ハイエンドやアブサートロンの出展内容も
<TIAS>ELAC最新スピーカー「ADANTE」デモ/フォステクスは“予約で瞬殺”SPユニットを音出し
9月29日から10月1日まで、東京・有楽町の国際フォーラムではハイエンドオーディオの展示会「2017東京インターナショナルオーディオショウ」が開催されている。
本記事では、ユキム、フォステクス、ハイエンド、アブサートロンブースの模様をお伝えする。
■ユキム
ユキムは今月発売の新スピーカー、ELAC「ADANTE」シリーズを中心に出展を行っていた。
ADANTEシリーズのフロア型「AF-61」とブックシェルフ型「AS-61」の2モデルは同一のドライバーを使用。新開発の同軸ミッド/トゥイーターと、6.5インチのアクティブドライバーに連動して動くパッシブラジエーターを搭載している。
エンクロージャーはチャンバーで区切られ、ドライバーの振動が互いに干渉しない設計「インターポート・カップルド・ キャビティ」となっている。会場では、アナログプレーヤーやPCから音源試聴を行っていた。
また、6月にゼファンから代理店が移管されたAudio Alchemyブランド製品も出展。PCM 192kHz/24bit、DSD 5.6MHzに対応し、ヘッドホンアンプも内蔵する38万円のプリアンプ「DDP-1」、クラスAディスクリートFET入力段と高効率のクラスD出力段を一体化したハイブリッドパワーアンプ「DPA-1」などを見ることができる。
またAudio Alchemyでは、アナログ回路/デジタル回路2種類分のパワーサプライを搭載する「DDP-1」「DPA-1」用の外部電源「PS-5」も出展していた。
■フォステクス
数量限定で発売しているフルレンジスピーカーユニット「FE208-Sol」とホーンスーパートゥイーター「T90A-Super」、受注生産のバックロードホーン型スピーカーボックス「BK208-Sol」を組み合わせたスピーカーで試聴デモを行っていた。
「FE208-Sol」は、独自技術で2層に漉いたコーン紙を振動板に採用した、20cmの自作向けスピーカーユニット。数量限定300台の製品として9月8日に発表されたが、予約で瞬く間に完売したという。追加生産が決定し、28日から第1ロットの販売を開始している。追加生産分の台数は、工場と調整の上で決定するとのこと。
試聴デモでは、独特なHR形状ウーファー搭載のブックシェルフスピーカー「GX100BJ」と、サブウーファー「CW250B」「CW200B」や「PM-SUB8」を組み合わせた、コストパフォーマンスの高いシステムの提案も行われていた。
さらにサウンドボード「SB100」も初出展。同社スピーカーに付属していたものを単品としたもので、価格・時期は未定だが、販売を行うこと自体はほぼ確定しているとのこと。
■ハイエンド
ハイエンドは、Mola-Mola、meitner audioといったブランドの製品を出展していた。
新製品として注目したいのは、ドイツKii Audioのハイエンドアクティブスピーカー「Kii THREE」だ。
Kii THREEは、ドライバーユニットそれぞれにDAC/DSP/デジタルアンプ「Ncore」を直結。正面に2基、両サイドに2基、リアに2基の計6基を搭載しており、それぞれ250Wの出力を備えている。またDSPによって環境に合わせた音響コントロールが可能とのこと。価格は180万円前後を予定している。
■アブサートロン
同社の取り扱うBoulder、Manger、Westlake Audio製品を出展している。
Mangerでは、独特な設計と外見をしたスピーカーユニット「Manger Sound Transducer」搭載のフロアスピーカー「Manger p1」の音出しを実施。これにBoulderのD/Aコンバーター「2120」(878万円)などを組み合わせたシステムの試聴が行えた。
中でも試聴システムに組み込まれているBoulderのプリアンプ「1110」は、1週間前に完成したばかりの新製品。担当者によれば「イベントに出たのは日本はおろか世界でも初ではないか」とのこと。
本記事では、ユキム、フォステクス、ハイエンド、アブサートロンブースの模様をお伝えする。
■ユキム
ユキムは今月発売の新スピーカー、ELAC「ADANTE」シリーズを中心に出展を行っていた。
ADANTEシリーズのフロア型「AF-61」とブックシェルフ型「AS-61」の2モデルは同一のドライバーを使用。新開発の同軸ミッド/トゥイーターと、6.5インチのアクティブドライバーに連動して動くパッシブラジエーターを搭載している。
エンクロージャーはチャンバーで区切られ、ドライバーの振動が互いに干渉しない設計「インターポート・カップルド・ キャビティ」となっている。会場では、アナログプレーヤーやPCから音源試聴を行っていた。
また、6月にゼファンから代理店が移管されたAudio Alchemyブランド製品も出展。PCM 192kHz/24bit、DSD 5.6MHzに対応し、ヘッドホンアンプも内蔵する38万円のプリアンプ「DDP-1」、クラスAディスクリートFET入力段と高効率のクラスD出力段を一体化したハイブリッドパワーアンプ「DPA-1」などを見ることができる。
またAudio Alchemyでは、アナログ回路/デジタル回路2種類分のパワーサプライを搭載する「DDP-1」「DPA-1」用の外部電源「PS-5」も出展していた。
■フォステクス
数量限定で発売しているフルレンジスピーカーユニット「FE208-Sol」とホーンスーパートゥイーター「T90A-Super」、受注生産のバックロードホーン型スピーカーボックス「BK208-Sol」を組み合わせたスピーカーで試聴デモを行っていた。
「FE208-Sol」は、独自技術で2層に漉いたコーン紙を振動板に採用した、20cmの自作向けスピーカーユニット。数量限定300台の製品として9月8日に発表されたが、予約で瞬く間に完売したという。追加生産が決定し、28日から第1ロットの販売を開始している。追加生産分の台数は、工場と調整の上で決定するとのこと。
試聴デモでは、独特なHR形状ウーファー搭載のブックシェルフスピーカー「GX100BJ」と、サブウーファー「CW250B」「CW200B」や「PM-SUB8」を組み合わせた、コストパフォーマンスの高いシステムの提案も行われていた。
さらにサウンドボード「SB100」も初出展。同社スピーカーに付属していたものを単品としたもので、価格・時期は未定だが、販売を行うこと自体はほぼ確定しているとのこと。
■ハイエンド
ハイエンドは、Mola-Mola、meitner audioといったブランドの製品を出展していた。
新製品として注目したいのは、ドイツKii Audioのハイエンドアクティブスピーカー「Kii THREE」だ。
Kii THREEは、ドライバーユニットそれぞれにDAC/DSP/デジタルアンプ「Ncore」を直結。正面に2基、両サイドに2基、リアに2基の計6基を搭載しており、それぞれ250Wの出力を備えている。またDSPによって環境に合わせた音響コントロールが可能とのこと。価格は180万円前後を予定している。
■アブサートロン
同社の取り扱うBoulder、Manger、Westlake Audio製品を出展している。
Mangerでは、独特な設計と外見をしたスピーカーユニット「Manger Sound Transducer」搭載のフロアスピーカー「Manger p1」の音出しを実施。これにBoulderのD/Aコンバーター「2120」(878万円)などを組み合わせたシステムの試聴が行えた。
中でも試聴システムに組み込まれているBoulderのプリアンプ「1110」は、1週間前に完成したばかりの新製品。担当者によれば「イベントに出たのは日本はおろか世界でも初ではないか」とのこと。