【Senka21】ネットにもさらに力を入れる
ハードオフ、さらなる成長の鍵はリペア強化。目指すは本物のビンテージオーディオショップ
リユース商品で構成するハイファイオーディオ専門店「ハードオフ オーディオサロン」が好調なハードオフコーポレーションが、オーディオ・楽器の修理を専門に扱う新拠点「ハードオフ新潟紫竹山リペアセンター」を4月13日に立ち上げた。
商品化におけるソリューションを一段と強化するとともに、インターネット通販「ネットモール」でもリアル店舗との融合を推し進め、新たなステージへと突き進んでいる。本記事では、2016年9月のオープンからまもなく2年を迎える「ハードオフ オーディオサロン吉祥寺店」の宮澤康久店長に話を聞いた。
■ネットモールが実店舗へ足を運ぶきっかけに
「ハードオフ吉祥寺店」は、専門店の集合体だ。1階はデジタル家電、パソコン、携帯電話、ゲーム機をはじめ白物家電やレトロ商品を扱う「ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店」、2階は「ハードオフ楽器スタジオ」、そして3階のオーディオを専門とする「ハードオフオーディオサロン」で構成される。
とりわけハードオフ オーディオサロンでは、若い新規客層を中心に、この春から土曜日の来店客数が目に見えて増えてきたという。きっかけは、ハードオフのインターネット通販「ネットモール」への出品点数を増加したことだ。「いろいろな商品を取り扱っていることを、もっと多くの方に知っていただきたかった」と狙いを語る宮澤店長。この取り組みはてきめんに効果を発揮した。
2016年9月の出店からまもなく2年が経つ。これまでは、ネットモールへの十分な態勢がとれないことから出品点数をあえて控えてきた。しかし、2017年度に本格改修を行い、新たな配送業者との契約により、大型商品が多い配送にまつわる課題を解消するなど、買い取り・下取りして商品を揃えて販売し、商品を届けるまでの流れが整備されてきた。
また、オーディオの商売は従来、実際に触れて、聴いてというスタイルが当たり前とされてきたが、宮澤店長は「リユースでもこの一年くらいの間に、ネットモールへの流れが一気に来ています」と市場の変化を指摘する。直営店とFC店を合わせて350店以上のリアル店舗を全国に擁するハードオフでは、「何かあった時、近くの店舗に直接聞きに行ったり、持ち込んだり出来る安心感は他のネットショップにはない大きな強みです」と訴える。
訪問者数、売上高共に右肩上がりで急成長を遂げるハードオフの「ネットモール」では、オーディオ商品についてオーディオサロンから出品された商品を求める動きが見受けられる。「それが一層顕著になっています。店単位で検索することもできますから、自宅でオーディオサロンに訪れた気分で商品を品定めすることもできます」と、オーディオサロンのブランド価値はますます高まりを見せているという。本年度は公式アプリの全国リリースや新サービス『オファー買い取り』など、スマートフォン対応もさらに強化する。
こうしたネットモールの伸長を背景に、「今年は特に、リアルを研ぎ澄ます大事な年になります。このタイミングに、ネット×リアルの仕組みをがっちりと築き上げていくことが、数年後に大きな違いとなって表れてくると確信しています」と意気込みを示した。
■商品力を底上げする新設リペアセンター
ハードオフコーポレーションでは4月13日、オーディオ・楽器を専門に修理する新たな拠点として「ハードオフ新潟紫竹山リペアセンター」を新潟市にオープンした。オーディオ部門では、ハードオフオーディオサロン新潟紫竹山店に在籍していた修理担当の3名の元メーカー・エンジニアを含め、2名増の5名体制に拡充して同センターに常駐する形をとっている。
商品化におけるソリューションを一段と強化するとともに、インターネット通販「ネットモール」でもリアル店舗との融合を推し進め、新たなステージへと突き進んでいる。本記事では、2016年9月のオープンからまもなく2年を迎える「ハードオフ オーディオサロン吉祥寺店」の宮澤康久店長に話を聞いた。
■ネットモールが実店舗へ足を運ぶきっかけに
「ハードオフ吉祥寺店」は、専門店の集合体だ。1階はデジタル家電、パソコン、携帯電話、ゲーム機をはじめ白物家電やレトロ商品を扱う「ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店」、2階は「ハードオフ楽器スタジオ」、そして3階のオーディオを専門とする「ハードオフオーディオサロン」で構成される。
とりわけハードオフ オーディオサロンでは、若い新規客層を中心に、この春から土曜日の来店客数が目に見えて増えてきたという。きっかけは、ハードオフのインターネット通販「ネットモール」への出品点数を増加したことだ。「いろいろな商品を取り扱っていることを、もっと多くの方に知っていただきたかった」と狙いを語る宮澤店長。この取り組みはてきめんに効果を発揮した。
2016年9月の出店からまもなく2年が経つ。これまでは、ネットモールへの十分な態勢がとれないことから出品点数をあえて控えてきた。しかし、2017年度に本格改修を行い、新たな配送業者との契約により、大型商品が多い配送にまつわる課題を解消するなど、買い取り・下取りして商品を揃えて販売し、商品を届けるまでの流れが整備されてきた。
また、オーディオの商売は従来、実際に触れて、聴いてというスタイルが当たり前とされてきたが、宮澤店長は「リユースでもこの一年くらいの間に、ネットモールへの流れが一気に来ています」と市場の変化を指摘する。直営店とFC店を合わせて350店以上のリアル店舗を全国に擁するハードオフでは、「何かあった時、近くの店舗に直接聞きに行ったり、持ち込んだり出来る安心感は他のネットショップにはない大きな強みです」と訴える。
訪問者数、売上高共に右肩上がりで急成長を遂げるハードオフの「ネットモール」では、オーディオ商品についてオーディオサロンから出品された商品を求める動きが見受けられる。「それが一層顕著になっています。店単位で検索することもできますから、自宅でオーディオサロンに訪れた気分で商品を品定めすることもできます」と、オーディオサロンのブランド価値はますます高まりを見せているという。本年度は公式アプリの全国リリースや新サービス『オファー買い取り』など、スマートフォン対応もさらに強化する。
こうしたネットモールの伸長を背景に、「今年は特に、リアルを研ぎ澄ます大事な年になります。このタイミングに、ネット×リアルの仕組みをがっちりと築き上げていくことが、数年後に大きな違いとなって表れてくると確信しています」と意気込みを示した。
■商品力を底上げする新設リペアセンター
ハードオフコーポレーションでは4月13日、オーディオ・楽器を専門に修理する新たな拠点として「ハードオフ新潟紫竹山リペアセンター」を新潟市にオープンした。オーディオ部門では、ハードオフオーディオサロン新潟紫竹山店に在籍していた修理担当の3名の元メーカー・エンジニアを含め、2名増の5名体制に拡充して同センターに常駐する形をとっている。
関連リンク
トピック