パナソニック、「VIERA Link」対応のハイビジョンDVDレコーダー「DIGA」4機種を発表

松下電器産業（株）パナソニックマーケティング本部は、ハイビジョン対応DVDレコーダーの新製品4機種を発売する。


■HDD+DVDレコーダー（500GB）「DMR-EX550」/2006年4月10日発売/￥OPEN（予想実売価格160,000円前後）
■HDD+DVDレコーダー（400GB）「DMR-EX350」/2006年4月10日発売/￥OPEN（予想実売価格130,000円前後）
■HDD+DVDレコーダー（200GB）「DMR-EX150」/2006年4月10日発売/￥OPEN（予想実売価格110,000円前後）
■HDD+DVDレコーダー（250GB） VHS一体型「DMR-EX250V」/2006年4月10日発売/￥OPEN（予想実売価格140,000円前後）

各モデルは、地上/BS/110度CSデジタルチューナーを1基、アナログチューナーを1基搭載し、デジタル放送の録画中にアナログ放送の録画を同時に行える「デジ・アナどっちも録り」機能を搭載する。同社テレビ“VIERA”に搭載した高画質PEAKSプロセッサーも搭載する。

全機種においてHDMI出力端子が搭載されており、特にフラグシップモデルのDMR-EX550ではHDMIによる1080p（1125p）出力に対応し、本機に録画したデジタル映像を高品位に再生できる。

本日同社が行った新製品発表会にはパナソニックAVCネットワークス社 ネットワーク事業グループ ビデオビジネスユニット長の杉田卓也氏が出席した。杉田氏より新しいハイビジョンDIGAに搭載された機能が紹介された。

新開発の「美画質コンバーター」は、ハードディスクに保存したハイビジョン番組を高品位に保存・再生するための高画質技術。ハイビジョン番組をDVDに保存する際には「ディティール・エンハンサー」により、SD画質にダウンコンバートされる映像のディティールを再現して録画する。DVDの再生時には「クリア・ダイナミックDNR」により、映像シーンの特性に合わせた最適なノイズリダクション処理が実行され、高画質な映像が楽しめる。またHDMIケーブルで接続した際には「ハイレゾリューション HDコンバーター」の働きにより、SD画質信号がハイビジョン信号にアップコンバージョンして出力される。


リモコンにも改良が加えられた。新たに配置された「ガイドボタン」を押すと、音声ガイドとともにテレビ画面上に「ディーガ操作ガイド」が表示され、再生・予約・ダビングなどの操作手順のほか、入門ユーザーに役立つインストラクションが確認できる。

全機種がVIERA Linkに対応し、同日発表された薄型テレビ「VIERA」シリーズやシアター機器とHDMIケーブルでつないで連動操作が可能になる。テレビのリモコンでレコーダーの録画・再生操作ができるほか、レコーダー側の操作によりテレビの電源ONやHDMIへの入力切り替えも行える。

SDメモリーカードスロットも全機種に搭載された。またDVDドライブはDVD-RAM/-R/-RW（ビデオモードのみ）/+Rへの録画再生に対応したほか、+RWの再生に加え、CPRM対応のDVD-R DLディスクやCPRM対応DVD-Rへの録画・再生もできる。

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（Phile-web編集部）