アッテネーター単体の製品化も
ファンダメンタル、オリジナルバランス型アッテネーター採用のプリアンプ「LA10 version II」など3モデル
ファンダメンタル株式会社は、Fundamentalブランドよりモニタースピーカー「RM10Z」、プリアンプ「LA10 version II」、パッシブアッテネーター「ATT10」を発売した。価格はRM10Zが540,000円/ペア(税抜・受注生産モデル)、LA10 version IIが1,000,000円(税抜)、ATT10が200,000円(税抜)。
RM10Zは、モニタースピーカー「RM10」のアップデート機。カスタマイズされた5インチの同軸2ウェイユニットと、同じく5インチの同一振動板およびダンパー、エッジを採用したウーファーを搭載する2ウェイ2スピーカー構成など、基本構造に変化はない。
背面部のバスレフポート後方に設置されているリフレクターが樺集成材からアルミ切削材に変更されたことと、バスレフ開口部にアルミ削り出しのイコライザーが設けられたのが大きな改良点である。これらの変更により、過渡応答性が向上し、シームレスでダイナミックな音楽表現が可能になったという。
従来のRM10からのバージョンアップ(有償)も可能。スタンドは従来の同ブランドのオールアルミ製スタンド「ST10」(150,000円/ペア、税抜)が推奨されている。
LA10 version IIは、ラインプリアンプLA10の後継機。LA10で搭載していたPenny & Giles製ロータリーフェーダーが製造中止となったことを受け、それに変わる新たな高音質・高精度のオリジナルバランス型アッテネーターを開発。ポーランドKhozmo Acousticにカスタム製造を依頼した独自のカーブと減衰量を持つ48ステップのアッテネーターとVishay超高精度金属箔抵抗を組み合わせた、オリジナルバランス型アッテネーターを完成させた。
ファンダメンタルでは、新アッテネーター搭載にあたりアンプ回路や各種パーツ、内部レイアウト等の見直しも行われたが、「LA10の完成度が高かったため」変更点はないとのこと。このため、このためLA10 version IIへのモデルチェンジは「バージョンアップではなくバージョンチェンジ」としている。従来のLA10からのバージョンチェンジ(有償)も可能。
ATT10は、LA10 version IIに搭載したオリジナルバランス型アッテネーターを単体で製品化されたもの。アルミインゴット削り出しの堅牢なシャーシにアッテネーターが収められている。入出力端子ともにXLRのみで、信号経路の最短化のための端子配置がなされている。RCA端子の機器との組み合わせのために、XLR IN → RCA OUT、RCA IN → RCA OUTのカスタムケーブルも用意されている。
RM10Zは、モニタースピーカー「RM10」のアップデート機。カスタマイズされた5インチの同軸2ウェイユニットと、同じく5インチの同一振動板およびダンパー、エッジを採用したウーファーを搭載する2ウェイ2スピーカー構成など、基本構造に変化はない。
背面部のバスレフポート後方に設置されているリフレクターが樺集成材からアルミ切削材に変更されたことと、バスレフ開口部にアルミ削り出しのイコライザーが設けられたのが大きな改良点である。これらの変更により、過渡応答性が向上し、シームレスでダイナミックな音楽表現が可能になったという。
従来のRM10からのバージョンアップ(有償)も可能。スタンドは従来の同ブランドのオールアルミ製スタンド「ST10」(150,000円/ペア、税抜)が推奨されている。
LA10 version IIは、ラインプリアンプLA10の後継機。LA10で搭載していたPenny & Giles製ロータリーフェーダーが製造中止となったことを受け、それに変わる新たな高音質・高精度のオリジナルバランス型アッテネーターを開発。ポーランドKhozmo Acousticにカスタム製造を依頼した独自のカーブと減衰量を持つ48ステップのアッテネーターとVishay超高精度金属箔抵抗を組み合わせた、オリジナルバランス型アッテネーターを完成させた。
ファンダメンタルでは、新アッテネーター搭載にあたりアンプ回路や各種パーツ、内部レイアウト等の見直しも行われたが、「LA10の完成度が高かったため」変更点はないとのこと。このため、このためLA10 version IIへのモデルチェンジは「バージョンアップではなくバージョンチェンジ」としている。従来のLA10からのバージョンチェンジ(有償)も可能。
ATT10は、LA10 version IIに搭載したオリジナルバランス型アッテネーターを単体で製品化されたもの。アルミインゴット削り出しの堅牢なシャーシにアッテネーターが収められている。入出力端子ともにXLRのみで、信号経路の最短化のための端子配置がなされている。RCA端子の機器との組み合わせのために、XLR IN → RCA OUT、RCA IN → RCA OUTのカスタムケーブルも用意されている。
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