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東芝、アップグレードで地上波デジタル受信に対応する新型FACE3機種

公開日 2003/04/21 18:07
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写真は36D4000
●(株)東芝は、ソフトウェアの追加を行なうことで、本年12月より3大都市圏の一部で開始される地上デジタル放送の受信が可能になる「デジタルFACE 32D4000」など3機種を6月5日から発売する。

発売される3機種の型番と価格は以下の通り。
36形「36D4000」¥OPEN(予想実売価格30万円前後)  
32形「32D4000」¥OPEN(予想実売価格25万円前後)    
28形「28D4000」¥OPEN(予想実売価格20万円前後)    

3機種は、同社独自開発の地上デジタル放送用チューナーモジュールやOFDM復調LSIといったハードウェアを予め内蔵し、ソフトウェアを後から追加して新たな機能を実現する「アップグレードシステム」を搭載。新製品への地上デジタル放送受信機能の追加は、このシステムを使ったアップグレードサービスにて行う。なお、アップグレード後は、テレビジョン放送とデータ放送のみ受信可能。地上デジタル音声放送、移動体向け放送には対応していない。

アップグレード用のソフトウェアをスマートメディアに入れ、ユーザー登録を行った方に発送する。テレビ前面のカードスロットにスマートメディアを入れると自動的にアップグレードプログラムが立ち上がり、テレビ内部のソフトウェアが書き変わる仕組みだ。アップグレードにかかる時間は約1分とのこと。10月からスマートメディアの発送を開始する予定。アップグレードソフトウェアは無料で配布されるが、操作は自ら行う必要がある。

同社では、新製品の商品化にあたり、半導体設計の強みを活かしたシステムLSI技術を始め、ネットワーク技術、デジタルAVのソフトウェア技術といったデジタル関連技術を結集し、高画質化と機能拡張のためのデジタル処理システム「"FACE"デジタルプラットフォーム」を開発した。放送波をクリアに受信する「デジタル放送受信機能」や、映像情報の一貫したデジタル処理を行なう「デジタル高画質処理機能」などはこの成果である。

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドTOSHIBA
  • 型番上記参照
  • 発売日6月5日
  • 価格上記参照