10年ぶりの新製品
TAKATSUKI、100%国内生産の真空管「TA-2A3」。7月発売
国産の真空管を開発・製造する高槻電器工業は、TAKATSUKIブランドとして、直熱三極管「TA-2A3」を発売する。価格は165,000円(ペア/税込)、7月1日発売予定。
2010年に「TA-300B」を発売して、日本における真空管製造を復活させた高槻電器工業。今回の「TA-2A3」は、2012年発売の「TA-274B」以来10年ぶりの新製品となる。
部品は日本国内で作られたものを90%使用、生産はガラス加工も含め、100%自社工場でおこなっている。ガラスは鉛を含まないコバールガラスを使用、厚みは約1.0mmで、熱に強く厚みムラのない安定した形状を実現すると言う。
プレートは3種類の金属を重ねて圧延し、専用の金型でプレス。スプリングは厳選したタングステン線、フィラメント心金は純度の高い真空管用Ni薄板から特殊な方法で切り出している。グリッドは、±1μm以下精度で管理されたタングステン素材に金メッキを施している。
定格フィラメント電圧/電流は2.5V/2.5A、最大プレート電圧は300B、最大プレート損失は15W。代表的な動作特性は、プレート電圧250V、グリッド電圧-45V、プレート電流60mAとなっている。
2010年に「TA-300B」を発売して、日本における真空管製造を復活させた高槻電器工業。今回の「TA-2A3」は、2012年発売の「TA-274B」以来10年ぶりの新製品となる。
部品は日本国内で作られたものを90%使用、生産はガラス加工も含め、100%自社工場でおこなっている。ガラスは鉛を含まないコバールガラスを使用、厚みは約1.0mmで、熱に強く厚みムラのない安定した形状を実現すると言う。
プレートは3種類の金属を重ねて圧延し、専用の金型でプレス。スプリングは厳選したタングステン線、フィラメント心金は純度の高い真空管用Ni薄板から特殊な方法で切り出している。グリッドは、±1μm以下精度で管理されたタングステン素材に金メッキを施している。
定格フィラメント電圧/電流は2.5V/2.5A、最大プレート電圧は300B、最大プレート損失は15W。代表的な動作特性は、プレート電圧250V、グリッド電圧-45V、プレート電流60mAとなっている。
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