TANNOY、プレステージシリーズで最も小型のモデルとなる「Sandringham」を発表
Sandringham |
本製品は新開発の8インチ口径同軸ユニットを搭載した、プレステージシリーズで最も小型のモデルとなる。ウーハー部は軽量化と剛性を両立させ、トランジェント特性を向上させる為、ペーパーコーンにはいくつかの異なるファイバーが混入され、高圧縮加工がされている。エッジ部はツインロールのハードタイプ、中低域の質感も向上している。ツイーター部は位相特性に優れた、TANNOY独自設計のテクノ・ウェーブガイドを採用。超精密成型のウェーブガイドにより正確な球面波が作りだされ、クリアで伸びのある高域再生が実現されている。
エンクロージャーはバーチ(樺)材をウォールナットの無垢材と突き板で仕上げ、伝統のプレステージデザインを継承。
プリント基板を使用せず、ネットワークを含め全ての伝送系の配線にオランダ「van den Hul」社製高性能銀メッキ線材(SCS)を採用。各部品間を直結することにより、伝送系ロスを一層少なくしている。余裕を持った大容量コイル、コンデンサーの採用と相まって、優れた音質と高信頼性が確立された。
経年変化による接触抵抗ロスを防止するため、金メッキを施したネジとプレートによって確実にロックアップする高域レベルコントロールシステムを採用。調整は、クロスオーバー周波数以上のツイーターレベル全体を+1.5dB/0dB/−1.5dBの3段階で増減が可能だ。スピーカー・ターミナルはバイアンプ/バイワヤリング駆動に対応する金メッキ処理スピーカー・ターミナルを採用。音質改善の可能性を広げるため、アース端子はスピーカー端子に隣接した設計となっている。
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドTANNOY
- 型番Sandringham
- 発売日6月上旬
- 価格18万円(1本)
【SPEC】
●型式:バスレフ方式(DPS/ディストリビューテッド・ポート・システム)
●使用ユニット:ハードエッジタイプ、20センチ(8インチ)同軸2ウェイ
●能率:90dB(W/m、1kHz)
●最大許容入力:225W(瞬間)
●連続許容入力:95W(RMS)
●入力インピーダンス:8Ω
●周波数特性:37Hz〜25kHz(−6dB)
●クロスオーバー周波数:1.4kHz
●エンクロージャー:高密度バーチ(樺)合板材(バッフル/リア)、パーチクルボード(トップ/サイド)ウォールナット突き板仕上げ
●外形寸法:332W×892H×260Dmm(フットベース/ピン未装着)
●質量:21kg
●内容積:48リットル
●型式:バスレフ方式(DPS/ディストリビューテッド・ポート・システム)
●使用ユニット:ハードエッジタイプ、20センチ(8インチ)同軸2ウェイ
●能率:90dB(W/m、1kHz)
●最大許容入力:225W(瞬間)
●連続許容入力:95W(RMS)
●入力インピーダンス:8Ω
●周波数特性:37Hz〜25kHz(−6dB)
●クロスオーバー周波数:1.4kHz
●エンクロージャー:高密度バーチ(樺)合板材(バッフル/リア)、パーチクルボード(トップ/サイド)ウォールナット突き板仕上げ
●外形寸法:332W×892H×260Dmm(フットベース/ピン未装着)
●質量:21kg
●内容積:48リットル