パイオニアは“次世代STB”参考展示
CATV展示会「ケーブルコンベンション」「ケーブル技術ショー」開幕 − 各社が次世代STBや新技術を展示
■モトローラはHTML5を使ったVODソリューションなどを紹介
モトローラでは、VODサービス用UIを容易にカスタマイズして構築できるソフトウェア「DREAM GALLEY」などのデモを実施。HTML5を利用したクラウドベースのソリューションで、VODサービス向けのカスタマイズされたナビゲーションを簡単に構築できるようにするというもの。
テレビ、パソコン、タブレット、スマートフォンといったマルチスクリーンに対応しており、各再生端末に合わせたUIを容易に提供できる。世界で25社以上のIPTVオペレーターやケーブルオペレータに採用されているという。
また、マルチスクリーンへの対応については、端末に合わせたビットレートを自動で判断してコンテンツ配信できるようにするソリューション「SECUREMEDIA」も紹介。さらに、メタデータやユーザー情報を活用してユーザーの好みにあったコンテンツをプロモーションできるようにする「MERCHANDISER」の紹介も行っている。
イベント初日の本日はブースでのメディア向けプレゼンテーションにモトローラ・モビリティ・ジャパン代表取締役社長の鈴木寛氏も登場。「今まではSTBやモデムといった、どちらかというと“今”の収益源となるようなものを紹介させていただくことが多かったが、今回は色々なソフトウェアなど、CATV事業者にとって新しい収益源となるようなものを展示している」とブースでの展示内容を紹介する。
また、Googleによる買収についても触れ「マネージメントも新しくなり、Google色が出てきた、新しい方針でやっている。ゆっくりブースをご覧いただければと思う」とあいさつした。