特許技術のパッシブラジエーターで低音強化

B&W、初のポータブルBluetoothスピーカー「T7」。独自のハニカム構造筐体採用

公開日 2014/11/21 10:00 ファイル・ウェブ編集部
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ディーアンドエムホールディングスは、B&W初となるポータブルBluetoothスピーカー「T7」を11月25日より発売する。なお、Apple Storeでは先行して11月20日より発売されている。価格は39,900円(税抜)。

「T7」

T7はB&W初のBluetoothスピーカーで、バッテリーを内蔵したポータブルタイプとなる。BluetoothのコーデックはSBCに加えて、aptX(Low Latency)、aptX、AAC、SBCに対応。無線伝送において損失の少ない高品位再生が可能としている。

筐体の特徴的なハニカム構造は、B&Wの「Micro Matrix」テクノロジーによるもの。Micro Matrixは、B&Wのフラグシップスピーカー「800 Series Diamond」で使われている“Matrix”内部補強構造に基づき、次世代自動車用オーディオのコンセプトの一環として開発されたもの。このハニカム構造によりキャビネットの剛性を高め、スピーカーユニットのプラットフォームを強固に仕上げている。

筐体は、「Micro Matrix」テクノロジーによるハニカム構造となっている

またスピーカーには、2基の50mmフルレンジドライバーと共に、B&Wの特許技術である「フォースキャンセリング高出力低域用ラジエーター」(パッシブラジエータ−)を2基も採用。大音量でも共振を起こさず、歪みのない深い低音を再現することが可能という。アンプ出力は12W×2となる。

筐体内部の透視図。2基のフルレンジドライバーを両サイドに配置し、その間に独自パッシブラジエーターを対向させて2基装備

操作は筐体上部のパネルから行う。この操作部については、国際的な作曲家兼アーティストであるMira Calix氏と共同開発したオーディオキューがサポートされる。また、筐体の周囲がゴム素材で覆われており、筐体の保護と共に手触りの良さも実現している。

背面部

電源にはリチウムイオン電池を使用し、連続使用時間は最長で約18時間となる。入力は、Bluetoothのほかにステレオミニ端子によるアナログ入力を用意。周波数特性は58Hz〜19kHz、周波数帯域は50Hz〜21kHz(-6dB)、消費電力は37W(待機時0.141W)。外形寸法は210W×114H×45Dmm、質量は940g。

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