SD/SDHCカードへの記録にも対応
ソニー、TransferJetとAVCHD対応モデルなど新“Cyber-shot”5機種を発売 - クレードルも同時発売
ソニーは、近接無線伝送技術「TransferJet」およびAVCHDフォーマットのフルHD動画撮影に対応した2モデルなど“Cyber-shot”の新機種5モデルを2月5日より順次発売する。
■TransferJet & AVCHD対応はスリム型と10倍ズーム機の2機種
・DSC-TX7 ¥OPEN(予想実売価格45,000円前後) 2月5日発売
・DSC-HX5V ¥OPEN(予想実売価格45,000円前後) 3月5日発売
■両機種共通の特徴
両機種ともに有効画素数1,020万画その裏面照射型CMOS「Exmor-R」を搭載。近接無線伝送技術「TransferJet」(関連ニュース)と、AVCHDフォーマットでのフルHD(1,920×1,080/60i)動画撮影に対応した点が大きな特徴。
なお、記録メディアには従来までのメモリースティックに加えて、新たにSD/SDHCカードにも対応。同社では、後述の3機種を含む“Cyber-shot”および“Handycam”で、2010年モデルからSD/SDHCカードに対応していく。
「TransferJet」への対応では、同規格に対応したメモリースティック「MS-JX8G」(8GB・予想実売価格1万円前後)と、“BRAVIA”などに接続可能なクレードル「TJS-1」(税込価格14,910円)を同時発売。これらと組み合わせることでケーブルレスでの画像通信が可能になる。
クレードル「TJS-1」の外形寸法は約110W×16H×62Dmmで、質量が約100g。対応機器へはUSBで接続し、2008年以降に発売された“BRAVIA”と、デジタルフォトフレーム“S-frame”「X1000/X800」では自動でスライドショーが開始される。また、同社製BDレコーダーにも接続できる。
“Cyber-shot”からTransferJetを利用して画像送信するには、画像再生モードにした際にモニターに表示されるTransferJetマークを選択。画像受信は画像再生モードにしておくだけで通信できる。
また、同規格に対応した新“VAIO Fシリーズ”ならパームレストにCyber-shotを乗せるだけでPMBが起動して画像受信が開始される。なお、そのほかの“VAIO”でも上記「TJS-1」を接続することが可能だ。
AVCHDでの動画撮影は、1,920×1,080/60i/17Mbpsと、1,440×1,080/60i/9Mbpsのふたつから画質選択が可能。容量4GBの記録メディアに、1,920×1,080のFHモードで約28分30秒、1,440×1,080のHQモードで約57分の動画記録ができる。
また、MP4での記録にも対応しており、1,440×1,080/30p/12Mbps、1,280×720/30p/6Mbps、640×480/30p/3Mbpsの3モードから画質を選択できる。なお、出荷時は1,440×1,080/60i/9MbpsのAVCHD記録に設定されている。
「逆光補正HDR」機能を搭載し最大3EVの高ダイナミックレンジを実現。露出アンダーとオーバーの2枚の写真を撮影しカメラ本体内で合成することで、逆光でも適正露出の写真撮影を可能にした。なお、同機能はデジタル一眼レフ“α”などに搭載されていたもので、“Cyber-shot”へ新たに搭載するにあたって改めて名称をつけたのだという。
高速連射で撮影した映像をつなぎ合わせてパノラマ写真を生成する「スイングパノラマ」は機能を強化して搭載。従来は均等幅で画像をつなぎ合わせていたが、今回から新たに被写体の顔と動きの検出機能を追加。動きのある部分は画像の幅を広くとるなど、つなぎ合わせる画像の幅をリアルタイムに変更することで、不自然なつなぎ合わせを回避できるようになった。
また、光学式手ブレ補正やHDMI端子も備えているほか、2008年秋モデルの「DSC-WX1」などから引き続いて「メカニカルシャッター」を採用。フル画像サイズでの秒間10コマという高速連写にも対応している。
なお、画像処理エンジンには「BIONZ」を搭載。そのほか「おまかせオート」などにも対応している。
■TransferJet & AVCHD対応はスリム型と10倍ズーム機の2機種
・DSC-TX7 ¥OPEN(予想実売価格45,000円前後) 2月5日発売
・DSC-HX5V ¥OPEN(予想実売価格45,000円前後) 3月5日発売
■両機種共通の特徴
両機種ともに有効画素数1,020万画その裏面照射型CMOS「Exmor-R」を搭載。近接無線伝送技術「TransferJet」(関連ニュース)と、AVCHDフォーマットでのフルHD(1,920×1,080/60i)動画撮影に対応した点が大きな特徴。
なお、記録メディアには従来までのメモリースティックに加えて、新たにSD/SDHCカードにも対応。同社では、後述の3機種を含む“Cyber-shot”および“Handycam”で、2010年モデルからSD/SDHCカードに対応していく。
「TransferJet」への対応では、同規格に対応したメモリースティック「MS-JX8G」(8GB・予想実売価格1万円前後)と、“BRAVIA”などに接続可能なクレードル「TJS-1」(税込価格14,910円)を同時発売。これらと組み合わせることでケーブルレスでの画像通信が可能になる。
クレードル「TJS-1」の外形寸法は約110W×16H×62Dmmで、質量が約100g。対応機器へはUSBで接続し、2008年以降に発売された“BRAVIA”と、デジタルフォトフレーム“S-frame”「X1000/X800」では自動でスライドショーが開始される。また、同社製BDレコーダーにも接続できる。
“Cyber-shot”からTransferJetを利用して画像送信するには、画像再生モードにした際にモニターに表示されるTransferJetマークを選択。画像受信は画像再生モードにしておくだけで通信できる。
また、同規格に対応した新“VAIO Fシリーズ”ならパームレストにCyber-shotを乗せるだけでPMBが起動して画像受信が開始される。なお、そのほかの“VAIO”でも上記「TJS-1」を接続することが可能だ。
転送速度はクレードル使用時で約50Mbpsで、対応Cyber-shot同士では約20Mbps。「TJS-1」は画像の通信のみが可能だが、“VAIO Fシリーズ”では動画の受信にも対応している。
AVCHDでの動画撮影は、1,920×1,080/60i/17Mbpsと、1,440×1,080/60i/9Mbpsのふたつから画質選択が可能。容量4GBの記録メディアに、1,920×1,080のFHモードで約28分30秒、1,440×1,080のHQモードで約57分の動画記録ができる。
また、MP4での記録にも対応しており、1,440×1,080/30p/12Mbps、1,280×720/30p/6Mbps、640×480/30p/3Mbpsの3モードから画質を選択できる。なお、出荷時は1,440×1,080/60i/9MbpsのAVCHD記録に設定されている。
「逆光補正HDR」機能を搭載し最大3EVの高ダイナミックレンジを実現。露出アンダーとオーバーの2枚の写真を撮影しカメラ本体内で合成することで、逆光でも適正露出の写真撮影を可能にした。なお、同機能はデジタル一眼レフ“α”などに搭載されていたもので、“Cyber-shot”へ新たに搭載するにあたって改めて名称をつけたのだという。
高速連射で撮影した映像をつなぎ合わせてパノラマ写真を生成する「スイングパノラマ」は機能を強化して搭載。従来は均等幅で画像をつなぎ合わせていたが、今回から新たに被写体の顔と動きの検出機能を追加。動きのある部分は画像の幅を広くとるなど、つなぎ合わせる画像の幅をリアルタイムに変更することで、不自然なつなぎ合わせを回避できるようになった。
また、光学式手ブレ補正やHDMI端子も備えているほか、2008年秋モデルの「DSC-WX1」などから引き続いて「メカニカルシャッター」を採用。フル画像サイズでの秒間10コマという高速連写にも対応している。
なお、画像処理エンジンには「BIONZ」を搭載。そのほか「おまかせオート」などにも対応している。
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