7/15より提供開始
ジェネレック、キャリブレーションソフト最新版「GLM 4.1」提供開始。測定アルゴリズムなど進化
ジェネレックジャパンは、同社モニターシステムの設定/キャリブレート/コントロールを行うソフトウェア「GLM(Genelec Loudspeaker Manager)」の最新バージョン「GLM 4.1」を、7月15日より提供開始した。
2006年に最初のバージョンが発表され、昨年より「GLM 4」の提供が開始。今回のGLM 4.1は、15年に渡る研究成果の集大成とも言えるメジャーアップデートだとしている。
本バージョンでは、コードのすべてを見直したという64ビット・アーキテクチャー採用のキャリブレーション・アルゴリズム「AutoCal 2」を新採用。対応モニターについて無響室で測定された詳細な性能と、実際の測定結果を組み合わせての演算に加え、直接音/反射音をより正確に識別して活用することにより、キャリブレーション精度を向上させたという。
また、処理速度も最大4倍の高速化を実現し、一般的な2.1chシステムであれば40秒程度で測定可能。フィルター数の増加や、特定帯域において効果的なポジティブゲイン(+方向への増幅)調整機能の実装も行われた。なお、AutoCal 2はクラウド上のみでの実行となるため、ローカル環境でGLMソフトを使用する場合は別途「Local AutoCal」をインストールする必要がある。
ほか、同軸モニター“The Onesシリーズ”を使用する場合において、およそ100Hzまで位相直線性の拡張や、測定用マイクでのキャリブレーションの安定化、イマーシブシステムでの作業時に効率よくチャンネルをソロ化できる「Solo-X」などを実装している。
2006年に最初のバージョンが発表され、昨年より「GLM 4」の提供が開始。今回のGLM 4.1は、15年に渡る研究成果の集大成とも言えるメジャーアップデートだとしている。
本バージョンでは、コードのすべてを見直したという64ビット・アーキテクチャー採用のキャリブレーション・アルゴリズム「AutoCal 2」を新採用。対応モニターについて無響室で測定された詳細な性能と、実際の測定結果を組み合わせての演算に加え、直接音/反射音をより正確に識別して活用することにより、キャリブレーション精度を向上させたという。
また、処理速度も最大4倍の高速化を実現し、一般的な2.1chシステムであれば40秒程度で測定可能。フィルター数の増加や、特定帯域において効果的なポジティブゲイン(+方向への増幅)調整機能の実装も行われた。なお、AutoCal 2はクラウド上のみでの実行となるため、ローカル環境でGLMソフトを使用する場合は別途「Local AutoCal」をインストールする必要がある。
ほか、同軸モニター“The Onesシリーズ”を使用する場合において、およそ100Hzまで位相直線性の拡張や、測定用マイクでのキャリブレーションの安定化、イマーシブシステムでの作業時に効率よくチャンネルをソロ化できる「Solo-X」などを実装している。