2Q連結累計業績見通しも上方修正
パナソニック、1Q連結決算を発表 - 全セグメントで減収も当初見込みより回復
パナソニック(株)は本日、2009年度 第1四半期の連結決算を発表した。
同社第1四半期は売上高1兆5,955億円(前年同期比26%減)、営業損失202億円を計上。当期純損失は530億円となった。減収は免れなかったものの、当初見通しよりも売上高は400億円、営業利益は698億円プラスとするなど回復を見せている。
部門別では、デジタルAVCネットワーク分野の売上高は7,309億円と前年同期比で25%の減収。このうちAV機器部門では、プラズマテレビが1,234億円(前年比17%減)、液晶テレビが750億円(前年比22%減)、デジタルカメラは479億円(前年比26%減)とした。しかしBD・DVDレコーダーは307億円と前年比3%減に留めた。そのうち特にBDレコーダー・プレーヤーカテゴリは前年度比178%となる売上高228億円を計上し、非常に大きな伸びを見せた。
また同社は、第2四半期連結累計業績見通しを修正発表。売上高は400億円プラスとなる3兆3,000億円(前年比24%減)、営業損失は850億円回復する200億円へと上方修正した。
なお通期の業績見通しは修正せず、今年5月に発表したとおり売上高7兆円、営業利益750億円を掲げる。
上方修正の理由について同社は「価格競争は引き続き激しくなるものの、電子部品の市況回復や景気刺激策の効果などによる売上増が見込める」こと、「為替の良化や固定費・材料費を中心としたコスト削減を徹底的に推進することなどにより、利益向上が見込まれる」ためと説明している。
同社第1四半期は売上高1兆5,955億円(前年同期比26%減)、営業損失202億円を計上。当期純損失は530億円となった。減収は免れなかったものの、当初見通しよりも売上高は400億円、営業利益は698億円プラスとするなど回復を見せている。
部門別では、デジタルAVCネットワーク分野の売上高は7,309億円と前年同期比で25%の減収。このうちAV機器部門では、プラズマテレビが1,234億円(前年比17%減)、液晶テレビが750億円(前年比22%減)、デジタルカメラは479億円(前年比26%減)とした。しかしBD・DVDレコーダーは307億円と前年比3%減に留めた。そのうち特にBDレコーダー・プレーヤーカテゴリは前年度比178%となる売上高228億円を計上し、非常に大きな伸びを見せた。
また同社は、第2四半期連結累計業績見通しを修正発表。売上高は400億円プラスとなる3兆3,000億円(前年比24%減)、営業損失は850億円回復する200億円へと上方修正した。
なお通期の業績見通しは修正せず、今年5月に発表したとおり売上高7兆円、営業利益750億円を掲げる。
上方修正の理由について同社は「価格競争は引き続き激しくなるものの、電子部品の市況回復や景気刺激策の効果などによる売上増が見込める」こと、「為替の良化や固定費・材料費を中心としたコスト削減を徹底的に推進することなどにより、利益向上が見込まれる」ためと説明している。