Fanny WangブランドのDJ用/NCヘッドホンなど
<ヘッドフォン祭>Babyfaceに台数限定カラバリ登場/CEntranceの新USB-DAC「DACportLX」登場
10月29日、東京・青山のスタジアムプレイスで開催されたフジヤエービック主催「秋のヘッドフォン祭2011」。本稿ではシンタックスジャパン、CEntrance、メース、ナスペック、山陽化成、コニシス研究所、スフォルツァート、エムアイセブンジャパンのブースレポートをお届けする。
■シンタックスジャパン
シンタックスジャパンのブースには、RME社の192kHz/24bit対応のUSB2.0オーディオインターフェース「Babyface」の数量限定カラーバリエーションモデルが登場していた。
ピンクモデル(愛称は“Ladyface”)、とブルーモデルは11月末発売。ホワイト(愛称は“SNOW EDITION”)は12月頭の発売となる。価格は通常モデルと同じく、実売69,800円前後とのこと。「おかげさまでBabyfaceは多くの方々にご愛用いただいている。カラーバリエーションモデルを出すことで女性などより幅広い方々にも選んで貰いたい」(同社説明員)。
限定台数だが、「国内販売分は300〜500台程度になる見込み」とのこと。気になる方はぜひチェックを。
■CEntrance
CEntranceのブースには、USB-DACの新モデル「DACportLX」と「DACmini PX」が登場していた。
「DACport」と「DACportLX」は、ともに96kHz/24bitまで対応のDACを搭載。違いは、前者はヘッドホンアンプ付きだが後者は非搭載で、外付けヘッドホンアンプと組み合わせての使用が想定されている点だ。
独自の「AdaptiWave」高分解能USBオーディオ技術により、高品位なオーディオ再生を実現。内蔵のJitterGuardクロック管理システムは、10ppmの精度を持つミリタリースペックのクロック発振器を使用している。
「DACmini PX」は192kHz/24bit対応DACを搭載。USB出力時は96kHz/24bit
、同軸デジタル出力時は192kHz/24bitまでの出力に対応する。
既に発売中の「DACmini」との違いは、本機はクラスAヘッドホンアンプに加え、クラスDパワーアンプを搭載している点だ。出力は25W+25Wで、4Ω/8Ωのスピーカーに対応する。
日本での発売時期や価格などはこれから決まるとのことだった。
■メース
メースのブースでは、Fanny Wangブランドのヘッドホンをメインに展示していた。
今回はDJ用モデル「2001-Over Ear DJ」と、ノイズキャンセリングヘッドホン「3001-Over Ear ANC」という2つの新製品が登場。
「2001-Over Ear DJ」はバスブースト機能を備え、豊かな低音再生を実現するというモデル。また、曲送りなどが可能なリモコンマイクが付属している。
「3001-Over Ear ANC」は2つのマイクで騒音レベルを測り、最大95%以上騒音カット可能なノイズキャンセリングヘッドホン。バッテリーがなくなった際もパススルー動作する。ヘッドホンのケーブル部には、イヤホンやヘッドホンをもう1台接続できる「DUO JACK」を装備。複数のヘッドホンで同じ音楽を楽しむことができる。また、リモコンマイクも付属している。
両製品は価格未定。発売時期は「年内には発売したい」とのことだ。
■ナスペック
ナスペックのブースには、伊North Star Designの192kHz/32bit対応USB-DAC「Essensio Plus」などが登場していた。
「Essensio Plus」は192kHz/32bit対応USB-DACで、同社の「Essensio」にヘッドホンアンプとボリュームコントロール機能を追加したモデル。DACにはテキサス・インスツルメンツ社の「PCM1795」を、デジタルアップサンプラーは192/32対応のCirrus「CS8421」を採用している。
6つのデジタル入力を備え、アシンクロナスモード(非同期型)を採用。USB入力1系統とS/PDIF同軸デジタル入力2系統は192kHz/24bit まで対応、S/PDIF TOSLINK入力3系統は96kHz/24bitまで対応している。フロントパネルにはヘッドホン出力(6.35mm標準ステレオ端子)も備えている。
ブースにはそのほか英ケンブリッジ・オーディオの3D対応BDユニバーサルプレーヤー「Azur751BD」とUSB-DAC「Dac Magic」、オーストリア・Pro-Jectのヘッドホンアンプ「Head Box SE II」が登場。それぞれの機器を使ったデモンストレーションを体験できた。
■山陽化成
山陽化成は、USBなどの伝送時のノイズを除去するフィルターを展示している。
こちらは両端がUSB - USBタイプのものと、USB- iPod Dockコネクタのものの2種類を用意。ケーブルと機器の間に挟んで使用する。本機に搭載されたフィルターが、伝送時にDACに与えるノイズを除去してくれるという。USB- iPod Dockコネクタタイプは11月20日頃の発売を予定。予価は25,000円だが「発売時にはもう少し安くなる可能性もある」(同社説明員)とのことだ。
また、11月1日に発売を予定しているヘッドホンアンプ「35PP Aug」も参考出展されていた。こちらは特殊コネクタを搭載し、バランス出力が可能な点を特徴としたモデルとなっている。
■コニシス研究所
コニシス研究所は、USB-DACとプリメイン機能を搭載した「GIZMO 0215」と、同機種と合わせての使用を想定したスピーカー「TIYNY ORATOR SP01」を出展し、デモを行っている。
GIZMO 0215は、USB-DAC機能を内蔵したアンプ。DACは48kHz/16bitに対応している。パソコンとの接続を想定して外形寸法142W×45H×110Dmm、質量300gと小型軽量な点も特徴のひとつ。USBと外部電源端子のほか、スピーカー接続端子に加えて、ラインアウト、外部音源入力、ヘッドホンと3系統の3.5mmステレオミニ端子を搭載している。アンプ方式はアナログDCアンプで、出力は10W+10W(瞬間最大出力)。周波数特性が10Hzから50kHz。対応OSはWindows 2000以降と、Mac OS 9.1以降。
TIYNY ORATOR SP01は外形寸法が80W×130H×85Dmmで、質量が500g(1台)とコンパクトなスピーカー。インピーダンスは8Ωで能率が82.5dB。周波数特性は50Hzから20kHz、最大入力が10W。「たいへん小さいスピーカーだが、プロの方にも愛好していただいている」(同社説明員)とのことだ。
■スフォルツァート
スフォルツァートのブースでは、DLNAのDMRとして動作するネットワークオーディオトランスポート「DST-01」が出展され、ヘッドホンでの試聴を行うことができた。ハイエンドショウの際もコメントされていたが、現在第2弾製品を開発中とのことである。今後の登場を楽しみに待ちたい。
■エムアイセブンジャパン
エムアイセブンジャパンは、独PreSonus社の再生/録音/編集/マスタリングソフト「Studio One Pro」とUSBオーディオインターフェース「AudioBox VSL」などを出展し、デモを行っていた。
「Studio One Pro」はWindows(XP SP2以降)/Mac(OS X 10.5以降)に対応した64bit DAWソフト。次世代のオーディオエンジンによる高音質と、ハイスピードかつ高クオリティの音楽制作を実現する。DAWソフトは主にレコーディングを行うユーザーなどに向けた製品だが、ネットオーディオ環境でのリスニングソフトとしても使用できる。部屋特性を解析して最適化する機能を備えているのも特徴のひとつ。
また、LPやカセットなどの録音から書き出しまでを6ステップで行えるBIAS社のソフト「SoundSaver」もフィーチャーされていた。こちらを使えば、LPやカセットなどから音源を取り込み、ノイズ除去などの作業を行い、WAV(最大96kHz/32bit)やMP3(最大320kbps)ファイルとして書き出すことが可能。iTunesへダイレクト(AAC、AIFF、Appleロスレス、iTunes MP3、iTunes WAV)に一括書き出しすることもできる。CDDBから曲名などのメタ情報を取得できるため、簡単にデジタルアーカイブを行うことができる。
■シンタックスジャパン
シンタックスジャパンのブースには、RME社の192kHz/24bit対応のUSB2.0オーディオインターフェース「Babyface」の数量限定カラーバリエーションモデルが登場していた。
ピンクモデル(愛称は“Ladyface”)、とブルーモデルは11月末発売。ホワイト(愛称は“SNOW EDITION”)は12月頭の発売となる。価格は通常モデルと同じく、実売69,800円前後とのこと。「おかげさまでBabyfaceは多くの方々にご愛用いただいている。カラーバリエーションモデルを出すことで女性などより幅広い方々にも選んで貰いたい」(同社説明員)。
限定台数だが、「国内販売分は300〜500台程度になる見込み」とのこと。気になる方はぜひチェックを。
■CEntrance
CEntranceのブースには、USB-DACの新モデル「DACportLX」と「DACmini PX」が登場していた。
「DACport」と「DACportLX」は、ともに96kHz/24bitまで対応のDACを搭載。違いは、前者はヘッドホンアンプ付きだが後者は非搭載で、外付けヘッドホンアンプと組み合わせての使用が想定されている点だ。
独自の「AdaptiWave」高分解能USBオーディオ技術により、高品位なオーディオ再生を実現。内蔵のJitterGuardクロック管理システムは、10ppmの精度を持つミリタリースペックのクロック発振器を使用している。
「DACmini PX」は192kHz/24bit対応DACを搭載。USB出力時は96kHz/24bit
、同軸デジタル出力時は192kHz/24bitまでの出力に対応する。
既に発売中の「DACmini」との違いは、本機はクラスAヘッドホンアンプに加え、クラスDパワーアンプを搭載している点だ。出力は25W+25Wで、4Ω/8Ωのスピーカーに対応する。
日本での発売時期や価格などはこれから決まるとのことだった。
■メース
メースのブースでは、Fanny Wangブランドのヘッドホンをメインに展示していた。
今回はDJ用モデル「2001-Over Ear DJ」と、ノイズキャンセリングヘッドホン「3001-Over Ear ANC」という2つの新製品が登場。
「2001-Over Ear DJ」はバスブースト機能を備え、豊かな低音再生を実現するというモデル。また、曲送りなどが可能なリモコンマイクが付属している。
「3001-Over Ear ANC」は2つのマイクで騒音レベルを測り、最大95%以上騒音カット可能なノイズキャンセリングヘッドホン。バッテリーがなくなった際もパススルー動作する。ヘッドホンのケーブル部には、イヤホンやヘッドホンをもう1台接続できる「DUO JACK」を装備。複数のヘッドホンで同じ音楽を楽しむことができる。また、リモコンマイクも付属している。
両製品は価格未定。発売時期は「年内には発売したい」とのことだ。
■ナスペック
ナスペックのブースには、伊North Star Designの192kHz/32bit対応USB-DAC「Essensio Plus」などが登場していた。
「Essensio Plus」は192kHz/32bit対応USB-DACで、同社の「Essensio」にヘッドホンアンプとボリュームコントロール機能を追加したモデル。DACにはテキサス・インスツルメンツ社の「PCM1795」を、デジタルアップサンプラーは192/32対応のCirrus「CS8421」を採用している。
6つのデジタル入力を備え、アシンクロナスモード(非同期型)を採用。USB入力1系統とS/PDIF同軸デジタル入力2系統は192kHz/24bit まで対応、S/PDIF TOSLINK入力3系統は96kHz/24bitまで対応している。フロントパネルにはヘッドホン出力(6.35mm標準ステレオ端子)も備えている。
ブースにはそのほか英ケンブリッジ・オーディオの3D対応BDユニバーサルプレーヤー「Azur751BD」とUSB-DAC「Dac Magic」、オーストリア・Pro-Jectのヘッドホンアンプ「Head Box SE II」が登場。それぞれの機器を使ったデモンストレーションを体験できた。
■山陽化成
山陽化成は、USBなどの伝送時のノイズを除去するフィルターを展示している。
こちらは両端がUSB - USBタイプのものと、USB- iPod Dockコネクタのものの2種類を用意。ケーブルと機器の間に挟んで使用する。本機に搭載されたフィルターが、伝送時にDACに与えるノイズを除去してくれるという。USB- iPod Dockコネクタタイプは11月20日頃の発売を予定。予価は25,000円だが「発売時にはもう少し安くなる可能性もある」(同社説明員)とのことだ。
また、11月1日に発売を予定しているヘッドホンアンプ「35PP Aug」も参考出展されていた。こちらは特殊コネクタを搭載し、バランス出力が可能な点を特徴としたモデルとなっている。
■コニシス研究所
コニシス研究所は、USB-DACとプリメイン機能を搭載した「GIZMO 0215」と、同機種と合わせての使用を想定したスピーカー「TIYNY ORATOR SP01」を出展し、デモを行っている。
GIZMO 0215は、USB-DAC機能を内蔵したアンプ。DACは48kHz/16bitに対応している。パソコンとの接続を想定して外形寸法142W×45H×110Dmm、質量300gと小型軽量な点も特徴のひとつ。USBと外部電源端子のほか、スピーカー接続端子に加えて、ラインアウト、外部音源入力、ヘッドホンと3系統の3.5mmステレオミニ端子を搭載している。アンプ方式はアナログDCアンプで、出力は10W+10W(瞬間最大出力)。周波数特性が10Hzから50kHz。対応OSはWindows 2000以降と、Mac OS 9.1以降。
TIYNY ORATOR SP01は外形寸法が80W×130H×85Dmmで、質量が500g(1台)とコンパクトなスピーカー。インピーダンスは8Ωで能率が82.5dB。周波数特性は50Hzから20kHz、最大入力が10W。「たいへん小さいスピーカーだが、プロの方にも愛好していただいている」(同社説明員)とのことだ。
■スフォルツァート
スフォルツァートのブースでは、DLNAのDMRとして動作するネットワークオーディオトランスポート「DST-01」が出展され、ヘッドホンでの試聴を行うことができた。ハイエンドショウの際もコメントされていたが、現在第2弾製品を開発中とのことである。今後の登場を楽しみに待ちたい。
■エムアイセブンジャパン
エムアイセブンジャパンは、独PreSonus社の再生/録音/編集/マスタリングソフト「Studio One Pro」とUSBオーディオインターフェース「AudioBox VSL」などを出展し、デモを行っていた。
「Studio One Pro」はWindows(XP SP2以降)/Mac(OS X 10.5以降)に対応した64bit DAWソフト。次世代のオーディオエンジンによる高音質と、ハイスピードかつ高クオリティの音楽制作を実現する。DAWソフトは主にレコーディングを行うユーザーなどに向けた製品だが、ネットオーディオ環境でのリスニングソフトとしても使用できる。部屋特性を解析して最適化する機能を備えているのも特徴のひとつ。
また、LPやカセットなどの録音から書き出しまでを6ステップで行えるBIAS社のソフト「SoundSaver」もフィーチャーされていた。こちらを使えば、LPやカセットなどから音源を取り込み、ノイズ除去などの作業を行い、WAV(最大96kHz/32bit)やMP3(最大320kbps)ファイルとして書き出すことが可能。iTunesへダイレクト(AAC、AIFF、Appleロスレス、iTunes MP3、iTunes WAV)に一括書き出しすることもできる。CDDBから曲名などのメタ情報を取得できるため、簡単にデジタルアーカイブを行うことができる。