7月28日まで開催

<TIAS>ステラ、約170cm・税込7590万円のスピーカー/ゼファン、C型形状の“スピーカーマシン” 弩級オーディオの饗宴

公開日 2024/07/26 16:49 編集部:松永達矢
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「2024東京インターナショナルオーディオショウ(TIAS)」が、本日7月26日(金)-28日(日)の3日間、東京国際フォーラムにて開催されている。本項ではステラ/ゼファンブース(G409)の展示内容をレポートする。

東京国際フォーラムにて3日間開催

G409室に共同出展したステラ/ゼファンは、両社それぞれスペースを半分ずつ使い、交互に試聴プログラムを実施している。

ステラブースの目玉は、3月より出展が告知されていたVivid Audioのフラグシップスピーカーシステム「Moya M1」。5ウェイ・13ドライバーという構成、高さ166cm、奥行き121cmという、まさに威容を誇るといった佇まい。デモンストレーションは本日初日のみ2回、明日は15時から、明後日は16時からの1回ずつのみとなっている。

Vivid Audio「Moya M1」

これまで未定とされていた国内販売価格についても、ペア税込75,900,000円に決定。サイズ、構成、そして価格に至るまで超弩級。来場される方は是非耳を傾けていただきたい。

ほか、Constellation社の “Revelation 2シリーズ” のパワーアンプ、プリアンプ、フォノイコライザーや、Thraxの真空管アンプ「Enyo MK2」といったラグジュアリーオーディオが多数ラインナップ。さらに、イベントにあわせて来日したWilson Audio・VIVID Audioの設計者が登壇する講演も行われる。

“Revelation 2シリーズ” も一挙展示


Thrax「Enyo MK2」

ゼファンブースでも、一見して「スピーカー?」と思わず首を傾げずにはいられない大型プロダクトBayz Audio「Counterpoint 2.0」が出展。配管を思わせる「C」型の形状もさることながら、筒状の「BRSドライバー」と、2基のミッドウーファーによって全帯域無志向という特性を獲得するなど、内部構造も工夫が凝らされている。価格はペア税込19,800,000円から。

Bayz Audio「Counterpoint 2.0」

なお、ブランドでは本製品並びにサイズ違いの「Courante 2.0」のカテゴライズを “スピーカーマシン” としている。Counterpoint 2.0のデモンストレーションは27日(土)は18時から、28日(日)は10時からの各日1回を予定している。

そのほか、CH Precisionからは “10シリーズ” からD/Aコンバーター「C10」を出展。DACチップにPCM1704 R2Rを1chあたり8基搭載、シリーズ機に共通する専用の電源部を設けたツインシャーシ設計も踏襲。ブースではSACDプレーヤー「D1.5 Zephyrn edition」と、パワー、プリ、フォノを “10シリーズ” で揃えたフルシステムのデモンストレーションも行われる。

「C10」は内部構造を把握できるスケルトンモデルも用意

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