東京・新宿のシネマート新宿を皮切りに

高橋慎一監督『Cu-Bop across the border』が3月10日より上映。キューバンジャズのドキュメンタリー映画

公開日 2018/03/01 12:36 季刊オーディオアクセサリー編集部
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高橋慎一監督によるキューバンジャズのドキュメンタリー映画『Cu-Bop』の新版『Cu-Bop across the border』の日本国内ロードショーが決定した。東京・新宿の『シネマート新宿』での上映を皮切りに、各地で上映が予定されている。

『Cu-Bop across the border』ポスター

『Cu-Bop across the border』ちらし

『Cu-Bop across the border』は、『Cu-Bop』を追加撮影、再編集、新たな5.1chサウンドMAを施した世界公開バージョン。困難な生活状況のなかで、生き生きと音を鳴らすキューバのジャズミュージシャン達と、ニューヨークに渡り、キューバで培った音楽性を発揮させるエネルギッシュな演奏家達を、生活を共にしながら密着ロケを行った作品である。

セサル・ロペス、ハバナ・アンサンブル、 アクセル・トスカ、 ユニティー、 ロランド・ルナといった素晴らしいミュージシャン達を日本に、そして世界に紹介したという意味においても貴重な映像作品だ。

ピアニストはこの映画で日本に知られることになったアクセル・トスカ

シネマート新宿では3月18日(日)から23日(金)までの公開。上映日には毎日、高橋慎一監督によるサイン会も実施され、さらに、3月10日(土)・11日(日)に高橋慎一監督とゲスト(後日発表)によるトークショー付き先行上映も開催する。

■会場:シネマート新宿(〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目13-3新宿文化ビル)
■先行上映(トークショー付き):2018年3月10日(土)・11日(日)
■一般上映(サイン会付):2018年3月18日(日)〜23日(金)

監督の高橋慎一氏は、音元出版発行の季刊オーディオアクセサリー誌などで活躍中のカメラマンでもあり、キューバンジャズを日本に紹介するために興した音楽レーベル「Kamita」を主宰する人物。

2015年に完成させた初監督作品『Cu-Bup』は、米国・ロサンゼルスで行われた国際映画祭「PAN AFRICAN FILM FES」のオフィシャル・セレクション作品に選出。6月には米国最大の映像団体AFI(アメリカン・フィルム・インスティトュート)がワシントンD.C.で主催する映画祭「D.C.Caribbean Film fes」にてオープニング上映作品として選出され、米国とキューバの国交正常化が進むいま、ワールドワイドに注目されてきた。

日本では2015年7月から渋谷アップリンクで上映され連日満員を記録。6回のアンコール上映が組まれ、音楽ドキュメンタリー映画としては異例の約半年に及ぶロングラン上映を達成した。

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