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DiXiM Digital TVの機能強化版

デジオン、スカパー! HDにも対応したPC用ネットワークメディアプレーヤーソフト

公開日 2009/12/11 17:26 Phile-web編集部
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(株)デジオンは、DTCP-IPに対応したPC用のネットワークメディアプレーヤーソフト「DiXiM Digital TV plus」を12月22日から発売する。価格は5,980円(税込)で、アイ・オー・データ機器と日本インテリジェンスからダウンロード購入できる。

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対応OSはWindows 7 (32bit, 64bit)Home Premium以上。/Vista SP2以降(32bit, 64bit)Home Premium以上/Windows XP SP2以降 (32bit版のみ)。

名称からわかるとおり、今年7月に発売したPC向けネットワークメディアプレーヤーソフト「DiXiM Digital TV」の機能強化版。「DiXiM Digital TV」のユーザーには優待価格での販売を予定しているという。

新たに、今年8月よりサービスが開始された「スカパー!HD録画」コンテンツの再生に対応。テレビ番組はもちろん、ラジオ番組や視聴年齢制限番組も再生することができる。またMPEG2 TSはもちろん、MPEG4 AVC/H.264やMPEG-2 PSの再生にも対応している。

これまでのDiXiM Digital TVは、DTCP-IPで保護されたデジタル放送番組の再生機能のみに特化した製品だったが、同plusでは、ミュージック/フォト/ビデオなど、著作権保護機能がかかっていないコンテンツの再生にも対応したことも大きな特徴だ。

さらにDLNAのクラスとして、DMP(デジタルメディアプレーヤー)だけでなく、DMR(デジタルメディアレンダラー)、DMC(デジタルメディアコントローラー)機能も新たに実装。かんたんに説明すると、DMCは他のDLNA機器の操作を行う機能、DMRは他機器から配信されたコンテンツを表示する機能だ。たとえばDMCによってPCやNAS内のデータを、DMR対応のテレビに表示することなども可能になる。

なお、今年のCEATECで参考出展されていた際には、DMS(デジタルメディアサーバー)にアップロードやダウンロードする+UP+ (Upload Controller) 機能および+DN+(Download Controller) 機能が搭載されていたが、製品版ではこれらの機能は省略されている。

視聴機能は「DiXiM Digital TV」とほぼ同様で、月・週・日に切り替え可能なカレンダービュー、未視聴番組、ジャンル、チャンネル、日時、曜日、時間帯などでの録画番組の絞り込み表示、30秒スキップや5秒戻しなどのトリックプレイ、「関連コンテンツ」表示機能などを備えている。また、Windows Media Center リモコンで操作が行えるのも便利だ。

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