「音のサロン」などで聴ける
オンキヨー、15年ぶりに“Scepter(セプター)”復活。新技術満載のスピーカー「SC-3」発売
また、専用スタンドとして用意される「AC-3」は、スピーカーの特性を最大限に発揮するために設計されたもの。スピーカーの動作に伴う不要な振動を吸収するために、脚部に適度な弾性を持たせる構造とし、SC-3の振動モードを解析した結果に基づいてチューニングされている。
■主な仕様
主な仕様は以下の通り。インピーダンスは4Ω、最大入力は200W。出力音圧レベルは87dB(2.83V/m)で、再生周波数帯域は28Hz〜50kHz、クロスオーバー周波数は3kHzとなる。
ターミナルはバナナプラグ対応のネジ式ターミナルを採用し、バイワイヤリングにも対応。サイズは300W×484H×450Dmm(グリル装着時、ターミナル突起部含む)、質量は24.1kg(1台)。
■オンキヨー伝統のノウハウと最新技術を融合
SC-3は、ハイレゾ時代に求められるサウンドを実現するべく、伝統のセプターシリーズの最新モデルとして開発したモデル。前述のようにセプターシリーズは1962年の登場以来多くの銘機を輩出してきたが、SC-3はその15年ぶりの新モデルとなる。
このSC-3を開発するにあたって、オンキヨーが掲げたテーマは「3つの“熱”を伝える」ということだったという。
1つ目は、「アーティストの”熱”をリスナーに伝えること」。ハイレゾ配信サイトの先駆けである「e-onkyo music」も運営するオンキヨーとして、ハイレゾの再現性は特に重視した点だという。
「一部のオーディオファンは、ハイレゾ再生の音が“薄い”とか“さらっとしている”と感じるといいます。その理由として、ハイレゾの膨大な情報量をスピーカーが正確にレスポンスできていないのでは、と考えました」と深江氏。SC-3ではハイレゾの情報量を余すことなく再現することでアーティストの熱を伝えるべく、「かつてないレスポンス」「かつてない強靭さ」「響きの理想的なキャビネット」を高い次元で融合することを目指したという。
こうしたスピーカーの構想は2、3年前からあったが、実現に向けて動き出すことができたのは、レスポンスに優れた低音再生を実現する「ノンプレスONFウーファー」の開発が大きかったと八重口氏は述べた。そして、このウーファーの性能を最大限に活かすべく、セプターシリーズの新スピーカーの開発が始まったという。開発においては、70周年を迎えたオンキヨーのスピーカー作りのノウハウを最大限投入することが掲げられた。
これが2つめに挙げられた「先人の”熱”を次の世代に伝える」ことにつながる。SC-3は過去のセプターシリーズから全てが刷新されているが、開発には若い世代のエンジニアも多く参加しているという。一方で先達から技術やスピリットを学ぶこともテーマとして掲げ、「オンキヨーの音」を知るエンジニアの手も加わってSC-3は完成された。同社は「オンキヨーらしさを象徴するセプターシリーズと、ハイレゾ時代にふさわしい最先端を兼ね備えた音が実現した」と表現していた。
こうした製品開発にかける情熱は、そのまま「日本のものづくりの”熱”を市場に伝える」という3つめのテーマに発展するという。SC-3において行われた妥協のないものづくりについて、深江氏は「日本のオーディオブランドがかつて持っていたオーディオに対する情熱、それを込めて開発しています」と語った。
■秋の各イベントにも出展予定
「SC-3」は今後、各オーディオイベントなどで試聴が行えるという。直近では、以下のイベントへの出展が予定されている。
・「JAS 音のサロン&カンファレンス」
日程:10月29日(土)、30日(日)
会場:秋葉原富士ソフトビル(東京)
*試聴は10月30日(日)の14時45分から16時30分に予定されている「最新スピーカー6機種比較試聴」イベントにて予定
・「オーディオセッション in OSAKA2016」
日程:11月12(土)、13日(日)
会場:ハートンホテル南船場(大阪)
*オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン(株)ブース内にて展示および試聴を予定
■主な仕様
主な仕様は以下の通り。インピーダンスは4Ω、最大入力は200W。出力音圧レベルは87dB(2.83V/m)で、再生周波数帯域は28Hz〜50kHz、クロスオーバー周波数は3kHzとなる。
ターミナルはバナナプラグ対応のネジ式ターミナルを採用し、バイワイヤリングにも対応。サイズは300W×484H×450Dmm(グリル装着時、ターミナル突起部含む)、質量は24.1kg(1台)。
■オンキヨー伝統のノウハウと最新技術を融合
SC-3は、ハイレゾ時代に求められるサウンドを実現するべく、伝統のセプターシリーズの最新モデルとして開発したモデル。前述のようにセプターシリーズは1962年の登場以来多くの銘機を輩出してきたが、SC-3はその15年ぶりの新モデルとなる。
このSC-3を開発するにあたって、オンキヨーが掲げたテーマは「3つの“熱”を伝える」ということだったという。
1つ目は、「アーティストの”熱”をリスナーに伝えること」。ハイレゾ配信サイトの先駆けである「e-onkyo music」も運営するオンキヨーとして、ハイレゾの再現性は特に重視した点だという。
「一部のオーディオファンは、ハイレゾ再生の音が“薄い”とか“さらっとしている”と感じるといいます。その理由として、ハイレゾの膨大な情報量をスピーカーが正確にレスポンスできていないのでは、と考えました」と深江氏。SC-3ではハイレゾの情報量を余すことなく再現することでアーティストの熱を伝えるべく、「かつてないレスポンス」「かつてない強靭さ」「響きの理想的なキャビネット」を高い次元で融合することを目指したという。
こうしたスピーカーの構想は2、3年前からあったが、実現に向けて動き出すことができたのは、レスポンスに優れた低音再生を実現する「ノンプレスONFウーファー」の開発が大きかったと八重口氏は述べた。そして、このウーファーの性能を最大限に活かすべく、セプターシリーズの新スピーカーの開発が始まったという。開発においては、70周年を迎えたオンキヨーのスピーカー作りのノウハウを最大限投入することが掲げられた。
これが2つめに挙げられた「先人の”熱”を次の世代に伝える」ことにつながる。SC-3は過去のセプターシリーズから全てが刷新されているが、開発には若い世代のエンジニアも多く参加しているという。一方で先達から技術やスピリットを学ぶこともテーマとして掲げ、「オンキヨーの音」を知るエンジニアの手も加わってSC-3は完成された。同社は「オンキヨーらしさを象徴するセプターシリーズと、ハイレゾ時代にふさわしい最先端を兼ね備えた音が実現した」と表現していた。
こうした製品開発にかける情熱は、そのまま「日本のものづくりの”熱”を市場に伝える」という3つめのテーマに発展するという。SC-3において行われた妥協のないものづくりについて、深江氏は「日本のオーディオブランドがかつて持っていたオーディオに対する情熱、それを込めて開発しています」と語った。
■秋の各イベントにも出展予定
「SC-3」は今後、各オーディオイベントなどで試聴が行えるという。直近では、以下のイベントへの出展が予定されている。
・「JAS 音のサロン&カンファレンス」
日程:10月29日(土)、30日(日)
会場:秋葉原富士ソフトビル(東京)
*試聴は10月30日(日)の14時45分から16時30分に予定されている「最新スピーカー6機種比較試聴」イベントにて予定
・「オーディオセッション in OSAKA2016」
日程:11月12(土)、13日(日)
会場:ハートンホテル南船場(大阪)
*オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン(株)ブース内にて展示および試聴を予定