NEC、ホームサーバーPCと小型クライアントソリューション「Lui」を発売
NECは、ホームサーバーPC/クライアントシステム「Lui」を4月24日に発売する。
発売するのは、「ホームサーバーPC」1タイプ2モデル、ホームサーバーPCを遠隔操作できる専用端末「PCリモーター」2タイプ2モデル、デスクトップPCにLuiの機能を搭載した「VALUESTAR R Luiモデル」1タイプ2モデル。それぞれの型番と概要は以下の通り。
【ホームサーバーPC】
・“Lui SX"「SX700/1G」¥OPEN(直販サイト価格379,890円)
・“Lui SX"「SX500/1G」¥OPEN(直販サイト価格329,910円)
【PCリモーター】
・“Lui RN"「RN700/1C」¥OPEN(直販サイト価格89,880円)
・“Lui RP"「RP500/1C」¥OPEN(直販サイト価格49,980円)
【VALUESTAR R Luiモデル】
・「VR970/MG」¥OPEN
・「VR500/MG」¥OPEN
ホームサーバーPC“Lui SX"は、OSにWindows Vista Home Premiumを搭載。CPUはCore 2 Duo 2GHzで、メモリーは2GB。チューナーは、地上デジタルを2基、BS/110度CSデジタルを1基搭載する。
HDDは、PC部用に320GBを搭載するほか、録画専用HDDも用意。上位機種の「SX700/1G」は約1TB、下位機種の「SX500/1Gは約500GBを搭載する。PC部分とHDDレコーダ部分それぞれの処理を分離し、TV番組録画中でもPC部分への負担をかけないなど、ホームサーバに求められる長期・安定稼働を実現したという。
本機はDLNAサーバーとして使用でき、DTCP-IPにも対応。デジタル放送コンテンツを2番組同時配信できる。ただし、デジタル放送コンテンツの視聴は家庭内LAN内での接続に限られ、後述するPCリモーターでは、家庭内LAN/インターネット経由に関わらずデジタル放送の視聴は行えない。
BDやDVDなどは著作権保護がかかっているため、ネットワーク配信は行えない。のみならず、ホームサーバPCにBD/DVDディスクが挿入されている場合、著作権保護のためにPCリモーターからホームサーバPCに接続する事自体ができないという。
また、光ディスクドライブは、上位機はBDドライブ、下位機はDVDスーパーマルチドライブを搭載する。なお、ディスプレイ端子はHDMI出力のみとなる。
PCリモーターは、PCリモーターは、家庭内だけでなく、ソニーのロケーションフリーのように、外部インターネットからホームサーバーPCにアクセスし、「PCオンデマンド」機能により、ホームサーバーPCの遠隔操作を行うことができる機器。ホームサーバーPCの画面・音声情報をPCリモーターに転送する「リモートスクリーンテクノロジ」により、PCリモーター自体は小型でCPUの処理速度も高くないが、ホームサーバーPCの処理能力や大容量HDDを離れた場所から活用できる。
小型軽量で手のひらに収まるポケットタイプの“Lui RP"「RP500/1C」と、小型ノートPCタイプの“Lui RN"「RN700/1C」の2種類を用意。どちらもOSにはWindows CE For Embedded Systems,
Professional Version 5.0 日本語版を採用、CPUはTIのDaVINCIプロセッサーを搭載する。
ディスプレイサイズと解像度は、“Lui RP"が4.1型ワイドで800×480画素、“Lui RN"が10.6型ワイドで1,280×768。どちらもIEEE802.11b/g準拠の無線LAN機能を備えている。イーサネット端子はLui RNのみ搭載する。
「VALUESTAR R Luiモデル」は、19型ワイド液晶モニターをセットにしたスリムタワー型デスクトップPCに、ホームサーバーPCに搭載されている「PCリモーターサーバボード」を内蔵。別売のPCリモーターからの遠隔利用に対応する。
OSはWindows Vista Home Premiumで、CPUはCore 2 Duo。上位機のクロックは2.40GHz、下位機は2.20GHz。メモリは2GBを搭載する。HDDは上位機が約500GB、下位機が約320GBで、ホームサーバーPCのように録画専用のHDDは搭載していない。光ディスクドライブは上位機はBDドライブ、下位機はDVDスーパーマルチドライブを搭載する。
今後同社では、パートナー企業と連携してLuiに対応した商品やサービスを拡充する考え。パートナー企業としてNTT東西やNTTドコモ、NTTコミュニケーションズといった通信企業から、インテル、マイクロソフトなども賛同コメントを発表。さらに、アイ・オー・データ機器やバッファローなどもLuiに対応したネットワーク機器の展開を検討しているという。
【問い合わせ先】
NEC121コンタクトセンター
TEL/0120-977-121
(Phile-web編集部)
発売するのは、「ホームサーバーPC」1タイプ2モデル、ホームサーバーPCを遠隔操作できる専用端末「PCリモーター」2タイプ2モデル、デスクトップPCにLuiの機能を搭載した「VALUESTAR R Luiモデル」1タイプ2モデル。それぞれの型番と概要は以下の通り。
【ホームサーバーPC】
・“Lui SX"「SX700/1G」¥OPEN(直販サイト価格379,890円)
・“Lui SX"「SX500/1G」¥OPEN(直販サイト価格329,910円)
【PCリモーター】
・“Lui RN"「RN700/1C」¥OPEN(直販サイト価格89,880円)
・“Lui RP"「RP500/1C」¥OPEN(直販サイト価格49,980円)
【VALUESTAR R Luiモデル】
・「VR970/MG」¥OPEN
・「VR500/MG」¥OPEN
HDDは、PC部用に320GBを搭載するほか、録画専用HDDも用意。上位機種の「SX700/1G」は約1TB、下位機種の「SX500/1Gは約500GBを搭載する。PC部分とHDDレコーダ部分それぞれの処理を分離し、TV番組録画中でもPC部分への負担をかけないなど、ホームサーバに求められる長期・安定稼働を実現したという。
本機はDLNAサーバーとして使用でき、DTCP-IPにも対応。デジタル放送コンテンツを2番組同時配信できる。ただし、デジタル放送コンテンツの視聴は家庭内LAN内での接続に限られ、後述するPCリモーターでは、家庭内LAN/インターネット経由に関わらずデジタル放送の視聴は行えない。
BDやDVDなどは著作権保護がかかっているため、ネットワーク配信は行えない。のみならず、ホームサーバPCにBD/DVDディスクが挿入されている場合、著作権保護のためにPCリモーターからホームサーバPCに接続する事自体ができないという。
また、光ディスクドライブは、上位機はBDドライブ、下位機はDVDスーパーマルチドライブを搭載する。なお、ディスプレイ端子はHDMI出力のみとなる。
PCリモーターは、PCリモーターは、家庭内だけでなく、ソニーのロケーションフリーのように、外部インターネットからホームサーバーPCにアクセスし、「PCオンデマンド」機能により、ホームサーバーPCの遠隔操作を行うことができる機器。ホームサーバーPCの画面・音声情報をPCリモーターに転送する「リモートスクリーンテクノロジ」により、PCリモーター自体は小型でCPUの処理速度も高くないが、ホームサーバーPCの処理能力や大容量HDDを離れた場所から活用できる。
小型軽量で手のひらに収まるポケットタイプの“Lui RP"「RP500/1C」と、小型ノートPCタイプの“Lui RN"「RN700/1C」の2種類を用意。どちらもOSにはWindows CE For Embedded Systems,
Professional Version 5.0 日本語版を採用、CPUはTIのDaVINCIプロセッサーを搭載する。
ディスプレイサイズと解像度は、“Lui RP"が4.1型ワイドで800×480画素、“Lui RN"が10.6型ワイドで1,280×768。どちらもIEEE802.11b/g準拠の無線LAN機能を備えている。イーサネット端子はLui RNのみ搭載する。
OSはWindows Vista Home Premiumで、CPUはCore 2 Duo。上位機のクロックは2.40GHz、下位機は2.20GHz。メモリは2GBを搭載する。HDDは上位機が約500GB、下位機が約320GBで、ホームサーバーPCのように録画専用のHDDは搭載していない。光ディスクドライブは上位機はBDドライブ、下位機はDVDスーパーマルチドライブを搭載する。
今後同社では、パートナー企業と連携してLuiに対応した商品やサービスを拡充する考え。パートナー企業としてNTT東西やNTTドコモ、NTTコミュニケーションズといった通信企業から、インテル、マイクロソフトなども賛同コメントを発表。さらに、アイ・オー・データ機器やバッファローなどもLuiに対応したネットワーク機器の展開を検討しているという。
【問い合わせ先】
NEC121コンタクトセンター
TEL/0120-977-121
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドNEC
- 型番上記参照
- 発売日2008年4月24日
- 価格上記参照