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EX200の後継機種で機能大幅強化

ソニー、3D/BDXL対応で「CREAS Pro」搭載のBDレコーダー上位機「BDZ-AX2000/1000」を発売

公開日 2010/08/26 13:00 ファイル・ウェブ編集部
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■新機能「My!番組表」などで録画操作性が向上

新たにEPGがフルハイビジョン表示に対応。リモコンの黄色ボタンでチャンネル表示数も9/7/4チャンネルから選択できる。また、チャンネル別番組表も備え、リモコンの緑ボタンから放送局ごとの1週間分の番組表示ができるようになった。

EPGがフルハイビジョン表示に対応

また、リモコンは従来比で縦を30mm短くしながらも使用頻度の高いボタンを大型化するなどで操作性を高めた「新・おまかせリモコン」を採用し、専用の「録画ボタン」を設けて番組表一発予約にも対応。EPGの番組一覧で録画したい番組にカーソルをあわせて「録画」ボタンを押すだけで録画予約および予約解除が行える。

さらに、好みのジャンルやキーワードに関連する番組だけを集めた専用番組表を作成できる「My!番組表」機能も新搭載。同機能では例えば、好きな芸能人名などを自分で入力できるほか、番組情報の「気になる人名」からの登録も可能。また、世間で話題の番組をピックアップする「みどころ特集」、ユーザーの好みを学習して分析する「おすすめ番組」といった項目も用意されている。

「My!番組表」の画面例

加えて、同機能では番組名だけでなく番組説明も一覧表示。もちろんこちらの番組表からもリモコンの「録画」ボタンによる一発予約が利用できる。

各番組の説明画面

そのほか、録画操作では日時指定検索予約にも新たに対応。曜日、時間、チャンネルを指定して番組を検索、録画予約することが可能になった。

日時指定検索予約にも新たに対応した

■アイコン増加で家族での共有も便利に

使い勝手の面では、「家族フォルダ機能」を新たに搭載。既存モデルでも、ハートや顔のマークを表示し、家族の誰が録画した番組なのかなどを区別できる機能を備えていたが、新モデルではこのマークによるフォルダ分けに対応した。

録画予約時にマークを指定することで家族の誰が録画したのかなどが分かりやすくなる

また、同機能ではアイコンの数を30に増加。家族用として使える顔アイコンも増やし、これまで「マーク1」などだったアイコンのプリセット名も「おとうさん」「男の子1」などにして、よりわかりやすいよう配慮した。

そして視聴に関する機能では、ダイジェスト再生の能力も強化。CMのみをスキップする「長め」の設定も行えるになった。

■スマートフォンやiPadなどとの連携も可能 - 「VHSリマスター」も

そのほか、“Handycam”を始めとするビデオカメラなどのデータをワンタッチで取り込める「カメラ取込み」ボタンも搭載。取り込んだ静止画などから簡単にスライドショーが作成できる「x-Pict Story HD」も、表紙の写真を選べたり、タイトルが入れられるようになるなど機能を強化している。

また、「体験空間」にてベータサービスとして無料提供している「Chan-Toru」にも対応。XperiaやiPhoneといったスマートフォンやiPadからのリモート録画予約や番組予約確認、録画リストの整理が行える。

「Chan-Toru」をXperiaで表示させたところ

そして従来機より引き続いてPSPや“Walkman”などへのワンタッチでのお出かけ転送や、DLNA機能のソニールームリンク、スカパー!HD録画に対応。お出かけ転送では、新たにVGA(640×480)解像度に対応。VGAのビットレートは1Mbps/2Mbpsから選択できる。圧縮にはMPEG-4 AVC/H.264を用いている。さらに転送時間の高速化も実現。1時間番組を転送する場合、従来機では2分程度だったが最速約1分に短縮した。なお、DLNAはクライアントのみの対応となる。

そのほか、ネットワーク機能ではアクトビラ ビデオ・フルやアクトビラ ビデオ・ダウンロードに対応。また、VHSテープの画質を向上させて保存できるダビング機能「VHSリマスター」も搭載する。さらに、「らくらくスタートメニュー」に「録画した番組を消す」というメニューを追加し、専用ボタンをリモコン中央に配置するなど操作性向上も行っている。

「録画した番組を消す」メニューが新規追加された

■音質対策も徹底

上位機は音質対策も徹底。筐体をフロントパネル一体型、4mm厚のアルミ天板とし、またフレームをビームで補強した「 新Xシャーシ」を採用することで剛性を高めている。BDZ-AX2000では、音質を高めたパルス電源やコンデンサー、基板も搭載。大型ACインレットやφ10mm電源ケーブルなども備えている。

HDMI出力では、音質対策をさらに進化させた「ジッタノイズ低減システム 4th」を搭載。BDZ-EX200で培ったノウハウを盛り込み、基板のレイアウトを工夫するなどの対策により、さらなる音質向上を図った。

実際のHDMI出力基板

また、BDZ-EX200で搭載した、オーディオ出力系専用のクロック生成回路をさらに進化させ、3D対応の「AV独立ピュアモード2」として搭載。まず、BDP-S5000ESにも搭載された高精度クロック回路、「プレシジョン クロック コンディショナー」(PCC)を採用してジッターを約3分の1に低減したほか、使用しないクロックの電源を切り、LSI内部までを見直した「オーディオピュアネスコントロール」も活用。これによりパルス信号に起因するスイッチング歪みを低減した。

さらに、音声基準のマスタークロックをもとに、音声用HDMI端子から出力する黒画のクロックを生成する新たな仕組みを搭載。これにより、オーディオクロックとビデオクロックとの比率(N/CTS)を安定させ、音質を高めることが可能になったという。

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルHDD+BD+DVDレコーダー
  • ブランドSONY
  • 型番BDZ-AX2000
  • 発売日2010年9月25日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格270,000円前後)
【SPEC】●記録可能メディア:BD-RE(2×まで)、BD-RE XL(2×まで)、BD-R(6×まで)、BD-R XL(4×まで)、DVD-RW (CPRM対応 6×まで)、DVD-R (CPRM対応 16×まで) ●内蔵HDD:HDD(2TB) ●映像記録方式:MPEG2、MPEG4-AVC ●音声記録方式:ドルビーデジタル(2ch/5.1ch)、MPEG2-AAC(DRモード時) ●チューナー:地上デジタル(CATV パススルー対応)×2、BS・110度CSデジタル×2 ●入出力端子:HDMI出力×2(金メッキ 1080 60p/24p対応)、D端子出力(金メッキ)×1、コンポジット映像入/出力(金メッキ)×1/1、S映像入/出力(金メッキ)×1/1、ステレオ音声入/出力(金メッキ)×1/1、デジタル音声出力(光/同軸 金メッキ)×各1、HDV1080i/DV入力×1、USB×1 ●消費電力:47W ●外形寸法:430Wx81Hx288Dmm ●質量:約6.3kg
  • ジャンルHDD+BD+DVDレコーダー
  • ブランドSONY
  • 型番BDZ-AX1000
  • 発売日2010年10月22日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格200,000円前後)
【SPEC】●記録可能メディア:BD-RE(2×まで)、BD-RE XL(2×まで)、BD-R(6×まで)、BD-R XL(4×まで)、DVD-RW (CPRM対応 6×まで)、DVD-R (CPRM対応 16×まで) ●内蔵HDD:HDD(1TB) ●映像記録方式:MPEG2、MPEG4-AVC ●音声記録方式:ドルビーデジタル(2ch/5.1ch)、MPEG2-AAC(DRモード時) ●チューナー:地上デジタル(CATV パススルー対応)×2、BS・110度CSデジタル×2 ●入出力端子:HDMI出力×2(金メッキ 1080 60p/24p対応)、D端子出力(金メッキ)×1、コンポジット映像入/出力(金メッキ)×1/1、S映像入/出力(金メッキ)×1/1、ステレオ音声入/出力(金メッキ)×1/1、デジタル音声出力(光/同軸 金メッキ)×各1、HDV1080i/DV入力×1、USB×1 ●消費電力:45W ●外形寸法:430Wx81Hx288Dmm ●質量:約6.1kg