<IFA2006レポート:LG電子>モバイル放送の受信端末に注目が集まった
LG電子のIFA2006の展示内容は、同社製品のデザイン製を強くアピールする内容となった。モバイル放送の受信端末にも充実した製品ラインナップを揃えている。
■EISAアワード受賞モデルがブースの各所に並ぶ
プラズマテレビ「LG42PC1RR」、HDD+DVDレコーダー「RH200MHS」をはじめ、欧州エレクトロニクス分野における最も権威ある製品賞のひとつであるEISAアワードの2006〜2007年度表彰を受けた各製品にスポットを当て、同社の商品力の高さを強くアピールする展示内容となっている。
DLPプロジェクター「AN110」は昨年のイベントにも出展され話題を集めたウォールマウントタイプのプロジェクター。1280×768画素のパネルを搭載し、1000ルーメンの明るさと2500対1のコントラスト比を実現している。現在の販売価格は2,000ユーロ前後。今年はフロントパネルにデコレーションパネルを配した、デザインコンセプトモデルを紹介している。
HDD+DVDレコーダー「RH200MHS」は、250GBのHDDと、DVD-RAM/±RW/±Rの記録が可能なスーパーマルチドライブを搭載する。
BDプレーヤーは来年に発売が予定されている「BD100」の試作機を展示。予価は999ユーロを設定している。
■デジタル放送受信端末に人気が集まった
欧州では現在「DVB-H」という方式のモバイル機器用デジタル放送規格による試験放送がスタートしている。本放送の開始は1年から2年後となるようだ。今回LG電子のブースにはDVB-Hの放送受信に対応するテレビ視聴機能付携帯電話「U900」の試作機を展示していた。本体には320×240画素の画面を搭載し、番組録画も可能だ。液晶部分は本体展開時に45度回転させるデザインを採用する。
モバイル放送を受信できるDAPも数多く揃う。韓国で採用される携帯機器向け地上デジタル放送方式「TDMB」に対応しているほか、MP3やWMAオーディオファイルの再生、写真データの表示が可能だ。30GBのHDDを内蔵するPM71や、上は4GBまでのフラッシュメモリーを搭載する「FM30」、2GBまでの搭載する「FM35」、ティアドロップ型のスタイリッシュな「FM20」等ラインナップを揃える。
その他にも、欧州で今年の春に発売したデザイン携帯「チョコレート」も展示。光沢のある黒いデザインにタッチ・キーパッドを配したスタイリッシュな外観に注目が集まっていた。
■フルHD薄型ディスプレイを各種出展
昨年も展示され注目を集めた、金色の71インチフルHDプラズマテレビ「MW-71PY10」をはじめ、フルHDパネルを搭載した薄型テレビが各種揃っている。
フルHDパネルを搭載した液晶テレビ「47LB2RF」は今年の11月に発売が予定されている。価格は3,800ユーロ前後になる見込み。他にも42/37インチの商品が投入される。
大型ディスプレイの試作機としては、102インチのフルHDプラズマテレビ、100インチのフルHD液晶テレビが展示されていたが、今年の来場者の関心は近い商品化が現実のものとなっている「47LB2RF」等にシフトしているようだった。
(Phile-web編集部・山本)
[IFA2006REPORT]
■EISAアワード受賞モデルがブースの各所に並ぶ
プラズマテレビ「LG42PC1RR」、HDD+DVDレコーダー「RH200MHS」をはじめ、欧州エレクトロニクス分野における最も権威ある製品賞のひとつであるEISAアワードの2006〜2007年度表彰を受けた各製品にスポットを当て、同社の商品力の高さを強くアピールする展示内容となっている。
DLPプロジェクター「AN110」は昨年のイベントにも出展され話題を集めたウォールマウントタイプのプロジェクター。1280×768画素のパネルを搭載し、1000ルーメンの明るさと2500対1のコントラスト比を実現している。現在の販売価格は2,000ユーロ前後。今年はフロントパネルにデコレーションパネルを配した、デザインコンセプトモデルを紹介している。
HDD+DVDレコーダー「RH200MHS」は、250GBのHDDと、DVD-RAM/±RW/±Rの記録が可能なスーパーマルチドライブを搭載する。
BDプレーヤーは来年に発売が予定されている「BD100」の試作機を展示。予価は999ユーロを設定している。
■デジタル放送受信端末に人気が集まった
欧州では現在「DVB-H」という方式のモバイル機器用デジタル放送規格による試験放送がスタートしている。本放送の開始は1年から2年後となるようだ。今回LG電子のブースにはDVB-Hの放送受信に対応するテレビ視聴機能付携帯電話「U900」の試作機を展示していた。本体には320×240画素の画面を搭載し、番組録画も可能だ。液晶部分は本体展開時に45度回転させるデザインを採用する。
モバイル放送を受信できるDAPも数多く揃う。韓国で採用される携帯機器向け地上デジタル放送方式「TDMB」に対応しているほか、MP3やWMAオーディオファイルの再生、写真データの表示が可能だ。30GBのHDDを内蔵するPM71や、上は4GBまでのフラッシュメモリーを搭載する「FM30」、2GBまでの搭載する「FM35」、ティアドロップ型のスタイリッシュな「FM20」等ラインナップを揃える。
その他にも、欧州で今年の春に発売したデザイン携帯「チョコレート」も展示。光沢のある黒いデザインにタッチ・キーパッドを配したスタイリッシュな外観に注目が集まっていた。
■フルHD薄型ディスプレイを各種出展
昨年も展示され注目を集めた、金色の71インチフルHDプラズマテレビ「MW-71PY10」をはじめ、フルHDパネルを搭載した薄型テレビが各種揃っている。
フルHDパネルを搭載した液晶テレビ「47LB2RF」は今年の11月に発売が予定されている。価格は3,800ユーロ前後になる見込み。他にも42/37インチの商品が投入される。
大型ディスプレイの試作機としては、102インチのフルHDプラズマテレビ、100インチのフルHD液晶テレビが展示されていたが、今年の来場者の関心は近い商品化が現実のものとなっている「47LB2RF」等にシフトしているようだった。
(Phile-web編集部・山本)
[IFA2006REPORT]