キヤノンと米ナノ社のSED 特許訴訟 公判審理が終了
キヤノン(株)は、同社が開発を進めているSEDテレビに関連して、米ナノ・プロプライアタリー社がキヤノンに対し提起した訴訟の公判審理が、2007年5月3日に終了したと発表した。
ナノ社は、公判中に、キヤノンに対する詐欺の主張ならびにキヤノンUSAに対する全ての主張を取り下げた。また陪審は、ナノ社が損害を一切被っていないとの評決を下したという。
ただし裁判所では、キヤノンが両者間の特許ライセンス契約に違反した、そのために契約自体が終了したとの、従来からの判断を踏襲。これについてキヤノンは、「承服しかねるところがあり、控訴する予定」としている。
(Phile-web編集部)
ナノ社は、公判中に、キヤノンに対する詐欺の主張ならびにキヤノンUSAに対する全ての主張を取り下げた。また陪審は、ナノ社が損害を一切被っていないとの評決を下したという。
ただし裁判所では、キヤノンが両者間の特許ライセンス契約に違反した、そのために契約自体が終了したとの、従来からの判断を踏襲。これについてキヤノンは、「承服しかねるところがあり、控訴する予定」としている。
(Phile-web編集部)