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三洋、“Xacti”新製品「DMX-HD800」を発売 − 3次元NRを搭載し高画質化を実現

公開日 2008/07/30 17:41
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DMX-HD800
三洋電機(株)は、“Xacti”シリーズの新機種、「DMX-HD800」を8月22日より発売する。ゴールド、ピンク、ブラックの3色が用意され、価格はオープンだが50,000円前後での実売が予想される。

記録メディアにはSD/SDHCメモリーカード、記録フォーマットにはMPEG-4 AVC/H.264を採用。上位機種「DMX-HD1000」で開発した低消費電力・高速映像処理エンジン「プラチナシグマエンジン」を採用するなど、前機種の「DMX-HD700」(関連ニュース)をベースにした製品で、ハイビジョンムービーと写真の高画質化、および機能性と操作性の向上が図られている。

撮像素子には1/2.5型の約800万画素CMOSセンサーを採用し、動画は最大で1280×720ピクセル(30fps・9Mbps)、静止画は最大4000×3000ピクセルの画像が撮影可能だ。

新開発の3次元ノイズリダクションを、Xactiシリーズとしては初めて搭載。時間的に変動するランダムノイズを大幅に低減させた。また、高速読み出しが可能なCMOSセンサーの採用によって、映像の情報量を「DMX-HD700」の約1.7倍にアップさせ、斜め線の高周波成分を増大させることで、より鮮鋭感のある映像を実現。そのほか、映像圧縮コーデックアルゴリズムや信号処理系の最適化などによって、解像度と色合い、暗所での画質も大幅に向上している。

また、顔検出機能も強化されている。検出時に使用するデータベースを従来機種の約5倍に拡大するとともに、新制御方式を採用することによって斜め向きの顔などの検出精度が一段と向上している。

同社では、本機を昨今急激に増加しているブログやSNS利用者、映像をパソコンで楽しむユーザーをターゲットにした製品と位置づけており、「撮った後も楽しみ方がいろいろ広がるコミュニケーションツールとして提案していきたい」とコメントしている。

【問い合わせ先】
三洋電機(株)
デジタルシステムカンパニー デジカメお客様相談係
TEL/072-870-4184

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドSANYO
  • 型番DMX-HD800
  • 発売日2008年8月22日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)
【SPEC】●カメラ部有効画素数:<静止画>約800万画素、<ムービー>約682万画素(HD) ●撮像素子:1/2.5型約800万画素CMOSセンサー ●記録媒体:SD/SDHCメモリーカード(32GB SDHCメモリーカードに対応) ●レンズ:光学5倍ズーム ●外形寸法:73.7W×109.0H×35.0Dmm ●質量:約195g(本体のみ)、約220g(電池、SDメモリーカード込み)