7月28日まで開催

<TIAS>ラックスマン、海外ショウ展示のコンポーネントが凱旋/PROSTO、デンマーク発スピーカーブランドPEAK・AUDIOVECTORお披露目

公開日 2024/07/26 15:34 編集部:松永達矢
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「2024東京インターナショナルオーディオショウ(TIAS)」が、本日7月26日(金)-28日(日)の三日間、東京国際フォーラムにて開催されている。本項ではラックスマン(G408)、PROSTO(G410)ブースの展示内容をレポートする。

■ラックスマン ガラス棟408



ラックスマンでは、先日発表されたばかりのフォノアンプ「E-07」や、USB-DAC「DA-07X」といった海外ショウにて発表されたモデルが国内初お披露目。試聴イベントではA/B/C/Dの4通りのシステムで音を確かめることができる。

「E-07」

「DA-07X」

また、FOCALからの新製品として、スピーカーシステム“Aria Evo Xシリーズ”の「Aria Evo X N゜1」、3ウェイ・フロア型スピーカー「Aria Evo X N゜2」の2モデルが展示。Aria Evo X N゜2については、ラックスマンのスタンダードクラスのプリメインアンプ「L-505Z」と組み合わせたシステムで試聴できる。

「Aria Evo X N゜1」

なお、FOCALの新製品として開放型ヘッドホン「HADENYS(ハデニス)」と、密閉型ヘッドホン「AZURYS(アズリス)」も展示。本革製のヘッドバンド、マグネシウム製軽量ヨークといった上位機譲りの高品質なマテリアルを用いたモデルだ。本イベントでの試聴実施予定は無いという。

「AZURYS」(写真左)「BATHYS」(写真右)

試聴については、本イベントは従来まで11月開催であったが、今回は真夏での開催ということもあり、「カリフォルニア的な乾いたサウンド」を中心にチョイスしたと同社ブーススタッフはコメントする。27日(土)の公演スケジュールとして、13時より傅信之氏、15時より山之内 正氏が登壇。各公演の10分程前にブースにて席次抽選(全27席)を行うとのこと。

■PROSTO ガラス棟410



PROSTOとして、東京インターナショナルオーディオショウは初出展。ブースの目玉は、DYNAUDIOの創設者であるウィルフリート・エーレンホルツ氏が新たに立ち上げたブランド「PEAK(ピーク)」だ。2ウェイ・フロア型スピーカー「SONORA」を用意する。

PEAKのフロア型スピーカー「SONORA」とAUDIOVECTORのブックシェルフ型スピーカー「QR-1SE」

さらに、同じくデンマーク発のブランド「AUDIOVECTOR」のブックシェルフ型スピーカー「QR-1SE」もブース内に展示。本ブランドは8月より正規輸入代理店業務を開始する。QR-1SEは330,000円(ペア/税込・以下同)での販売を予定している。

そのほか、カナダのオーディオブランドMOONより、デュアルモノ構成のパワーアンプ「MOON 761」が登場。大容量のコンデンサーを備え、200W×2(8Ω)の出力を備え、ブースでは上記スピーカーをドライブしている。価格は2,860,000円となる。

MOONやATOLLの新作コンポーネント類もデモンストレーションを行う

また、フォノイコライザーとストリーミングDAC機能を有するモデル「MOON791」も初展示。価格は3,190,000円で、MOON 761と合わせ “North Collection” という名称のラインとして展開を行うとのこと。

ATOLLからは今年春に発売されたネットワークプレーヤー/プリアンプ「ST300 signature」「MS120」も出展。上記コンポーネント含め、ブースに訪れる時間帯によってそのサウンドを確かめることが可能だ。

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