キヤノン、NABで業務用30型4Kディスプレイ試作機を参考出展
キヤノンは、現在ラスベガスで開催中の「NAB Show 2012」に、業務用の30型4Kディスプレイの試作機を参考出展している。
こちらは2012年内の製品化を目指しているとのこと。詳細な仕様や価格は未定。キヤノンは「映画などの映像編集作業に適しており、独自の高画質技術と信頼性で、映像制作プロダクションのニーズに対応する」とアピールしている。
キヤノンが開発を手掛けてきたディスプレイと言えば、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)。ブラウン管と同様、電子を蛍光体に衝突させて発光する自発光型で、ブラウン管の電子銃に相当する電子放出部が画素の数だけ設けられている。高輝度、高精細、高速応答性、高コントラスト、高い色再現性など画質に優れているのを特徴としていた。
2010年5月に、家庭用SEDテレビの開発は中止する旨がアナウンスされたが(関連ニュース)、教育用や放送局用ディスプレイなど、業務用途で活用することを目指し一部で開発を続ける、としていた。
今回参考出展されたディスプレイの詳細については明言されていないが、その方式に注目したいところだ。
こちらは2012年内の製品化を目指しているとのこと。詳細な仕様や価格は未定。キヤノンは「映画などの映像編集作業に適しており、独自の高画質技術と信頼性で、映像制作プロダクションのニーズに対応する」とアピールしている。
キヤノンが開発を手掛けてきたディスプレイと言えば、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)。ブラウン管と同様、電子を蛍光体に衝突させて発光する自発光型で、ブラウン管の電子銃に相当する電子放出部が画素の数だけ設けられている。高輝度、高精細、高速応答性、高コントラスト、高い色再現性など画質に優れているのを特徴としていた。
2010年5月に、家庭用SEDテレビの開発は中止する旨がアナウンスされたが(関連ニュース)、教育用や放送局用ディスプレイなど、業務用途で活用することを目指し一部で開発を続ける、としていた。
今回参考出展されたディスプレイの詳細については明言されていないが、その方式に注目したいところだ。