日立、2番組同時録画対応で超解像も搭載のプラズマ/液晶“Wooo”XP05シリーズ

■DLNAサーバー機能を引き続き搭載。HDMI 1.4の新機能も

またネットワーク機能では、DLNAに準拠した「AVネットワーク」に対応。DLNA対応のPCやレコーダー内のコンテンツをネットワークで接続した本シリーズで再生するクライアント機能を備えていることはもちろん、Woooに録画した番組を、別室のAVネットワーク対応Woooなどで再生できるサーバー機能も備えている。録画テレビでDLNAのサーバー機能を備えているのはWoooだけだ。

なお、他社製のレコーダーで録画した番組をWoooのDLNAクライアント機能で再生する場合は、MPEG-2 TSで録画したものは行えるが、MPEG-4 AVC/H.264で録画した番組については機器やモードなどにより対応状況が異なる。

HDMI入力は4系統。HDMI 1.4の新機能である「Audio Return Channel」（ARC）に対応し、テレビとARC対応のAVアンプをHDMIケーブル1本で接続することで、テレビのデジタル音声をAVアンプに伝送することができる。また、これもHDMI 1.4からの新機能となる「Content Type」にも対応し、HDMI端子から入力した信号にシネマ/写真/テキスト/ゲームなどコンテンツの種類を区別するデータがあれば、テレビが自動的にそれぞれのコンテンツに適した画質に調整する。

またHDMI-CEC機能「Woooリンク」に対応しているほか、InstaPortも採用。あらかじめHDMI接続機器間の認証を行っておくことで、HDMI入力の高速切り替えが可能となる。

そのほか、SD/SDHCメモリーカードスロットも搭載。メモリーカード内の写真のスライドショー再生が行えるほか、AVCHD規格に準拠した動画の再生も可能となっている。