“年末はハイビジョン機器でワンツーパンチ”−SDカードムービー発表会詳報
別項でご紹介したとおり(関連ニュース)、パナソニックマーケティング本部は本日、AVCHDを採用したハイビジョンビデオカメラ2機種の発売を発表した。本項では本日同社が開催した記者発表の内容を紹介する。
市場動向と新製品の概要に関して説明を行ったのはパナソニックマーケティング本部 副本部長の平原重信氏。
ここ数年でテレビの高画質化が進んだことから、最近は周辺製品の高画質化が急速に進んでると説明。ビデオカメラもフルハイビジョンの時代を迎えたと語った。
同社は、ビデオカメラ市場において07年に5割、08年には7割の製品がハイビジョン・タイプになると予想。これをふまえて平原氏は、これまでのハイビジョン対応ビデオカメラの記録メディアであるDVテープ、DVD、HDDのデメリットを挙げるとともに、SDカードの優位性を紹介。「コンパクト・軽量」に加え、振動に強く起動が速い「メカレス」によるメリットを強調し、SDカードがビデオカメラの記録メディアに最適であると説明した。
また同氏はSDカードの現状について説明。メモリーカード市場では、現在SDカードが約70%を占めていることを説明したほか、開発段階では既に32GBの記録容量を実現していると語り、その優位性をアピールした。
最後に同氏は、新製品とBDレコーダー「DMR-BW200/BR100」の連携機能について説明。年末商戦は、ハイビジョンに対応したビデオカメラとレコーダーの“ワン・ツー・パンチ”で展開していくと語った。
以下に発表会で行われた質疑応答の主な内容を掲載する。
Q.SDカードモデルとDVDモデル、主力はSDカードモデルか?
A.今後、ムービーの記録メディアはSDカードが最適だと考えている。屋外での使用に強いのもポイントだ。月産台数は、SD1が2万台、DX1が1.5万台と考えている。
Q.BDレコーダーへのダビング機能はHDDにも可能か?
A.HDDへのダビング機能は今回は見送った。
Q.DVDモデルはSDカードへの静止画記録が可能だが、動画の記録はできないのか?
A.技術的には可能だが、商品コンセプトとして動画記録はDVDのみとした。マーケティング的に棲み分けを行った結果だ。
(Phile-web編集部)
市場動向と新製品の概要に関して説明を行ったのはパナソニックマーケティング本部 副本部長の平原重信氏。
ここ数年でテレビの高画質化が進んだことから、最近は周辺製品の高画質化が急速に進んでると説明。ビデオカメラもフルハイビジョンの時代を迎えたと語った。
同社は、ビデオカメラ市場において07年に5割、08年には7割の製品がハイビジョン・タイプになると予想。これをふまえて平原氏は、これまでのハイビジョン対応ビデオカメラの記録メディアであるDVテープ、DVD、HDDのデメリットを挙げるとともに、SDカードの優位性を紹介。「コンパクト・軽量」に加え、振動に強く起動が速い「メカレス」によるメリットを強調し、SDカードがビデオカメラの記録メディアに最適であると説明した。
また同氏はSDカードの現状について説明。メモリーカード市場では、現在SDカードが約70%を占めていることを説明したほか、開発段階では既に32GBの記録容量を実現していると語り、その優位性をアピールした。
最後に同氏は、新製品とBDレコーダー「DMR-BW200/BR100」の連携機能について説明。年末商戦は、ハイビジョンに対応したビデオカメラとレコーダーの“ワン・ツー・パンチ”で展開していくと語った。
以下に発表会で行われた質疑応答の主な内容を掲載する。
Q.SDカードモデルとDVDモデル、主力はSDカードモデルか?
A.今後、ムービーの記録メディアはSDカードが最適だと考えている。屋外での使用に強いのもポイントだ。月産台数は、SD1が2万台、DX1が1.5万台と考えている。
Q.BDレコーダーへのダビング機能はHDDにも可能か?
A.HDDへのダビング機能は今回は見送った。
Q.DVDモデルはSDカードへの静止画記録が可能だが、動画の記録はできないのか?
A.技術的には可能だが、商品コンセプトとして動画記録はDVDのみとした。マーケティング的に棲み分けを行った結果だ。
(Phile-web編集部)