ビクター、世界最小の1.27インチ 4K2K D-ILAデバイスを開発
日本ビクター(株)は、反射型液晶デバイス「D-ILA」の新ラインナップとして、4K2K(4,096×2,400)解像度を実現した対角1.27インチのデバイスを新開発した。4K2K解像度の映像デバイスとしては世界最小となる。
これまで同社では、4K2Kデバイスとして、1.7インチのモデルを実用化していたが、今回の開発品は面積比で約43%の小型化を実現しており、より小型なプロジェクターへの搭載が可能となる。
デバイスのコントラスト比は20,000対1。画素間ギャップは0.25μmで、開口率は93%と非常に高い。配向の乱れ低減化技術、新液晶、新配向技術の採用により、液晶からの反射光の散乱や回折などの異常光を大幅に低減させるなどの工夫で、コントラスト比を高めた。
デジタルシネマイニシアティブ(DCI)が策定している4Kデジタルシネマ上映用のプロジェクターや、デザイン、CAD用途などへの採用を見込む。
なお同社では、現在米カリフォルニア州アナハイムで開催されているプレゼンテーション関連の展示会「Infocomm 2007」に、本デバイスと本デバイスを搭載した新型4K2K D-ILAプロジェクターの試作機を参考出品している。
(Phile-web編集部)
これまで同社では、4K2Kデバイスとして、1.7インチのモデルを実用化していたが、今回の開発品は面積比で約43%の小型化を実現しており、より小型なプロジェクターへの搭載が可能となる。
デバイスのコントラスト比は20,000対1。画素間ギャップは0.25μmで、開口率は93%と非常に高い。配向の乱れ低減化技術、新液晶、新配向技術の採用により、液晶からの反射光の散乱や回折などの異常光を大幅に低減させるなどの工夫で、コントラスト比を高めた。
デジタルシネマイニシアティブ(DCI)が策定している4Kデジタルシネマ上映用のプロジェクターや、デザイン、CAD用途などへの採用を見込む。
なお同社では、現在米カリフォルニア州アナハイムで開催されているプレゼンテーション関連の展示会「Infocomm 2007」に、本デバイスと本デバイスを搭載した新型4K2K D-ILAプロジェクターの試作機を参考出品している。
(Phile-web編集部)