HOME > ニュース > 【LG電子ジャパン 発表会レポート3】迫力の大画面、60インチPDPを展示〜100万円以下で販売予定〜

【LG電子ジャパン 発表会レポート3】迫力の大画面、60インチPDPを展示〜100万円以下で販売予定〜

公開日 2001/12/11 18:38
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
左:LGブランドの60インチプラズマディスプレイ 右:オールインワン・ホームシアターシステム「DVP-HTS」
●本日の発表会においてLG電子ジャパンは、液晶ディスプレイ市場のみならず、今後はプラズマテレビ市場にも積極的に参入して行くことを明らかにした。発表会では42インチ(VGAパネル)、50インチ(SVGAパネル)、60インチ(XGAパネル)のプラズマディスプレイが展示された。

LGブランドのPDPは既に本国の韓国で高い売り上げを残しており、今後は日本国内でも大々的にPDPのプロモーションを展開していく予定だ。そのプロモーション活動の目玉になるのが60インチの大型プラズマディスプレイ。本発表会においては試作品が公開された。そのXGAパネルの大画面の迫力は圧倒的なものであった。LGブランドのPDPの日本における発売予定は、3サイズの製品ともに2002年6月頃を予定している。

気になる価格だが、60インチディスプレイにおいては100万円を切る価格設定を予定しているということで、驚きに値する。LG電子ジャパンの戦略としては、42インチより小さい画面サイズのPDPをつくる予定はないということだが、最小サイズにあたる42インチのディスプレイにおいても50万円を切る価格を予定しているようだ。今後は日本でのプロモーション活動の先頭を切って成田、羽田、関西空港にPDPディスプレイコーナーを設置してその魅力をアピールする。さらには来年4月下旬に予定している内覧会ほか各種イベントを通じて、LGブランドの信頼とイメージアップを図りつつ、LGブランドPDPの日本市場デビューへ向けて、着実な足固めを展開していく。

また発表会場では、LGブランド・オリジナルのオールインワン・ホームシアターシステム「DVP-HTS」も注目を浴びていた。コンパクトでシンプルなデザインの本機は、5万円前後での販売を予定している。LG電子としては来年度第1期の売り上の反応を見て販売展開を考えていくとのことだが、PDPと同様にオールインワン・ホームシアターシステム市場においてもLGブランドが本格参入してくるようであれば、国内メーカーにとっても大いに気になる存在となるだろう。
(Phile-Web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック