パナソニック、「ワンセグ持ち出し」などネットワーク機能を充実させた“ハイビジョンDIGA”を発売

パナソニックは、 録画番組をSDカードに書き出して携帯電話などで楽しめる「ワンセグ持ちだし」など、充実したネットワーク機能を搭載したHDD搭載DVDレコーダー“DIGA”の新製品2機種を2月1日に発売する。

今回発売されるのは下記の2モデル。

・HDD搭載DVDレコーダー「DMR-XP15」/￥OPEN（予想実売価格75,000円前後）
・HDD搭載VHS一体型DVDレコーダー「DMR-XP25V」/￥OPEN（予想実売価格100,000円前後）

両モデルとも本体に250GBのHDDを搭載する。地上/BS/110度CSデジタルチューナー、地上アナログチューナーは各1基ずつを搭載。新世代システムLSI「UniPhier（ユニフィエ）」による、MPEG4 AVC/H.264リアルタイムエンコーダーを搭載しており、HG/HX/HE/HLの各モードでフルHD録画が可能。どのモードでもAAC音声をそのまま記録する。HLモードでは内蔵HDDに最長で約126時間のフルHD録画が行える。またDVDにフルHD記録を行うAVCRECにも対応する。

本体に搭載する高画質回路技術 「HDオプティマイザー」により、独自のアルゴリズムでノイズを自動検出し制御。デジタル放送を美しく録画・再生できる。ディスクへの録画時間を最優先し、録画モードに関わらずデータ放送をカットして録画する機能も採用する。HDMI端子は両機種ともに1系統を装備。1080i/720p/480pでの出力に対応する。

同日発表の“ブルーレイDIGA”（関連ニュース）各機種にも採用された「ワンセグ持ち出し」機能も採用された。番組録画時に地上デジタルの12セグ放送とワンセグ放送を同時に録画し、本体からSDカードに転送した番組は後にSD録画に対応した全メーカーのワンセグ携帯電話、または同社のVIERAワンセグ「SV-ME75」で持ち出して楽しめる。1時間の録画番組はSDカードに最速約40秒で転送が行える。

他にもネットワーク系の機能として、「VIERA Link」への対応や、同社製ハイビジョンムービーで撮影したAVCHD映像の再生・保存機能を搭載。デジタルカメラで撮影した写真を手軽に楽しめる「フルハイビジョンテレ写」にも対応している。

録画時には1チャンネルの番組表が最大8日分まで一覧表示できる「チャンネル別番組表」や「オートチャプター」機能により手軽な操作を実現。リモコンの「赤ボタン」を押すだけえ録画予約が行える「かんたん予約」も搭載する。

再生時は、録画番組の動画がプレビューウィンドウで確認できる「録画一覧」を搭載。1.3倍速の早見再生も採用する。またダビング時には毎週予約で録画した連続ドラマなどを「おまかせダビング」の際にまとめてフォルダ単位でダビングできる「シリーズ一発ダビング」にも対応している。

本体はDMR-XP15が奥行き244mmのコンパクト化を実現。ラック等への省スペース配置を可能にしている。本体の待機時消費電力はDMR-XP15が0.3W、VHS一体型のDMR-XP25Vが0.5Wの省電力化を実現している。

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