデジタルデータ状態でバランス信号に変換され、独立した各モノラルDACセクションでコンバートされる形となる。アナログセクションでのバランス変換行程が排除されるため、同社ではホットとコールドが完全にバランスされる仕組みとアピール。このデジタル処理でバランス化する“コンプリートバランス回路”により、通常のシングルエンド構造DACの2倍のダイナミックレンジを実現するとしている。
また、XLRバランス出力のほかにRCAシングルエンドも搭載するモデル“D_DAC Unit+RCA”「8128DAC-R」もラインナップする。こちらも受注生産で、価格は605,000円(税抜)。
なお、専用のリンクケーブルもオプションで用意しており、50cmモデルが20,000円(税抜)、1mモデルが30,000円(税抜)で販売開始している。
S/PDIF信号からクロックとデータを分離独立してユニット内部で処理するという機能「MTCSS Unit」を採用したDAコンバーターユニット。オーディオ入力用に、GNDループを抑えるためのアイソレーション構造を採用した高速専用リンクインターフェースを備える。音声出力にはXLRバランス端子を装備する。
内部のコントロールは全てハードウェア処理で、オーディオクロック以外は搭載しない構成とし、ランダムなノイズ源となるCPUなどのソフトウェア処理や表示処理を排除している。対応入力サンプリング周波数は最大192kHz/24bit。
電源部は、大型トロイダルトランスを左右に1基ずつ搭載する左右独立構成。信号はデジタルデータ状態でバランス信号に変換され、独立した各モノラルDACセクションでコンバートされる形となる。アナログセクションでのバランス変換行程が排除されるため、同社ではホットとコールドが完全にバランスされる仕組みとアピール。このデジタル処理でバランス化する“コンプリートバランス回路”により、通常のシングルエンド構造DACの2倍のダイナミックレンジを実現するとしている。
また、XLRバランス出力のほかにRCAシングルエンドも搭載するモデル“D_DAC Unit+RCA”「8128DAC-R」もラインナップする。こちらも受注生産で、価格は605,000円(税抜)。
なお、専用のリンクケーブルもオプションで用意しており、50cmモデルが20,000円(税抜)、1mモデルが30,000円(税抜)で販売開始している。
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